鼻水の色の違いで体調管理!風邪も鼻炎も鼻水の色で症状が分かる!


ここ1年泣いていないという人はいても、ここ1年鼻水を出していないという人は居ないはずです。

正確には、涙も鼻水も、目や鼻の粘膜の保護のために常に出ているものですが、涙が流れ出るのは感情がトリガーなのに対して、鼻水はちょっとした体調の変化でも簡単に出てきます

それだけ体調と密接な鼻水。
風邪のひき始めと風邪を完全にひいてしまってからの鼻水の色が変わるのは、誰しもよく知るところですよね。

風邪以外で鼻水が出るのは、花粉症などのアレルギー性鼻炎ですが、風邪も鼻炎も鼻水の色で症状の度合いが変わります。

本日は、鼻水の色の違いから分かる風邪と鼻炎の症状を中心にまとめました。

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体調の変化で出る鼻水の色

鼻水は、呼吸に湿り気を与えることと、鼻の粘膜についたホコリなどを洗い流すために、健康な大人だと1日に1リットルから2リットルも流れ出ています。普通に飲み込んでいるので、気づかないだけなのですね。

そうして流れ出ている健康な状態の鼻水の色は、透明です。ですが、その透明な鼻水が鼻から出てくることがありますよね。

透明な鼻水が出てくるのは、どういう状態なのかから見ていきましょう。

透明な鼻水

透明な鼻水が出るときは、次のような症状の時です。

  • 風邪のひき始め
  • アレルギー性鼻炎
  • 寒冷アレルギー

アッと言う間もなくサラサラの水みたいな鼻水が落ちると花粉症の人がよく言われますね。

風邪のひき始めのときの鼻水も透明で水っぽいですが、こうした透明な鼻水は、花粉などのアレルギー物質や風邪のウィルスが体に侵入するのを防ぐために、鼻水を大量に出して洗い流そうとして出てくる鼻水です。

まだ本格的に風邪をひいていない状態であり、鼻の奥にある副鼻腔と言う空間でアレルギーによる炎症が起こっていない段階です。

ここから症状が進んでしまうと、透明だった鼻水の色が黄色く変わっていきます。

鼻水が透明でサラサラ?原因がわかれば対策もバッチリ!

2017.07.24

黄色い鼻水

普段は透明な鼻水が、黄色くなるのは、ずばり『膿』が混じっているからです。

ケガをしたら、傷口が膿んで黄色くなることがありますよね。あれが鼻水でも起こっていると考えてください。

体を守っている白血球や免疫細胞が、ウィルスや細菌と戦った結果、白血球と免疫細胞、そしてウィルスや細菌そのものの死骸が鼻水を黄色くします

風邪の場合は、鼻水が黄色くなると、風邪のひき始めに出る透明サラサラから一転してネバネバしだします。黄色いのにサラサラしている鼻水は、鼻炎が悪化している時に出ます。

この段階で治らないと、『膿』がさらに増えますので、鼻水の色は緑色に変化していきます。

風邪ウィルス

緑色の鼻水

鼻水の色が緑色に変わるのは、白血球と免疫細胞対ウィルスや細菌の戦いが激化している証拠です。
その死骸がますます増えて、鼻水の色が緑色になってしまいます。

よく黄緑の鼻水が出だしたら風邪の治りかけと言いますが、この色の鼻水が出るということは風邪のウィルスがまだまだ体の中にいる状態です。

むしろ、黄緑の鼻水が出ている時こそ、“治りかけだー”と油断せずに、しっかりと体を休めて風邪を治しきらないといけない時期だったのですね。

また風邪が長引いて、副鼻腔炎を発症することもあります。風邪は治ったようなのに、黄色や緑の鼻水がしつこく出るというときは、副鼻腔炎の疑いがあります。

どうも目の周りが重くるしい、歯が浮いているような違和感がある。

副鼻腔炎でよくある症状ですので、こうした症状と緑色の鼻水が出るという場合は耳鼻科を受診してみてください。

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副鼻腔炎のオレンジ色の鼻水

鼻水たれてる犬
私も、このオレンジ色の鼻水の経験があるのですが、これは副鼻腔炎から出る鼻水です。膿と血が混じって、鼻水がオレンジ色になるのですが、最初は驚きました。

鼻の奥には4つの空間があって、それを副鼻腔というのですが、副鼻腔に細菌が入り込んで炎症を起こすことを副鼻腔炎といいます。

副鼻腔

オレンジ色の鼻水だけでも驚きが大きいのですが、私の場合は歯が浮いたような違和感が頬を中心に続き、それが不快で不快で仕方なかったです。頭痛がするという人もいますし、慢性化しやすいとも聞きます。

幸い私は一度きりでしたが、白状しますと病院には行っていません。

1週間ぐらいオレンジ色の鼻水が続いたのですが、とりあえず鼻をかみ続けました。病院に行くしかないかと思いだした頃に、朝起きて思い切り鼻をかんだら、びっくりするぐらいの大量の鼻水が(完全に血が混じっていましたが)出たのですが、それで膿が出きったようで治ってしまいました。

元々の体質やそのときに体調もありますので、私の方法で必ず治ると言う話ではありませんが、そういうケースもあると参考にしていただければと思います。

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昔の子どもといえば青っ洟(あおっぱな)

昭和の中頃まで、青っ洟を垂らした子どもが当たり前のようにいたと聞きますね。

白血球が病原菌を撃退する過程で鼻水が黄色や緑色になることは先ほど説明したとおりです。

病原菌との戦いで白血球もどんどん死んでいきますから、病気の時には体はせっせと白血球を増やそうとします。栄養不足でタンパク質が足りていないと、病原菌に打ち勝つだけの白血球を作り出すことができなくなります。

そうすると、病原菌をやっつけきれずに、ずっと青っ洟が出続けていたというのが、日本全体が貧しかった昭和の中頃までの子どもたちの姿だったのでした。

青っ洟の出ている子供

まとめ

鼻水は、健康な時も異物の侵入を防ぎ呼吸にも湿度を与えるために、1日に1リットルから2リットル出ています。

健康な時には鼻水は透明ですが、風邪のウィルスやアレルギー物質が鼻の粘膜に付着すると、洗い流すために大量のサラサラの鼻水をだします。風邪のひき始めや、花粉症などでよくみられる透明でサラサラの鼻水は、まさに体がこの状態にあるときです。

その段階で食い止められずに、風邪をひいてしまったり、アレルギー物質が鼻の奥の副鼻腔で炎症を起こしたりすると、ウィルスや細菌と白血球の間で攻防が始まり、その死骸が鼻水に混ざり、鼻水の色が黄色や緑色に変化します。

黄緑色の鼻水は風邪の治りかけと言いますが、まだまだウィルスと白血球が戦っている状態です。完全に治るまで、しっかりと休養することが大切です。

また、副鼻腔の炎症は、放置すると蓄膿症に悪化したり、慢性化したりします。

副鼻腔炎症も早い段階で病院にかかるなどして治すようにしましょう。


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