キャベツの千切り、特に習ったという記憶もないのですが、高校の頃から、私の方が母より細くきれいにキャベツを千切りすることができます。
そのため、キャベツの千切りは早い時期から私の役割になったという。。。あんまり嬉しくない話になってしまいました(笑)
キャベツの千切りは、フライものの付け合わせにしたり、サラダにしたりと出番も多いです。それに細くてシャキシャキのキャベツの千切りはお店みたいで美味しいですよね。方法を知っておいて損はありません。
本日は、お店みたいに細くてシャキシャキのキャベツの千切りの仕方をお伝えしますね!ちょっと作り過ぎた時の保存方法もまとめていますので最後までご覧ください~。
■目次
キャベツの千切りの仕方
キャベツの千切りと一言にいっても、用途も意外と広かったりします。サラダを作るときや、とんかつなどのフライ物の付け合わせは、定番中の定番ですね。それ以外にも餃子やお好み焼きに入れる粗みじんを作るために太めの千切りにすることもあります。
となると、レシピによって千切りをする量も変わってきますよね。サラダや付け合わせの時は、そんなに多くを一気に千切りすることはありません。ギョーザやお好み焼きのためとなると、我が家では最低でも半玉は一気に千切りにします。
太さや量が変われば、千切りの方法もほんの少し変わってきます。少量を千切りする方法と、たくさんの千切りを作る方法に分けてお伝えしますね。
少量のキャベツを千切りする方法
サラダや付け合わせのためにキャベツを千切りするときは、1回の目安としてキャベツの葉が2~3枚程度で考えます。キャベツは、外側に近い大き目の葉が1枚の重さが50~60gですので、大体100~150gぐらいの千切りをつくる計算ですね。
少量ですし、目的が千切りそのものを食べるサラダなどですので、細くシャキシャキっとした千切りを作りたいですよね。
切り方自体にもコツがありますが、キャベツを切りやすくどう揃えるかも2つ方法があります。
- 葉を2~3枚重ねて巻いて切る
- 葉を切りやすい大きさにして数枚重ねてきる
どちらも使える方法ですので、どちらもご紹介しようと思いますが、個人的には巻いた方が、キャベツがまとまっていてやりやすいという印象です。
では、ご紹介していきますね!
- キャベツの葉を重ねて巻く方法
- 使う葉を1枚ずつはがし、軸を除きます
- 軸を中心に葉を縦半分に切り重ねます(軸を揃えても揃えなくてもOK!)
- ②を2~3枚重ねて、3つに折る感じで巻きます
- 巻いた端が下になるように置いて、手で軽く押さえます
- 軸の側から包丁でキャベツを細く切ります
- 冷水にさらしてシャキッとさせ、水気を良く切る






水にさらすことで断面から水分を吸収してパリッ・シャキッと美味しい千切りになります。ただ、長い時間さらすと栄養が水に溶け出るので注意が必要です。あくまで短時間、長くても5分で水から上げてくださいね。
キャベツの栄養についてはこちら!⇒キャベツの栄養と効果!アメリカも認めた驚きのがん予防効果!
- 切りやすい大きさにして重ねる方法
- 使う葉を1枚ずつはがし、軸を除いて縦半分に切ります
- ①を重ねて、横に2~3等分に切ります(大体6~7cm四方の大きさ)
- キャベツの繊維の向きを揃え、数枚重ねて(切りやすい高さでOK)手で軽く押さえます
- 包丁でキャベツを細く切ります
- 冷水にさらしてシャキッとさせ、水気を良く切る




包丁はまな板に対して垂直に、トントンと落とすように動かします。また、ここでは細く切ろうと包丁を動かす幅を意識するよりも、同じところを切るぐらいのイメージで包丁を動かします。そうすると自然と細い千切りに仕上がりますよ!
最初に取り除いた軸ですが、軸はショ糖が多く甘みがあり美味しい部分です。軸も千切りにしていきましょう!
- 軸も千切りに!
- 軸を薄くスライスする
- 横倒しにして端から千切りにする
- 同じく冷水にさらして、シャキッとさせる




