カレンダーには、普段使わない言葉や聞いたことはあるけど意味が分からない、そういった単語がありますよね。
たとえば、立春や大寒、こういう言葉はニュースなどでもよく聞きます。
春分・秋分は祝日にもなっていますし、冬至といえば、かぼちゃや柚子湯です。
その一方で、小満・霜降は、読み方から悩むような言葉です。
自称、漢検2級の私としては、気になることもいっぱい。(関係ないか)
これらは、すべて二十四節気(にじゅうしせっき)という1年を24つの季節に分けた名称です。
そこで本日は、二十四節気とはどういうものなのか、その由来やそれぞれの季節について分かりやすくお伝えしていきます!
二十四節気とは
二十四節気という季節の分け方は、中国の戦国時代(紀元前403年~紀元前221年)に生まれたとされています。
やがて中国から日本に伝わり、江戸時代から広く使われるようになりました。
かつては、農作業の目安でもあり、生活とのかかわりも深いものでした。
現在でも、その頃の名残から、季節の変わり目を知らせるものとしてニュースなどで使われています。
では、二十四節気の由来について、詳しく見ていきましょう。
二十四節気と暦
現在、私たちが日々見ているカレンダーは、太陽の動きをもとにしたグレゴリオ暦です。
グレゴリオ暦では、1年は、365日ですが、これは地球が太陽の周りを1周する期間です。
今では、太陽暦が当たり前となっていますが、そうなったのは、けっこう最近のことなのです。
日本が、グレゴリオ暦を公式のカレンダーと定めたのは、明治6年。
それ以前は、月の満ち欠けを1ヶ月とする太陰暦が、暦として使われていました。
グレゴリオ暦は太陽、太陰暦は月。
ベースにする天体が違いますから、太陰暦とグレゴリオ暦では1年の長さが違ったのです。
2つの暦の1年の長さ
- 太陰暦の1年は354.3671日間
- 太陽暦の1年は、365.3671日
2つの暦の1年は、11日も差があることが分かりますよね。
この差が大きく影響するのは、季節のずれです。
春夏秋冬の四季は、太陽と地球の位置関係の変化からもたらされるもの。
つまり、地球が太陽の周りを1周することは、季節が一巡することでもあるのです。
現在は、太陽暦ですので、1年の長さを季節の移り変わりが一致しています。
これを月の満ち欠けがベースの太陰暦に置き換えるとどうなるでしょう?
太陰暦は、太陽暦より11日短かったですよね。
太陰暦(旧暦)の1月1日を新暦に置き換えると、ある年は1月の20日過ぎ、ある年は2月の半ばと約1ヶ月のずれが生じます。
暮らしは月がベースの太陰暦で何とかなっても、困るのが農作業です。
種まきの時期が1ヶ月ずれては、育つものも育たないということが起こりえます。
天候(季節)と太陰暦のずれを埋めるために考え出されたのが、太陽の動きをもとにした二十時節気なのです。
二十四節気と日本の気候
そのため、どうしても日本の気候と合わない点が出てきてしまいます。
それを補うために作られたのが、土用や八十八夜などの「雑節(ざっせつ)」。
二十四節気と雑節、ともに季節を知るために使われてきましたが、成り立ちは大きく違っていたのですね。
二十四節気と太陽の動き
二十四節気は、地球から見た太陽の動きである黄道を15度に24等分する方式をとります。
この15度を移動する期間に名称をつけ、天候の影響を受けやすい農作業の目安とされてきました。
黄道とは
実際には、地球が太陽の周りを公転しているのですが、地球を中心に太陽が動いていると考えた時の太陽の道筋のことです。
二十四節気は日にちを指すこともあります
「今日は1年で最も暑いとされる大暑です。」とニュースで聞いたことありませんか?
