ジョギングとランニングの違い!運動の強度が違いの決めて!


家事ごとの消費カロリーを調べている時に、ジョギングとランニングが分けて記載されていることに気づきました。

両方とも「走る」ことなのですが、何が違うのか、どう使い分けるのか急に気になりだしました。

最近、周りでもマラソンを始めている人が増えています。
ハーフマラソンに挑戦したり、休日に「走る会」と称してまとまった距離を走ったりしている様子ですが、そういう人たちが走っているのは「ジョギング」になるのか、「ランニング」になるのか。

「朝、走っている」と言うことは聞いても、「朝、ジョギングしている」「朝、ランニングしている」というのもあまり聞かないように思います。

ジョギング(jogging)は、ジョグ(jog)、ランニング(running)はラン(run)。
英語の言葉の意味が分かれば違いが分かる?

そんなことをツラツラと考えているうちに、がぜん興味がわいてきましたので、しっかりと調べてみることにしました!

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ジョギングとランニングは全く別の物!

ジョギングとランニングの違いtop
まずは基本に忠実(?)に、言葉としての違いからと辞書を引いてみました。

jog:(健康のために)ゆっくり走る、ジョギングをする
jogging:ジョギング、(健康のための)歩行を交えたゆっくりとした走行運動

run:(人・動物が)走る、駆ける、急いでいく
running:走ること、ランニング、競争

新英和中辞典第5版(1985年発行)

ついでに広辞苑第2版補訂版(1980年)も調べて見たところ、ジョギングは掲載されておらず、ランニングは、“走ること、競争”とありました!

ともに学生時代に買った年代物の辞書ですが、ジョギングとランニングは全く違うものなのですね。
似た言葉あるあるで、何が違うかはっきりしないかなと予想していたのですが、これはなかなか幸先の良いスタートです!

ここからさらに調べを進めたところ、言葉の違いどおりに、目的や運動強度、スピード(時速)まで、ジョギングはこう、ランニングならこうと基準があることが分かりました。

それでは、今あげた項目を中心にジョギングとランニングの違いを詳しくご紹介していきますね。

運動の目的の違い

ジョギングとランニングは、言葉の意味のとおり違うものとして、その目的も次のように定義づけられています。

ジョギングの目的
健康のためにゆっくりと走る
ゆっくりと走ることによるウォーミングアップ

ランニングの目的
競技として中長距離を走る

目的の違いから、運動としての強度も自然と変わってくるのですが、それを端的に示すのはやはり走るスピード(時速)の差になってきます。

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運動強度やスピード(時速)の違い

ジョギングは、どちらかというとウォーキングの延長のように「ゆっくり」と喋りながら走れる程度のスピードという定義になります。

ランニングは、競技という側面がありますから、速く走ることが求められます
速く走ると結果として息も弾んできます。
とうてい喋るような余裕もありません。

この運動としての強さの違いは、スピードと心拍数の数値で表すことができます。

ジョギングランニング
スピード 1kmを7分で走る
(時速約8.5km)
1kmを5分で走る
(時速約12km)
心拍数1分に120~130前後1分に140以上

スピードにして、ランニングはジョギングより1.5倍近く速く走ることになるのですね。

ランニングの基本がジョギングとも言いますが、走り方自体違ってくるからこそ、これだけのスピードの差が発生してきます。

ジョギングで使う筋肉は、主にひざ下からの筋肉になります。
またゆっくりと走るという点からも、持久力を鍛える遅筋を使うことになります。

反対にランニングは、お尻や太ももといった下半身全体を使います。
一流のランナーともなれば、ぶれない上半身と強い腕の振りも必須といいますね。
ジョギングで鍛えた持久力をベースに、速筋と心肺機能を鍛えることで中長距離を速く走れるようになっていきます。

こうして運動強度も違う、使う筋肉の種類も違うとなると、効果という点もおのずと変わってきます。

ダイエット効果があるのはジョギング

ランニング
ジョギングもランニングもともに有酸素運動ですので、期待したいのはやはりダイエット効果です。

どちらがよりダイエットの効果が期待できるかですが、結論から先にいいますとジョギングの方がより効果が高いといえます。

理由としては次の3点です。

    ジョギングがダイエットに向く理由

  • ジョギングの心拍数120~130前後が脂肪の代謝に適している
  • ジョギングで使う遅筋が脂肪の代謝に適している
  • 負荷が低いため長時間走ることが出来る

運動強度の大きさから、同じ時間走れるのであれば、ランニングの消費カロリーがジョギングの消費カロリーを上回ります。
ジョギングとランニングを30分走った場合、体重ごとの消費カロリーは次のように差が出ます。

ジョギングランニング
時速8.4km15km
METs(メッツ)915
体重45kg213kcal354 kcal
体重50kg236 kcal394 kcal
体重55kg260 kcal433 kcal
体重60kg284 kcal473 kcal

消費カロリーだけを見れば、ダイエットにはランニングが良いといいたいところですが、走りなれていない人がいきなりランニングを走ると心臓や膝への負担が大きく危険です。

ダイエットは、言うまでもなく長期戦です。
無理のない強度で継続して走ってこそダイエットとしての効果もありますし、心拍数や使う筋肉もジョギングの方が脂肪の代謝には適していることも見逃せません。

ダイエットや健康のためには、ゆっくりと走るジョギングがおすすめです。

METs(メッツ)とは

「Metabolic equivalents」の略。
活動・運動を行った時に安静状態の何倍の代謝(カロリー消費)をしているかを表す。
消費カロリーは、Mets×時間(h)×体重(kg)×1.05で計算できる。

まとめ

ジョギングとランニングは、走る有酸素運動という点は同じですが、言葉の意味としても違いがあり、運動としての目的や強度なども違うものです。

ジョギングランニング
目的 健康のためにゆっくりと走る
ゆっくりと走ることによるウォーミングアップ
競技として中長距離を走る
スピード 1kmを7分で走る
(時速約8.5km)
1kmを5分で走る
(時速約12km)
心拍数1分に120~130前後1分に140以上

同じ時間を走った場合、ジョギングよりも運動の強度が大きいランニングの消費カロリーが高くなります。
しかし、無理のない強度で継続して走ってこそダイエットとしての効果があります。

心拍数や使う筋肉もジョギングの方が脂肪の代謝には適していることからも、ダイエットにはジョギングが効果的です。


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