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キャベツは消化に良い野菜!胃に優しいだけじゃなく胃を健康にするよ!

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私の母は、胃がんで胃を5分の2ほど切除したため、少し食べ過ぎたり油っこいものが続いたりすると、たちまち胃の調子がおかしくなります。

安心して食事を楽しめるようにと、私も消化に良い食べ物に関する情報を集めるようになりました。

その中で知ったのが、キャベツが消化に良いだけでなく消化を助ける野菜だということ。

付け合わせ野菜によく使う身近な野菜のキャベツが、消化に良いのは嬉しいですよね。

そこで本日は、キャベツが消化に良い理由について、詳しくお伝えしていきますね。

キャベツが消化に良い理由

キャベツ消化top
早速、キャベツが消化に良い理由から見ていきましょう。

キャベツが消化に良い理由

  • キャベツそのものが、消化が良い
  • 胃の粘膜を健康にする栄養がたっぷり

風邪などで胃に負担をかけたくない時は、その食べ物自体の消化が良いかどうかが大切ですが、キャベツはピッタリ当てはまります。

さらに、キャベツには、弱った胃の粘膜を健康にする栄養成分がたっぷり含まれます。

詳しく見ていきましょう!

キャベツそのものが消化に良い

風邪やストレスで胃の調子が悪い時など、胃にはあまり負担をかけたくありませんよね。

だからといって、まったく食べないと、ますます体力も落ちてしまいます。

そんな時こそ、胃に優しくて消化に良いものをしっかり噛んで食べること。

これが健康回復のカギです。

一般に、消化が良いとは、消化に時間がかからず胃に負担をかけないことを意味します。

胃に負担をかけない消化が良い食べ物

  • お肉や魚なら脂質の少ないこと
  • 野菜や果物なら食物繊維が少ないこと

キャベツは野菜ですので、食物繊維が少ないかどうかがポイントになってきます。

また、食物繊維は、水に溶ける水溶性と水に溶けない不溶性に分かれますが、消化が良くないのは不溶性の食物繊維です。

消化の良い野菜として、紹介されることが多い野菜は、食物繊維が少ない、ほうれん草などの青菜や白菜など

ところが、キャベツには、なんとなく食物繊維が多いというイメージがありませんか?

となると消化が悪いのかと思いきや、意外や意外。

キャベツの食物繊維は、ほうれん草より少なくて、白菜より少し多いというレベルでした。

100gあたり水溶性食物繊維不溶性食物繊維食物繊維総量
ほうれん草0.7g2.1g2.8g
キャベツ0.4g1.4g1.8g
白菜0.3g1.0g1.3g

文部科学省「日本食品標準成分表」(2015年版七訂)から抜粋

キャベツの食物繊維は、全体ではほうれん草の半分もありません。

不溶性の食物繊維が多めではありますが、それでもほうれん草の3分の2です。

これなら、胃の調子が悪いときも、キャベツは食物繊維を気にする必要がありませんね。

キャベツ・ほうれん草・白菜

次に気を付けなければならないのは調理方法です。

消化が良い食材でも、調理方法を間違えると胃に負担がかかってしまいます。

胃に負担をかけない調理方法

  • 食材を小さく切る
  • 火が通っていて柔らかく温かい
  • 香辛料などを使わずに薄い味付け
  • 油っこくない(揚げ物はNG!)

キャベツに含まれる胃の粘膜を修復・保護する栄養成分は、熱に弱い性質です。

一般に生野菜は消化に良くないのですが、キャベツに関しては、サラダなど生野菜で食べる方が正解です。

胃の粘膜を健康にする栄養たっぷり

キャベツの味噌汁
キャベジンという胃腸薬がありますよね。

なんだかキャベツに似た名前と思っていましたが、それもそのはず。

キャベジンは、キャベツから発見されたビタミンUという成分が配合された胃腸薬です。

ヨーロッパでは、キャベツは胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効果のある食べ物として昔から知られていました。

さらに、キャベツにはビタミンU(キャベジン)の他にも胃を健康にする栄養成分と酵素が含まれています。

キャベツに含まれる胃を健康にする成分

  • ビタミンU(キャベジン)
  • ビタミンK
  • リゾスファチジン酸(LPA)

この3つの成分の具体的な働きについてご紹介していきますね。

ビタミンUの働き

ビタミンとありますが、ビタミンUはビタミンではなく、ビタミン様物質というものになります。(ややこし!)

