こたつで寝ると風邪をひく理由!こたつ寝は体を疲れさせるだけ!


こたつには、いったん入ると抜け出すのが難しいという魔力がありますね。

前の職場では帰宅が毎晩8時を回りましたので、一人で晩御飯を食べるのですが、冬は足も冷えて冷たいので、こたつで食べることが多かったです。
そうなると、食べ終わって、そのままこたつでウトウトすることはお約束です。

はっと目覚めて、「いかん!風邪をひく!」と、こたつから必死で離れて動くわけですが、“こたつで寝る=風邪をひく”という図式は、常識といっていいほど多くの人は小さい頃から言われてきていることですよね。

ところで、この「こたつで寝ると風邪をひく」といわれる理由は何なのでしょうか。
これも知っているようで知らないことの一つだと思いませんか。

そこで、本日は、こたつ寝で風邪をひくとされる理由を調べてきました。

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こたつで寝ると風邪をひく理由

こたつ寝る風邪top
こたつで寝てしまって起きると、喉が渇いてしまってイガイガしたり頭が痛かったりと、風邪のひき始めのような症状が出ます。
ですが、それはあくまで風邪に似た状況であって、こたつで寝ることが、そのまま風邪をひくことにはなりません。

風邪は、風邪の原因となるウィルスや細菌が体内に入り増殖すると発症します。
発症までの風邪のウィルスや細菌の潜伏期間は、おおよそですが5~6日あります。

この間、体内に風邪のウィルスや細菌がいたとしても、元気で免疫がしっかりしていれば風邪には至らないわけです。
反対に言うと、何かの理由で体力が落ちると免疫も落ちてしまい、完全に風邪をひいてしまいます。

こたつで寝ると、この風邪菌に負けてしまう条件がそろってしまうのです!

冬の冷たく乾いた空気は、ウィルスにとってとても過ごしやすい環境です。
外出すれば、どうしても風邪の菌と接触します。

すでに、風邪のウィルスが体内に忍び込んでいるときに、こたつで寝ると風邪を発症する条件が揃いやすくなります。

また、もし風邪のウィルスがまだ侵入していなくても、こたつで寝ると抵抗力が落ちて簡単に風邪をひいてしまいます!

結果、「こたつで寝ると風邪をひく」といわれるのですね。

こたつ寝は体を疲れさせるだけ

風邪引いた
では、こたつで寝るとどうして、風邪に対する抵抗力が落ちるのでしょうか。

睡眠の目的として体を休ませるということがありますが、こたつで寝ると休息どころか体の疲れを増やしているようなものなのです。
疲れがたまると、免疫が低下して、風邪にも勝てなくなってしまうのですね。

なぜ、こたつで寝ると体が疲れるのかは、次の3点に集約できます。

  • こたつは寝るのには熱すぎる
  • こたつは寝るのには狭すぎる
  • 着のみ着のままは寝るのに適していない

どういうことなのか、詳しく見ていきましょう!

こたつは寝るのには熱すぎる

こたつの温度は、メーカーによる差もありますが、「低」設定でも約40℃、「高」設定では60℃前後あるといいます。

一番低い温度設定でも、体温以上の温度があるということですよね。
体温以上の熱を浴びるということは、人間の体にとって負担がかかる状況です。

こたつの場合、しかも熱源に近いため、さらに負担は大きいことと、下半身だけが体温以上の熱を浴びるという体にとっては複雑な状況です。

こたつで寝るということは、そうした環境に長時間いるということになり、体には次のような影響が出てきます。

体温調節が上手くいかない

人間の体は、体内の酵素が最も活性化する37℃に体温を保とうとする機能があります。

上半身は体温より低い室温、下半身は体温より高いこたつの中。
どちらに合わせて体温を調整すれば良いのか、自律神経が混乱して、体温調節が上手くできなくなるのです。

自律神経が乱れると免疫も低下しますので、風邪をひきやすくなるわけですよね。

睡眠時の深部体温が下がらない

人は、眠るときには深部体温を下げて体と脳を休ませます。
寝るときには、布団の中は33℃、室温は25~28℃が適しているのですが、こたつで寝ると、下半身は体温より高い温度で温められ続けることになります。

