夏至2018年はいつ?一目でわかるカレンダーで詳しく紹介!


昼間の時間が1年の中で、最も長くなる日。それが夏至ですね!

反対に昼間の時間が最も短くなる日は冬至。冬至には、柚子湯やかぼちゃなど、誰もが知っている風習が多くありますが、冬至と対となる夏至には、あまりそういう風習はないようです。

冬至は、昔の人にとっては、これから昼の時間が長くなるという喜びが大きい日だったのかもしれませんね。

それに比べると、夏至は梅雨の合間ですし、昔は農作業で忙しい時期だったでしょうし、あれやこれやと何かを行うにはタイミングが悪かったのかもしれません。

ですが、やはり夏至も大きな節目です。例年いつ頃が夏至なのか、夏至とはどういう季節なのかなど。本日は夏至にまつわる事柄についてピックアップしてお届けしていきます。

スポンサーリンク

夏至の由来と時期

二十四節気夏至top
夏至とは、日本が太陰暦だったころに、季節の移り変わりを知るために使っていた二十四節気という区分の一つです。

夏至の日というのは、この夏至という時期の始まる日(節入り日)のことです。

夏至という場合、節入り日の当日のみを指すこともありますが、本来は約15日間の期間を意味します。

2018年の夏至はいつ?

2018年の夏至の日(節入り日)は6月21日です。
2018年の夏至の期間は6月21日から7月6日までです。

夏至カレンダー2018

年によって1日前後しますが、例年6月21日ごろから始まり、次の二十四節気・小暑(げし)の前日にあたる7月6日ごろまでが夏至の時期になります。

二十四節気とは?簡単に24つ全部を説明!

2017.07.10

夏至とはこんな季節

夏至は、立夏から数えて4番目の夏の二十四節気です。

北半球では、1年で最も昼間の時間が長い日が夏至の日です。たしかに、夏至の時期は夜の7時になっても、空がまだ明るいので、日の長さを実感することができますね。

この日から、また冬至に向かって、少しずつ昼の時間が短くなっていきますが、暑さはこれからが本番です。長い日照時間に、空気全体がゆっくりと温められて、8月に気温はピークを迎えます。
昼と夜

夏至にあたる七十二候

二十四節気をさらに5日ごとの季節に分類した七十二候では、夏至は次のような季節になります。

乃東枯(なつかれくさかるる)

6月21日から6月25日頃は、冬至の時期に芽吹いた「靭草(うつぼぐさ)」が枯れる時期になります。

「乃東(だいとう)」とは、靭草の昔の呼び名で、中国で使われている名称(漢名)です。靭草は、また「夏枯草(かこそう・なつかれくさ)」とも呼ばれます。利尿や消炎作用がある生薬として用いられます。

夏の花が色鮮やかな時期に枯れることから、「夏枯草」と言いますが、実際に枯れるのは8月に入ってからになります。夏至の時期は、薄紫の花を咲かせます。

菖蒲華(あやめはなさく)

6月26日から6月30日頃は、菖蒲(あやめ)が花を咲かせる頃で、アヤメが咲くと梅雨が来ると言われる花です。

ところで、アヤメには、とても似ていて見分けが難しい花が2つあります。かきつばたと花菖蒲のことですね。

この3つの花、ともにアヤメ科に属していますので、似ているのも無理はないのですが、アヤメと花菖蒲は咲く時期も同じ夏至の頃。かきつばたは少し早く5月に花を咲かせます。

ここで3つの花の見分け方のポイントをご紹介しましょう。

  • アヤメは、花びらに網目の模様があり、アヤメという名前の由来にもなっています
  • 花菖蒲は、花の付け根の色が黄色です
  • かきつばたは、花の付け根に一筋の線が入っています

端午の節句の菖蒲湯(しょうぶゆ)で使うのは、全く違う植物でサトイモ科の薬草になります。アヤメや花菖蒲のような華やかな花ではなく、穂のような素朴な花を咲かせるのだそうですよ。

アヤメ

半夏生(はんげしょうず)

7月1日から7月6日頃は、「烏柄杓(からすびしゃく)」が生える時期です。

「半夏(はんげ)」は、烏柄杓の中国での名称(漢名)です。サトイモ科の多年草で、田畑に生える雑草ですが、毒を含んでいます。しかし、根茎は生薬として用いられ、吐き気やつわりをおさめる効能があるのだとか。

この時期は、地面が毒を持っていて、烏柄杓の毒は地面の毒を吸うからと考えられていました。そのため、烏柄杓が生えると、毒気が立ち込めるとして井戸に蓋をしたそうです。

また、七十二候の「半夏生(はんげしょうず)」から生まれたのが雑節(ざっせつ)の「半夏生(はんげしょう)」。同じ漢字で、“ず”が付くか付かないかだけなので、アヤメと花菖蒲以上にややこしいですね(笑)。

「はんげしょう」は、夏至の日から数えて11日目を指します。つまり「はんげしょうず」の始まる日ですね。農家にとっては、田植を終える節目の日です。

梅雨もそろそろ終わりを迎えるこの時期は、半夏雨(はんげあめ)と呼ばれる大雨が降りやすい時期です。そうした気候もあって、半夏雨までには田植えを終わせないといけなかったのかもしれませんね。
蛙の田植

スポンサーリンク

夏至の時期の気象データ

夏至が1年で昼間の時間が最も長い日というのは、確か小学校で習ったような記憶があります。

今まで知識として持っていただけでしたが、夏至と冬至では、どれだけ昼間の時間に違いがあるのかを調べてみることにしました。

下記の6都市の2017年の夏至と冬至の昼間の時間とその差を調べて表にしましたのでご覧ください。

都市夏至冬至差異
札幌15:239:006:23
東京14:359:454:50
名古屋14:329:484:44
大阪14:299:504:39
福岡14:239:564:27
沖縄13:4710:303:17