キャベツから発見されたことからキャベジンと呼ばれることが多いです。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の予防と治療に効果があり、潰瘍=Ulcerの頭文字をとってビタミンUと命名されました。

ビタミンUの主な働き

  • 胃酸の分泌を抑える
  • 胃腸粘膜を修復し保護する
  • 胃腸粘膜の新陳代謝を促進
  • 肝機能を高める

胃腸薬の成分になるのも納得ですね。

ビタミンUは、熱に弱いため、加熱せずに生野菜で食べる方が効率的にとれます。

tahe
胃の粘膜を守る作用のあるビタミンAを多く含むニンジンとキャベツのサラダは、胃の粘膜を強くする食べ合わせです。

キャベツとニンジン

また、キャベツは中医学でも消化を良くして体力を回復させる野菜の一つ。

疲れやすい、食が細い人、少し食べても胃もたれがある人は積極的に食べると良いとされています。

洋の東西を問わず消化に良い野菜ということですね。

ビタミン様物質とは

体内でビタミンと同じような働きをする栄養成分のことです。

ビタミンと違って、必要な量を体内の合成できるため、ビタミンとして扱われません。

ビタミンUの他には、コエンザイムQ(ビタミンQ)やコリンなどがビタミン様物質の仲間です。

ビタミンCの働き

胃や十二指腸を守る栄養素の一つがビタミンCです。

ビタミンCは、美しい皮膚や丈夫な骨に必要なコラーゲンを作り出すために欠かせません。

コラーゲンには、

  • 胃の粘膜を正常に保つ
  • 胃の粘膜を修復する

などの働きもあるため、ビタミンCは胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防に役立ちます。

リゾスファチジン酸(LPA)の働き

キャベツに含まれる酵素であるホスファチジン酸が、体内に入って胃腸に到達すると、リゾスファチジン酸(LPA)に変わります。

リゾスファチジン酸(LPA)には、細胞を増殖させて胃の粘膜の修復を促進する働きがあります。

いわば、ビタミンUを補完するような存在です。

さらに、面白いことには、

  • キャベツを小さく切る
  • マヨネーズをかけて食べる

リゾスファチジン酸(LPA)が増えることが分かっています。

お馴染みの”キャベツの千切りにマヨネーズ”は、健康にも良い食べ方だったのです!

マヨネーズ

胃の調子を良くするキャベツの食べ方

胃の粘膜を修復し正常に戻す働きのあるビタミンU、ビタミンC、リゾスファチジン酸(LPA)は熱に弱い栄養成分です。

またリゾスファチジン酸(LPA)は小さく切ると増えるという性質があります。

キャベツの千切りサラダが、胃の調子を整える最善の調理方法ですが、体調によっては加熱したほうが良いことも。

そんな時は、溶け出した栄養を残さず取れるスープ・味噌汁や煮物がおすすめです。

栄養素を減らさないためにも、短時間でササっと火を通すようにしてくださいね!

まとめ

キャベツは、ヨーロッパでは昔から胃潰瘍や十二指腸潰瘍を改善する効果が知られていたほど、胃腸に良い食べ物です。

キャベツが消化に良い理由

  • 食物繊維が少ないため、胃に負担をかけない
  • ビタミンUやビタミンC、リゾスファチジン酸(LPA)など、胃の粘膜を強くする栄養成分が豊富

胃酸の分泌を抑えて胃の粘膜を修復・保護する働きがあるビタミンUは、キャベツから発見されたためキャベジンとも呼ばれています。

母は、食べ過ぎや油っこい食事で胃もたれが起きた時のために、胃腸薬を常備しています。

これからキャベツを食べる機会を増やして、徐々に胃腸薬が無くても大丈夫なようにしたいなと思います。

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