胃に優しい食べ物!胃腸炎でも食べられる消化にいい食材!


健康な時は、存在を忘れているといえるほど気になりませんが、ひとたび具合が悪くなると食事もままならなくなるのが胃や腸の存在です。

私にも、転職で環境が変わったときに、胃が重くキュッとなった経験があります。私の胃の不調の原因はストレスからでしたが、風邪を引いたときなども胃腸の具合が悪くなることがありますよね。

仕事が忙しくて夕飯をとる時間が遅くなる生活が続いたり、年末年始に食べ過ぎたり飲み過ぎたりしたときも胃が弱ることもあります。そうした胃や腸の不調を胃腸炎といい、胃や腸の粘膜が炎症を起こした状態です。

胃腸炎で調子が悪いからといって何も食べないと、必要な栄養が足りずに体力も落ちてしまいます。場合によっては、胃が空っぽの状態なのに胃酸が出てきて、弱った胃がさらにダメージを受けることにもなりかねません。

早く元気になるためにも、大事なことは食事をしっかりとること。

そんな胃腸炎の時に、胃の負担にならない胃に優しい食べ物をご紹介していきます!

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胃に優しいとは消化が良いということ

胃に優しい食べ物top
具体的な食べ物をご紹介する前に、胃に優しいとはどういうことを意味するのかからお伝えしていきますね。

まず食べ物を食べると体の中で行われるのが、私たちが消化と呼んでいるものですが、消化はどれぐらいの時間かかって行われるかご存知ですか?

食べたものによっても消化時間の長さは変わってきますが、一般的に胃で約3~5時間もかかると言われています。

弱っている時は胃にも休息が必要です。つまり胃に優しい食べ物とは、胃での消化に時間がかからない消化が良い食べ物ということなのです。

そのためには、

  • 消化の良い食品を
  • 消化によい調理方法で料理すること

が必要になってきます。

この2点について、詳しくお伝えしていきますね。

消化が良く胃に優しい食品

まず、知っておきたいこととして、消化が良く胃に優しい食べ物を選ぶ基準が2つあります。

  • 食物繊維が少ない野菜や果物など
  • 脂質の少ない肉や魚など

食物繊維は健康な時には体に必要な栄養成分ですが、消化に時間がかかるために胃腸炎など調子の悪いときは、逆にあまり良くありません。

特に水に溶けない不溶性の食物繊維は、腸まで消化されない存在です。それが便秘には効果があるのですが、胃で消化するには負担になりますので、胃腸炎の時は良くない食べ物になのです。

そして脂質の多いお肉や魚もタンパク質を分解するために胃には相当な負担がかかるため、胃の調子が良くないときは食べないほうが良い食品です。

これは、経験的にご存知の方も多いかなと思います。若いときはカルビの2人前ぐらいペロッと食べられたものですが、40を越してからは、カルビは1枚でも胃もたれを感じるようになってしまいました(笑)。

食品選びの次に大切なことは食品の調理方法です。消化の良い食品であっても調理方法によっては消化が悪い食べ物になってしまうため、調理方法はとても重要なポイントなのです。

胃が弱っている

胃に優しい調理方法

消化に良い食品を消化に良い調理方法で料理することで、やっと胃に優しい食べ物が出来上がります。

  • 食材は小さく切る
  • やわらかくなるまで火が通す
  • 少ない油で調理する
  • 味付けは薄めで香辛料は控える

特に気を付けたいのは、味付けです。

塩分や甘みも胃が弱っている時には刺激になりますので、普段より薄めに味付けをしてください。また唐辛子やコショウといった香辛料や、酢などの酸味も胃を刺激して胃酸の分泌を増やしますので、使わないようにします。

胃に優しい食べ物のイメージとしては、ほんと、離乳食を作る要領ですね。

では続いて、消化がよくて胃に優しい食べ物をご紹介していきましょう。

調理方法で本当に消化時間に差はある?

調理方法を違うと、本当に消化時間に差があるのかも気になるところです。

そこで調べてみたところ、本当に調理方法で消化時間に差があることが分かりました!

比較しやすいように同じ食品が調理の仕方で消化時間がどう違うのかを下にまとめましたので参考にご覧ください。

消化に良い調理方法 消化が悪い調理方法
おかゆ100g(1時間45分)
半熟卵(1時間30~45分)
米飯100g(2時間15分)
生卵(2時間15~30分)
卵焼き(2時間45分)
固ゆで卵(3時間)

牛肉も同じ100gで比較すると、煮物では2時間45分、ステーキになると4時間15分と、消化にかかる時間がずいぶん違うようです。ちょっと調子が上向いてお肉を食べてみようかと思う時も調理方法は油を使わないようにすると良さそうですね。

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胃に優しい食べ物

かぼちゃの煮物

主食

ご飯やパンなどの主食からは、消化が早くエネルギーになりやすい炭水化物を取ることができますので、調子が悪い時こそ消化の良いものを少しでもしっかり食べないといけません。