*国立天文台「こよみの計算」から

東京でだと夏至と冬至では昼間の時間が4時間50分も違うのですね!緯度の高い札幌では6時間半近くも違ってきます。

たしかに、日の出と入りには季節の変化を感じることがありますが、こんなに夏至と冬至で昼間の時間が違うとは思っていなかったので、驚いています。

ここで、むくむくと1年通じてどれだけ昼間の時間が変化していくのか気になってきました(笑)。ここは、自分の生活感覚との照らし合わせもあって、京都の1年間の昼間の時間の変化をグラフにしています。

京都の昼間の時間グラフ
*2018年の二十四節気の節入り日の昼間の時間を国立天文台「こよみの計算」からお借りしてきました

“きれいに釣り鐘式のグラフだわ”と元の数値をボーっと見ていて、意外なことにまた気づいてしまいました。夏至・冬至というからには、日の出と日の入りも一番早い・遅いかと思ったら、必ずしもそうでもないんですね。

日の出が一番遅いのは、冬至ではなく小寒ですし、日の入りが一番早いのも冬至ではなく大雪。
日の出は、夏至と芒種が同じ時刻で一番早いですが、日の入りも夏至と小暑が一番遅い時刻です。

単純に、日の出と日の入りが一番早い遅いの組み合わせで、昼間の時間が一番長かったり短かったりしないというのは、私としては大発見でした!(え?中学の地学で習うことですか?)

スポンサーリンク

夏至の時期の雑学

夏至祭夫婦岩
夏至と対になる冬至には、柚子湯やカボチャなど食べると良いとされる物も多かったですが、夏至はやはり農家が田植の忙しい時期だったせいか、そうした風習は多くありません。

夏至というわけではないですが、雑節の半夏生(はんげしょう)には、豊作を祈って食べる物が風習として伝わる地域があります。いくつか代表的なものをご紹介しますね。

  • 関東の「焼き餅」⇒収穫した小麦から作った焼き餅で豊作を祈願する
  • 関西の「タコ」⇒タコの足が吸い付くように、稲が大地に根付くことを願う
  • 奈良県の「半夏生餅」⇒田植えが無事に終わったことを感謝して、田の神様にお供えして、皆で食べる
  • 香川県の「半夏うどん」⇒田植えを終えた半夏生には半日の骨休みをとり、その時に新麦でうどんを作り食べる

私は関西のタコぐらいしか知らなかったので、地域性があって面白いなと思いました(笑)。

夏至祭

緯度が高く、太陽の陽射しが貴重な北欧では、各地で「夏至祭」が開かれます。日本でも三重県二見浦の夏至祭が有名ですね。

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の夏至祭

三重県・二見興玉神社の境内にある夫婦岩。多くの人が伊勢神宮参拝の際に訪れる場所ですね。

夏至の時期、夫婦岩の間から朝日が昇ってきます。夏至の日には、午前3時30分から夏至祭が始まり、日の出の時刻(午前4時40分ごろ)に合わせて禊神事が始まります。

夏至の頃だけの特別な風景ですね。

北欧の夏至祭

日照時間が短い北欧では、夏至は冬至と並んで大切な日です。スウェーデンやフィンランドでは、夏至に最も近い土曜日と、その前日の金曜日が祝日となるぐらい大切にされています。

夏至を祝うために、各地の町や村では中心の広場に、樹木の葉や花で飾り付けた柱をおいて、その周りでたき火をたき、一晩中踊りあかします。

また、北欧の夏至祭には、恋や結婚にまつわる言い伝えが多いという特徴があります

  • スウェーデン⇒女性が7種類の草花を枕の下に置いて寝ると恋が叶う
  • フィンランド⇒女性が7種類または9種類の花を摘んで枕の下に置くと、未来の夫との出会いが約束される
  • ロシア・ウクライナ・ベラルーシ⇒夏至祭でかぶっていた花の冠を一緒に川に流して、離れなかったら2人は結ばれる
  • リトアニア⇒恋人同士が手を繋いで広場のたき火を飛び越えると、2人は結婚できる

なんだか微笑ましいですね!

夏越の祓(なごしのはらえ)

夏至の時期にあたる6月の末日(晦日・みそか)は、各地の神社で行われる「夏越の祓」の日です。

「夏越の祓」は、12月の大晦日(おおみそか)と同じく、「大祓(おおはらえ)」の日で、半年間の罪や厄災を人形(ひとがた)に託して祓い清めます

そして、茅草で作った輪をくぐる「茅の輪くぐり」をして残り半年の無病息災を祈ります

茅の輪くぐり

まとめ

「夏至」は、昔使われていた季節の区分、二十四節気の一つで、立夏から数えて4つ目の夏の節気です。

年によって1日前後しますが、例年6月21日ごろから始まり、次の二十四節気・小暑の前日にあたる7月6日ごろまでが夏至の時期です。
2018年は、6月21日から7月6日までが夏至です。

夏至の日は、1年で昼間の時間が最も長い日です。1年で昼間が最も短い冬至の日と昼間の時間を比べると、東京では4時間50分も違いがあります。たしかに、夏至の時期は夜の7時でも外はまだ明るいですね。梅雨も終わりを迎える時期ですが、徐々に暑さも増してきます。

いよいよ夏が始まりますね!

  • 次の二十四節気は小暑(しょうしょ)です。

小暑2018年はいつ?一目でわかるカレンダーで詳しく紹介!

2018.03.05

スポンサーリンク

あわせて読みたい記事