「大暑」は、夏の二十四節気ですが、ある特定の1日のことだと思われている方も多いかもしれません。
正確には、二十四節気は、特定の1日ではなく、約15日間ある季節の区切り。
ニュースで使われる「大暑」は、大暑が始まる日である節入り日を指しています。
特に大きな区切りの八節(はっせつ)
二十四節気には、特に大きな季節の区切りとされている「八節」があります。
- 四立(しりゅう) ⇒ 四季の始まりにあたる立春・立夏・立秋・立冬
- 二至二分(にしにぶん) ⇒昼夜の時間がほぼ同じとなる春分・秋分、1年のうちで昼間の時間が最も長い夏至、同じく夜の時間が最も長い冬至
四立と二至二分をひっくるめて八節です。
さすがに、よく耳にしますし、今でも季節の移り変わりを知る目安として根付いているものばかりですね。
二十四節気全ての簡単説明
二十四節気は、春・夏・秋・冬の四季に、6つずつの節気が割り当てられています。
江戸時代は、農耕が社会を支えていました。
農耕に欠かせないのは太陽を中心とした季節の変動を正しく知ること。
一方、生活で使われていたのは、月の動きが分かる暦。
二十四節気が、種まきをして作物を育て収穫するうえで、いかに大事か、それぞれの説明を知るとよく分かるような気がします。
春をあらわす二十四節気
立春(りっしゅん)
2月4日~2月18日ごろ
旧暦の1年の始まり。暦の上では、この日から春が始まる。
厳しい寒さの中に春の気配が感じられる頃。 節分や八十八夜などの「雑節」は、立春から数えて何日目かで日にちが決まる。
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立春と書いて、“りっしゅん”と読みます。 立春と節分は、同じ日と混同されることもありますが、節分は立春の前日、つまり大寒の最終日の日のことです。 本来は立夏・立秋・立冬の前日も節分なのですが、近年では ...
雨水 (うすい)
2月19日~3月4日ごろ
陽射しの暖かさが増し、雪や氷が溶けてはじめ、雪が雨に変わる季節。
春一番が吹き、草木も芽吹き始める。
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雨水と書いて、“あまみず”と読みたいところですが、“うすい”と読みます。 昔の季節の分け方である二十四節気の一つです。 漢字から、てっきり梅雨の時期かと思いきや、2月の下旬から3月の上旬にあたります。 ...
啓蟄 (けいちつ)
3月5日~3月19日ごろ
冬眠していた虫や蛙が目覚め、地表に這い出して来る季節。
実際に、虫たちが地表に表れるのは、1日の気温が10度を超える必要があるので、もう少し先。
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啓蟄と書いて、 “けいちつ”と読みます。 “虫や蛙が冬眠から目覚めて地上に出てくる”自然現象を指す言葉ですが、季節の区分である二十四節気の一つです。 時期としては3月中旬から下旬。 子どもの頃に住んで ...
春分 (しゅんぶん)
3月20日~4月3日ごろ
太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる日。北半球では、春分の日から夏至まで、昼間の時間が長くなる。
春分の日を真ん中に、前後7日間が「春の彼岸」。「暑さ寒さも彼岸まで」、本格的に暖かくなりだす。
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春分と言えば、秋分と並んで昼と夜の長さがほぼ同じになる日として知られていますね。 そして、お墓参りのお彼岸の時期でもあります。 昼と夜の長さが一緒になる春分と秋分の日は、真東から太陽が昇り、真西に沈む ...
清明 (せいめい)
4月4日~4月19日ごろ
すべてのものが明るく生き生きとして、清らかに見える季節。桜の満開もこの時期で、多くの花が楽しめる時期。
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清明と書いて、“せいめい”と読みます。 ”清らかで明るい”と、光がキラキラしている様子や、澄んだ川のせせらぎといった春の様子が浮かんでくるようです。 そんな清明ですが2023年はいつからいつまででしょ ...
穀雨 (こくう)
4月20日~5月4日ごろ
穀物を育む春の雨が降る季節。 田畑の種まきに適した時期。
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穀雨と書いて、“こくう”と読みます。 一年を24つにわける昔の季節の区分、二十四節気の一つです。 字を見るだけで、“育む”、“恵み”というイメージを受けるような気がしませんか。 同時に、緑が風でさやさ ...
夏をあらわす二十四節気
立夏 (りっか)
5月5日~5月19日ごろ
暦の上では、この日から夏が始まる。山の新緑が目にまぶしく、夏の気配が感じられる季節。
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立夏と書いて、“りっか”と読みます。 「立」と四季の組み合わせは、立夏の他に立春・立秋・立冬があり、四立(しりゅう)と呼ばれるもの。 四立は、暦の上での季節の変化を示しています。 立夏は、過ごしやすい ...
小満 (しょうまん)
5月20日~6月4日ごろ
陽気もよく、草木などが勢いよく伸びる季節。西日本は梅雨のはしり。田植えの準備が始まる。
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小満と書いて、“しょうまん”と読みます。 1年を24の季節に分ける二十四節気の一つで、時期としては5月中旬から6月上旬にあたります。 気候としては、梅雨入り前で一年でも過ごしやすいのですが、ゴールデン ...
