チョコレートの栄養成分って何?ポリフェノールとミネラルに注目!


濃厚な味わいがたまらないチョコレート。

以前の会社の部署では、誰でも取ってよいお菓子箱が置かれていました。
ずっと、箱の中はのど飴が中心だったのですが、私が買い揃える担当になったときにチョコレート系のお菓子を入れてみたら、あっという間に無くなり、チョコレートは人気が高い!と実感した覚えがあります。

同時に仕事の合間に食べるチョコレートというのが意味があるのかなという気がしたものです。

それもそのはずで、調べてみたらチョコレートはもともと薬だったということが分かりました!
チョコレートが現在のようなし好品になったのは19世紀になってからと比較的最近のことなのですよ。

カカオが最初に栽培された記録のある古代アステカでも、アステカを征服したスペインから16世紀にヨーロッパに伝わった以降もチョコレートは、滋養強壮や疲労回復のために薬として飲まれていたそうです。

チョコレートについては、山で遭難した人がリュックに入っていたチョコレートで空腹をしのいで助かったという話もよく聞きますよね。

薬とされてきた歴史からも、遭難した人が助かるという話からも、チョコレートの栄養の高さがうかがえます。

そこで、本日は、チョコレートに入っている栄養成分について調べたことをシェアしていきますね。

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カカオ豆特有の栄養成分

チョコレートの栄養top
チョコレートの主な材料は、カカオ豆を細かくすりつぶしたカカオマスというものです。

カカオマスに、カカオマスから絞ったカカオバターや砂糖・粉乳などを加え、なめらかに練って固めていくとチョコレートの出来上がりです。

チョコレートにどんな栄養成分が含まれているかは、実はカカオ豆にどんな栄養成分が含まれているかという話なのです。

脂質や炭水化物、ミネラルなども含まれていますが、特に注目を集めているのが、カカオ豆特有の栄養成分であるカカオポリフェノールとテオブロミンという成分。
まずは、この2つについて詳しく見ていきましょう!

カカオポリフェノール

ポリフェノールは、植物に含まれる苦味や渋味、色素の成分ですが、生活習慣病や老化の原因である活性酸素を取り除く抗酸化作用がある栄養素として注目されていますね。

カカオポリフェノールは、カカオ豆に含まれるポリフェノールのことですが、特に注目されている効果には次のようなものがあります。

  • 血管を広げる作用があり高血圧を予防する
  • コレステロールの酸化を防ぎ動脈硬化を予防する

近年、チョコレートを製造している各社から高カカオをうたうチョコレートが販売されるようになりましたが、カカオの量が高いほど、カカオポリフェノールの効果も期待できます!

主要メーカーが製造されているカカオ70%前後のチョコレートに含まれているポリフェノール量を表にしましたので参考にご覧ください。(2017年10月現在)

メーカー商品名内容量(g) カカオ
ポリフェノール(mg)
15g当たりの
ポリフェノール量
森永カレ・ド・ショコラ(カカオ70)1012,260336
明治チョコレート効果72%BOX1303,302381
ロッテハイカカオ72%551,020278
不二家ルック・カレ(カカオ70)611,284316
【参考】
明治ミルクチョコレート70650139
森永ミルクチョコレート65500115
ご紹介した会社の高カカオチョコレートが食べ比べできます♪
明治 森永 高カカオチョコレート 12種類お試しセット カカオ70%以上

ミルクチョコレートのポリフェノール量も表に入れ込みましたが、こうして比べてみると、高カカオのチョコレートに含まれているカカオポリフェノールの量が本当に多いことが分かりますね。

カカオ70%程度のチョコレートを1日15gも食べれば、カカオポリフェノールの健康効果がしっかりあるそうです。

最新の研究報告では、カカオポリフェノールには脳を活性化し認知症予防にも効果があることも分かってきたのだとか!
これを知って、早速、両親と自分用にチョコレート効果70%を買いに走りました(笑)


高カカオチョコレートの健康効果について分かりやすくまとめています!
チョコレートの健康効果!高カカオチョコの6大効果を徹底紹介!

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テオブロミン

もう一つのカカオ豆に含まれる特有の成分は、テオブロミンという成分です。

こちらは、何だか聞きなれない言葉ですが、テオブロミンは、カフェインと似た成分です。

カフェインと同じく覚醒作用がありますが、カフェインより穏やかに作用します。
ストレスや緊張を解いてリラックスをもたらす効果が高く、自律神経を整える効果もあります。

コーヒー1杯には約100~150mgのカフェインが含まれていますが、ミルクチョコレート100gに含まれるテオブロミンは約20mg。

高カカオのチョコレートに含まれるテオブロミンは、ミルクチョコレートなどの約5倍程度と言われます。
15gの高カカオチョコレートには約15mgのテオブロミンが含まれる計算ですね。

テオブロミンの効果を知って、以前の職場のお菓子箱からチョコレートがすぐになくなった理由が分かるような気がしました(笑)
単にチョコレートが好きな人が多いということもあるとは思いますが、意外と体のほうがチョコレートのリラックスできる効果を知っていて、みんなの手がチョコレートに伸びていたのかも。

チョコレートに含まれるミネラル

チョコレートのかけら
カカオ豆特有のカカオポリフェノールが注目の的となっているチョコレートですが、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルもたっぷりと含んでいることも忘れてはいけません!

チョコレートに、どれだけのミネラルを含まれているのかを文部科学省が出している「日本食品標準成分表」(2015年版七訂)から確認したいと思います。

ミネラルの主な働きも表の中であわせて説明していきますね!

栄養成分100g当たり主な働き
エネルギー558kcal
たんぱく質6.9g
炭水化物55.8g
ミネラルカリウム440mg塩分の取り過ぎによる高血圧や脳卒中を予防
カルシウム240mg骨や歯の形成に必要
マグネシウム74mg 筋肉や神経の働きに関係
カルシウム、リンとともに骨や歯を生成
2.4mg赤血球のヘモグロビンに含まれ、酸素を全身に運ぶ
亜鉛1.6mg細胞が生まれかわる時に遺伝子情報の入ったDNAの合成に関与
味覚を正常に保つ働きも
0.55mg鉄の吸収をサポート
食物繊維総量3.9g便通の改善、発がん物質の吸着

文部科学省「日本食品標準成分表」(2015年版七訂)から抜粋

カルシウムと一緒に骨を生成する働きをするマグネシウムですが、意外と不足しがちなミネラルの一つ

マグネシウムが、不足すると不整脈や動悸が激しくなるなど心臓に影響が出ます。
チョコレートは、このマグネシウムとカルシウムのバランスが比較的良い食品なのだそうですよ!


鉄分を含んでいますが貧血対策には向かないようです
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まとめ

チョコレートの栄養成分として、カカオ豆特有の栄養成分の効果が注目を集めていますが、チョコレートにはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも多く含まれています。

カカオ豆特有の栄養成分として注目されているのは次の2つです。

  • 高血圧や動脈硬化予防に効果のあるカカオポリフェノール
  • ストレスを緩和しリラックス効果のあるテオブロミン

この効果を得ようと思うとカカオ70%以上の高カカオチョコレートを1日15g食べるとよいという研究報告があります。

ミネラルとしては、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などが含まれています。
特にカルシウムと一緒に骨を作る働きのあるマグネシウムは意外と不足しがちな栄養成分の一つですが、チョコレートはカルシウムとマグネシウムがバランスよく含まれている食品の一つです。

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2017.10.23

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