おすすめは、何といってもおかゆです。もちろん雑炊もOKです。

その次が、やわらかく茹でたうどん。うどんは、油を使わずに作られますので、そうめんよりも消化が良いめん類です。

消化に良い 消化が悪い
おかゆ、雑炊
うどん
食パン、蒸しパン
チャーハン、玄米、シリアル
中華麺、そうめん、そば、パスタ
菓子パン、デニッシュ
素うどん
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肉や魚、卵など

肉や魚などからは、傷んだ胃の粘膜の修復してくれるたんぱく質が補給できます。

胃腸炎の時は、脂肪分の少ないささみや白身魚を副菜として食べるようにしましょう。

消化に良い 消化が悪い
鶏のささみ、皮をとった胸肉
赤身肉
ロース、バラ(牛・豚とも)
ハム、ベーコン
たら、かれい、たいなどの白身魚
はんぺん
脂の多い青魚、うなぎ
干物、塩辛、
いか、たこ
半熟卵、温泉卵、
茶碗蒸し、玉子豆腐
生卵、
玉子焼き
豆腐、
納豆
油揚げ、厚揚げ、がんもどきなど
大豆、枝豆、
牛乳、ヨーグルト
*消化の良い食事は便秘になりやすいのでヨーグルトで乳酸菌をとると良いですよ!
生クリーム

卵も優秀なたんぱく源ですが、調理方法によっては消化が悪くなる食品の代表です。

茶碗蒸し

胃腸炎や胃の調子のよくない時は、半熟卵か温泉卵、茶わん蒸し、玉子豆腐といったやわらかく調理したものを食べます。固めのゆで卵や玉子焼き、そして生卵になると途端に消化は悪くなりますので間違えないようにしてくださいね。

野菜・果物

野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルは、体の色々な機能に欠かせない栄養です。

食物繊維の少ない野菜をやわらかく煮たりスープにしたりすれば食べれば胃の負担になりません。中でも、ほうれん草・白菜は、食物繊維も少なく消化にかかる時間も短いので安心です。

かぼちゃ、じゃがいもは煮物やスープにうってつけの野菜です。また糖質が多く消化吸収がとても早いので、弱った胃にこの上なく優しい野菜です。

消化に良い 消化が悪い
ほうれん草、白菜、小松菜、チンゲン菜、
キャベツ、
大根、カブ、ニンジン
かぼちゃ、じゃがいも、長芋、里芋
たけのこ、ごぼう、セロリ、
さつまいも、レンコンなど
キノコ類、海藻類
*不溶性食物繊維が多い野菜
*こんにゃくも繊維が多いのでダメ!
りんご、バナナ、モモ缶 みかん、グレープフルーツなどの柑橘類、
パイナップル
*なしやスイカも体を冷やすので良くありません!

大根、ニンジンも、でんぷんなどの分解を助ける消化酵素のアミラーゼを含んだ消化に良い野菜です。アミラーゼは熱に弱いので、すりおろして食べると良いですよ。

野菜と果物

そして、キャベツも胃腸薬の成分になるほど、胃腸の粘膜にはよい野菜です。こちらも熱に弱いため生野菜で食べる必要がありますので、いつも以上によく噛んで食べるようにしてください。

 

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ゆっくりよく噛んで食べる

ここまで、胃腸炎などで胃が弱っている時でも栄養をとれる胃に優しい食べ物を見てきましたが、いざ食べるときにも気を付けたい点がいくつかあります。

胃に優しい食べ物は、基本、どれも食べやすいように、やわらかく調理されていますので、あまり噛まずに飲み込めます。ですが、噛まずに食べてしまうと、ここまでの苦労が無駄になりかねません。

なぜなら、よく噛むことで食べ物と唾液が混ざり、唾液に含まれる消化酵素が働いて、胃での消化がスムーズになるのです

また胃の調子が悪い時は、一度に多くの量を食べてはいけません。よく噛むと、少しの量でも満腹感が得られますので、物足りなくてつい食べてしまうということも防げますね。

消化のいい食べ物をコンビニで買うならこれ!選ぶポイントも詳しく!

2017.11.05

まとめ

風邪やストレス、また食べすぎ飲み過ぎが続いた時など、胃や腸が疲れて胃腸炎になることがあります。

そんなときに胃の調子が悪いからと食事を抜くと、体に必要な栄養が不足して回復が遅れることにもなりかねません。

胃の弱っているときは、胃に負担がかからない消化の良い食べ物をとることで回復をはかることが出来ます。

そのためには、消化の良い食品を消化によい調理方法で料理して、よく噛んで食べること。

こうして消化に良い食べ物をゆっくりよく噛んで食べるようにしていれば、胃腸の調子もはやく元に戻すことも可能です!

一日も早く体調が良くなる助けになれば幸いです。


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