外側に近い葉は、軸も太くて切りづらいですし、太さがバラバラになるので食感も悪くなりますので外しますが、内側部分の葉だと、軸を除かなくてもくるくると巻けることがあります。その場合は、軸ごと千切りしてもOKです。
キャベツの千切りは、繊維に沿ってしたほうが良いと聞いた覚えがあるのですが、調べてみたところ、どちらでも良いようです(笑)。
ですが、千切りする向きで、食感と味の絡みが変わってきますので、違いは知っておきたいとことですね。
- 繊維に沿って千切り⇒シャキシャキとした食感
- 繊維に対して垂直に千切り⇒柔らかい食感になり、ドレッシングや調味料がからみやすくなる
繊維に対して垂直に切ったほうが、加熱も早くて、短時間で調理できます。これも使い分けできると料理上手ですね?!
たくさんのキャベツの千切りを作る方法
餃子やお好み焼きに入れる粗みじんの前段階として、大量に千切りを作る時に使っている方法です。
キャベツを4分の1から6分の1というように切り分けたものを千切りしていきます。当然、少量を千切りするときよりも高さも出ますし、無理して細く切ろうとするとちょっと大変だと思います。
もちろん、包丁に自信がある方やプロの方は、この方法でも細くてシャキシャキとした千切りが出来ると思うのですが、私は“量”と割り切っています(笑)。
では、手順をご紹介しましょう。
- たくさんのキャベツの千切りを作る方法
- キャベツ1玉を半分にして、さらに2~3等分にする
- 芯を切り落とす
- キャベツの芯側から千切りをしていく
私のように餃子やお好み焼きに入れる粗みじんの前段階ではなく、サラダなど生野菜として食べる場合は、少量を千切りしたときと同じく水にさらしてくださいね。
実は私は知らなかったのですが、今は千切りを簡単に作れる専用のピーラーもあるのですね。
実際にピーラーを使っている方によると、千切り専用でなくても、ピーラーの刃が回転するタイプの皮むき用ピーラーでも千切り出来るそうです。
キャベツの千切りを保存するなら
ちょっと千切りしすぎちゃったという時ですが、野菜は空気に触れる面が多いほど、早く傷みますので保存出来て1~2日程度です。もちろん、その場合も冷蔵庫で保存しますが、栄養のことや変色することを思うと、あっさり冷凍保存もおすすめです。
冷蔵庫で保存
冷蔵庫で千切りキャベツを保存する方法は2つあります。
1つ目は、容器に入れてラップをするか、タッパーなど密閉できる容器に入れる方法。
何もせずに入れると酸化して変色しますので、お酢かレモン汁を少しかけて、全体にざっくり混ぜてから保存します。
2つ目は、タッパーで水につけて保存する方法。
ただ、この方法は、キャベツに多くて効果のある栄養であるビタミンCやビタミンUが水に溶け出てしまうので、あまりおすすめできません。
変色や栄養が減ることを思うと、残った千切りキャベツはさっと茹でて冷凍保存がおすすめです。
さっと茹でて冷凍
千切りキャベツを冷凍保存すれば、1~2週間は十分保存できます。解凍すると、生野菜の食感は無くなってしまうので、スープや味噌汁の具としてか、炒め物などに使うと便利ですよ。
- 千切りしたキャベツを熱湯に15秒ほどくぐらせる(茹でるときに塩を一つまみ入れても良い)
- ざるに上げて粗熱をとり、水気を拭きとる
- 冷凍用の保存袋に入れる
- 金属製トレーに乗せて冷凍する
自然解凍は冷蔵庫に移して7~8時間かかりますが、冷凍のまま鍋に入れてもOKです。(完全、そのままポンが楽ですね(笑))
-
キャベツの保存方法!冷蔵庫から保存食まで長持ちのコツを徹底解説!
キャベツは、悪天候が続くとたちまち品不足になって、値段の乱高下が激しいですよね。 キャベツの高い時期に安売りがあると、私の母なんか2玉買ってくることがあります。冷蔵庫の野菜室を開けて、キャベツが2玉入 ...
まとめ
キャベツを千切りするときは、少量のキャベツを千切りするときと、千切りキャベツをたくさん作るときで少し違いがあります。
サラダやフライ物の付け合わせにするのであれば、少量を千切りする方法が千切りを細くシャキッと仕上げることが出来ます。
- 使う葉を1枚ずつはがし、軸を除きます
- 軸を中心に葉を縦半分に切り、軸側を右側に揃えて重ねます
- ②を2~3枚重ねて、3つに折る感じで巻きます
- 巻いた端が下になるように置いて、手で軽く押さえます
- 軸の側から包丁でキャベツを細く切ります
- 冷水にさらしてシャキッとさせ、水気を良く切る
ギョーザやお好み焼きに入れる粗みじんの前段階としてなら、千切りキャベツをたくさん作る方法で切っていきます。
- キャベツ1玉を半分にして、さらに2~3等分にする
- 芯を切り落とす
- キャベツの芯側から千切りをしていく
少しの量を細く千切りにするか、少し太めをたくさん千切りにするか用途に合わせて、上手く使い分けてくださいね!