芒種 (ぼうしゅ)
6月5日~6月20日ごろ
麦や稲など、穂先に芒(のぎ、とげのようなもの)がある穀物を植える季節。6月11日ごろに入梅(にゅうばい:つゆいり)する。
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芒種と書いて、ぼうしゅ”と読みます。 芒種とは、田植えの時期を表しており、稲を育てるうえでとても大切な時期なのです。 そんな芒種は、2023年はいつからいつまででしょうか。 本日は芒種にまつわる事柄に ...
夏至 (げし)
6月21日~7月6日ごろ
北半球では、昼間の時間が最も長い日。この日から冬至まで、昼間の時間が短くなっていく。
梅雨の真っただ中。
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1年中で、昼が最も長くなる日、それが夏至ですね! 夏至とは反対に、昼が最も短く、夜が最も長くなる日が冬至。 冬至には、柚子湯やかぼちゃなど、誰もが知っている風習が多くありますが、夏至にはこれといった風 ...
小暑 (しょうしょ)
7月7日~7月22日ごろ
梅雨明けの季節。本格的に暑くなり始める。
蝉の声が聞こえ始める。
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小暑2023年はいつ?一目でわかるカレンダーで詳しく紹介!
小暑と書いて、“しょうしょ”と読みます。 小さく暑いと書くだけあって、小暑は一年で最も暑い暑中の前半にあたります。 二十四節気の中には、どういう季節なのか分からない名称が多い中、小暑は分かりやすい名称 ...
大暑 (たいしょ)
7月23日~8月6日ごろ
梅雨も明けて、夏の暑さがピークとなる季節。
夏バテ予防に、うなぎを食べる土用の丑の日はこの時期。
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大暑と書いて、たいしょ、もしくはだいしょと読みます。 大暑と言う字を見るだけで、すでに暑さが漂ってきますね。 動物園の白くまに氷の柱をプレゼントというニュースを例年見ますが、このイベントはちょうど大暑 ...
秋をあらわす二十四節気
立秋 (りっしゅう)
8月7日~8月22日ごろ
暦の上では、この日から秋が始まる。
実際には、まだまだ暑さの厳しい時期。立秋を境に、残暑見舞いに変わる。
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立秋2023年はいつ?暦の上の秋の始まりをカレンダーで詳しく紹介!
立秋と書いて、”りっしゅう”と読みます。 “秋が立つ”とあるように、暦の上では立秋から秋が始まります。 まだまだ夏で暑さも盛りの時期ですが、夏に出す挨拶状も、立秋の日を境に暑中見舞いから残暑見舞いへと ...
処暑 (しょしょ)
8月23日~9月6日ごろ
暑さが止むとされる季節。お盆を過ぎると、朝夕に涼しい風を感じることも。
台風の到来シーズンでもある。
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処暑2023年はいつ?暦で暑さが収まる日をカレンダーで詳しく紹介!
処暑と書いて、”しょしょ”と読みます。 季節を表わす二十四節気の中の一つですね。 「暑」という字が入っていますが、夏ではなく秋の季節をあらわしています。 日中の暑さもピークを過ぎて、朝晩はすっかり秋の ...
白露 (はくろ)
9月7日~9月21日ごろ
朝露がおりて、草が濡れる季節。ようやく秋の気配が感じられる頃。
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白露2023年いつ?一目でわかるカレンダーで詳しく紹介!
白露と書いて、” はくろ”と読みます。 とても美しく趣きのある言葉ですね。 中国で秋をあらわす色である白が使われている白露は、二十四節気では立秋から数えて3番目の秋の季節です。 立秋は、8月の中旬です ...
秋分 (しゅうぶん)
9月22日~10月7日ごろ
節入り日が秋の彼岸の中日。太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜がほぼ等しくなる日。
北半球では、秋分の日から冬至まで、夜の時間が長くなる。
「彼岸」は、「現世を離れ極楽浄土の岸に到る」という仏教用語。
お墓に参って、先祖を供養する週間。
寒露
10月8日~10月22日ごろ
秋が深まり、朝晩に冷たい風が吹き始める季節。稲の収穫も終わり、木々が紅葉しはじめる。
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寒露2022年はいつ?秋の到来の節気をカレンダーで簡単チェック!
寒露と書いて、”かんろ”と読みます。 「寒」という字から、冬という印象を受けますが、実は秋の季節の一つで、時期としては10月です。 近ごろは残暑が長引く傾向にあるので、10月に入っても日中に30度を超 ...
霜降 (そうこう)
10月23日~11月6日ごろ
朝夕が冷え込み、山間部では霜が降りる季節。紅葉も色づきを深め、冬を迎える準備に入る。
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霜降2022年はいつ?暦の秋の終わりをカレンダーで確認しよう!