まず、その時点で体にとって、こたつで寝ても休息にならないですよね。
そして、高い体温を下げようと汗を出すので、体はますます休むどころではなくなります。

しっかり休息できないと体力は落ちていきますので、風邪に打ち勝つ免疫も低下します。

さらに困ったことには、汗をたくさんかくと体の水分が不足するということにもなっていきます。

体温調節で汗をかいて水分が不足

脱水症状というと夏の話と思いがちですが、冬はもともと空気が乾燥しているところに暖房でさらに乾燥することと、水分をとろうという意識が低くなることから、脱水症状が起こりやすい季節です。

そこにこたつで寝ると、体温調節のために大量の汗をかくわけですから、脱水症状は避けられません
こたつで寝ると頭痛がするとよくいいますが、それは軽い脱水症状になっているためなのです。

こたつで寝た後は、喉がカラカラに乾燥していることに気づくこともあります。
これも水分不足から喉と鼻の粘膜の乾燥してしまったわけなので、風邪のウィルスが体に入ることを許してしまうことになるので、こたつで寝ることは風邪をひきやすくなるわけですね。

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2017.10.04

こたつは寝るのには狭すぎる

普通サイズのこたつでは、腰が引っかかる高さなので寝返りを打とうにも打てません。

寝返りは、快適な睡眠には不可欠なものです。
寝返りを打つことで、睡眠中の血流を良くし、筋肉が同じ姿勢で凝り固まるのを防いでいます

それが、こたつでは寝返りは無理なわけですから、こたつで寝た後は体の節々が痛くなるのも納得です。

それよりも、さきほど説明したように脱水症状気味なところに同じ姿勢のために血流もよろしくないとなると、脳梗塞や心筋梗塞のリスクも出てきます。
風邪どころの騒ぎではない怖い話になってしまいます。

着のみ着のままは寝るのに適していない

お風呂上がりのパジャマでこたつに入って寝てしまったという場合は、この項目は当てはまりませんが、帰宅して着のみ着のままで、こたつで寝てしまうと体にとっては疲れがとれない状況になります。

寝るときにパジャマなど寝巻が適しているのは、寝汗を吸収する素材で作られていることと、体を締め付けないためです。

帰宅時の服装では、熱いこたつの中でかく汗は吸わない、狭いこたつの中でさらに窮屈という体にとっては休ますどころではない不快な状況になるのですね。

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こたつで寝るならこんな工夫を

こたつで寝ると体に良くないという話をしてきましたが、いざこたつで寝てはいけないとなると、少し寂しい気もします。

昼寝ぐらいならしてもいいやん!と言いたいところです。
それに、家族がこたつで寝てしまって、起こしても起きないということもありますよね。

そういう時は、要は、上半身と下半身の温度差と体温より熱い状態を解消すればいいわけです。

  • しっかり上半身もこたつ布団か何かをかぶる
  • こたつのスイッチを切る(その後に湯たんぽを入れるという方法もあり)

これで、寝るには熱すぎるこたつという問題点はクリアできます!

ただ、こたつの狭さはいかんともしがたいです。
こたつ寝を堪能するのは、やはり昼寝程度の短い時間で止めておいた方が体のためですね!

まとめ

こたつで寝ると風邪をひきやすくなるのは、体を休めるはずの睡眠時間が、逆に体を疲れさせることになり、風邪に対する抵抗力が落ちるためでした。

こたつの温度は「低」設定でも体温より高く、上半身と下半身のギャップもあることから、体温調節機能に混乱が起こることと、深部体温が下がらないために体がしっかり休めません。
さらに体温を下げようと多くの汗を出しますから、体が水分不足となり、鼻と喉から風邪のウィルスが入りやすくなります。

眠っているときに寝返りを打つことで、血流を良くし筋肉が固まることを防ぎますが、こたつは狭いので寝返りが打てません。

パジャマは、汗を吸いとり体を締め付けませんが、帰宅した服装で眠ると汗も吸わず体も窮屈と不快な状態で眠ることになります。

昔から、風邪は万病のもとと言います。
布団で眠って、しっかりと体調を整えるようにしましょう!


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