霜降と書いて、”そうこう”と読みます。 漢字からわかるとおり、霜が降る時期のことで、季節的には晩秋にあたります。 ですが、実際の天候からすると、霜が降るともう初冬という気がします。 そんな季節感のずれ ...
冬をあらわす二十四節気
立冬 (りっとう)
11月7日~11月21日ごろ
暦の上では、この日から冬が始まる。
木枯らしが吹き、早いところでは初雪が降る所も。
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立冬2022年はいつ?暦の冬の始まりをカレンダーでチェック!
立冬と書いて、”りっとう”と読みます。 冬が立つという字からも想像できるように、冬の始まりを意味しますが、季節の始まりを「立つ」と擬人化しているところが面白いですね。 冬には、「冬将軍」という言葉もあ ...
小雪 (しょうせつ)
11月22日~12月6日ごろ
冷え込みが厳しくなる季節。木々も葉を落として枝だけになり、平野部でも初雪の便りがある。
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小雪2022年はいつ?一目でわかるカレンダーで詳しく紹介!
小雪と書いて、“こゆき”ではなく、”しょうせつ”と読みます。 そんな読み方、普段、しませんよね。 これまた、季節をあらわしている二十四節気の一つですが、なかなかマイナーな存在です。 立冬に次にくる冬の ...
大雪 (たいせつ)
12月7日~12月20日ごろ
本格的な冬が始まる。池や川の水が凍り始め、寒い地方の積雪が深くなる季節。
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大雪2022年はいつ?本格的な冬の到来をカレンダーでチェック!
大雪と書いて、“おおゆき”ではなく、”たいせつ”と読みます。 二十四節気で、他に“大”の字がつくのは大寒・大暑の二つ。 この二つは耳にする機会が多いですが、“大雪”はあまり知られていないのではないでし ...
冬至 (とうじ)
12月21日~1月4日ごろ
1年中で最も夜の時間が長い日。この日から夏至まで、昼間の時間が長くなっていく。
冬至かぼちゃを食べ、柚子湯に入る風習が有名。
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冬至と書いて、”とうじ”と読みます。 冬至と言えば、柚子風呂、かぼちゃを食べるなど、思い浮かぶ習慣が多いですね。 冬至は、一年で最も昼が短くなる日であると同時に、冬至を境に昼が再び長くなっていく日。 ...
小寒 (しょうかん)
1月5日~1月19日ごろ
この日を「寒の入り(かんのいり)」という。寒さが厳しさを増し、「節分」までの1か月が「寒」の期間。
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小寒2023年はいつ?寒中の始まりをカレンダーで詳しく紹介!
小寒と書いて、“しょうかん”と読みます。 1月の上旬から中旬が小寒にあたりますが、冬の寒さが一層厳しい寒中の始まりですね。 冬休みやお正月休みも終わり、学校や会社も始まります。 受験生にとっては、いよ ...
大寒 (だいかん)
1月20日~2月3日ごろ
1年で最も寒い季節。1の最低気温が観察されるのもこの時期のことが多い。
「立春」を迎えることを「寒明け」という。
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大寒と書いて、“だいかん”と読みます。 字からも分かるとおり、寒さが最も厳しい時期をあらわします。 大学入試が本番を迎えるこの時期は、雪が降ることも多く、例年のように、雪の影響で試験の開始時刻に影響が ...
まとめ
二十四節気とは、中国の戦国時代(紀元前403年~紀元前221年)に生まれた季節の分け方です。
それが日本に伝わり、江戸時代の頃から広く使われるようになりました。
江戸時代の日本は月の動きをもとに作られた太陰暦を暦に採用していましたが、季節の移り変わりは地球が太陽の周り1周する公転周期で移り変わっていきます。
現在、私たちが使っている暦は、太陽暦ですので、公転周期が1年の長さになります。
- 太陰暦の1年は354.3671日間。
- 太陽暦の1年は、365.3671日。
太陰暦と太陽暦は毎年11日のずれがあります。
太陰暦(旧暦)の1月1日を新暦に置き換えると、ある年は1月の20日過ぎ、ある年は2月の半ばと約1ヶ月のずれが生じます。
天候の影響を受けやすい農作業にとっては、1ヶ月のずれは重大です。
天候(季節)と太陰暦のずれを埋めるために考え出されたのが、太陽の動きをもとにした二十時節気なのです。
二十四節気は、農業を営む上でも大切な目安とされてきたのでした。