寝つきがいいのも病気?睡眠不足の可能性を調べてみた!


普通なら、寝つきがいいと自分は健康だと考えますよね。

事実、私も数年前のことですが、新たなプロジェクトの開始と母の入院が重なり、その4ヶ月間、毎日布団に入ると即座に眠れたという経験がありますが、それだけ1日が充実していた証だと、大変ポジティブに考えていました。

ところが、この布団に入って5分もしないうちに眠れるというのは、本人が自覚できていない睡眠不足の恐れがあるということを最近知りました。

本日は、この寝つきの良さに隠されている睡眠不足について、詳しくお伝えしていきます。

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寝つきがいいという睡眠不足

寝つきがいい病気top
寝つくまでの時間は、健康な成人であれば10分ほどと言われます。
脳は、その構造からも目を閉じてから眠りにつくまで10分はかかるようになっているそうです。

それが、10分もかからずに寝つける場合は、本人が自覚できていないだけで、睡眠時間が足りていない、もしくは睡眠の質が良くないために睡眠不足になっている表れなのです。

さらには、そうした寝つきの良い状態が3ヶ月続いているようなら『行動誘発性睡眠症候群』と呼ばれる睡眠不足かもしれません。

まずは、寝つきがいいという状態が、睡眠不足なのかどうかを確認していきましょう。

睡眠不足かどうかを確認

きちんと必要な睡眠時間が取れているかどうかは、起きてから4時間たった時の状態と休みの日の睡眠時間で分かります。

詳しくはこの後にお伝えしますが、この2つが当てはまった場合は、自覚できていない睡眠不足の状態で、そのために寝つきがいいのだということになります。

起きてから4時間後の状態

起きてから4時間たったころが、脳の働きが最も活発になります。
7時起床なら、11時ごろがちょうどその時間帯ですね。

もし、起きて4時間たった時間帯に強い眠気があってボンヤリするようなら睡眠時間が足りていません

毎日規則正しく一定の睡眠がとれることは理想ですが、ある程度累計で睡眠が出来ていれば問題はないといいます。

もし前日の睡眠時間が3時間でも、起床から4時間後が眠くなければ、ちゃんと必要な時間眠れていると考えてOKです。
反対に10時間も寝たのに4時間後に眠気があるようなら、睡眠の質が低く睡眠不足の状態です。

休みの日の睡眠時間

休みの日の朝、目覚ましのスイッチはもちろんオフですよね。
いつもより、遅い時間に起きるという人がほとんどでしょう。

では、休みの日の起床時間と平日の起床時間は、どれぐらい差がありますか?
実はここが睡眠不足かどうかを見る重要なポイントなのです!

この差が2時間以上あるようなら寝すぎになり、結果として睡眠の質を落とします。
休みの日の寝だめは、体内時計が乱れて生活のリズムを狂わすもととなり、睡眠の質に影響が出ます。

休みの日でも、平日の起床時間より2時間は遅らせないこと。
週末だけで睡眠時間を一気に取ろうとせずに、平日の睡眠時間をたとえ15分でもいいので伸ばすようにしましょう。

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行動誘発性睡眠不足症候群

起きて4時間後に強い眠気がある。
休みの日は平日よりも2時間以上余分に寝ている。
そして布団に入って目を閉じるとすぐ寝つく。

これらが3ヶ月以上続いているようなら、単なる睡眠不足ではなく『行動誘発性睡眠不足症候群』の疑いがあります。

この『行動誘発性睡眠不足症候群』の特徴を整理すると次のようになります。

    行動誘発性睡眠不足症候群の特徴

  • 昼間に猛烈な眠気におそわれる
  • 寝つきの時間が8分以内と短い
  • 休日の睡眠時間が平日より2時間以上長い
  • 脱力感や疲労感が続き何事にも意欲がわかない
  • 集中力が低下する

睡眠不足は、改善する方が望ましいとはいえ病気ではありませんが、『行動誘発性睡眠症候群』はうつ病や不安障害を引き起こすことがあります。

そうならないためにも、早めにケアをして、睡眠を正常な状態に戻すこと!
要は睡眠不足を解消することなのですが、その取り組みについて続けてご紹介しますね。

睡眠不足を早めに解消すること

柴犬子犬
先ほども言いましたが、寝つきの良さに隠れた睡眠不足は、多くの場合、本人が自覚していません。

つまり、睡眠不足から色々な不調が起こっているのに、その原因が睡眠不足だと考えていないということですね。

そのため、睡眠不足を解消しようとせずに睡眠不足の状況が続いてしまう。

さらには、寝つきがいいために自分の睡眠に問題があるとは思わずに、ますます睡眠時間を削る行動をとることさえあるので、この睡眠不足症候群には”行動誘発性”という言葉が頭につきます。

まずは、自分が睡眠不足であるという自覚を持ち、「睡眠時間が十分に足りていれば、日中に眠くなることもなく快適に過ごせる」と理解することが重要になります。

そして、睡眠不足を解消するためには次のような取り組みをしていきます。

1日15分でいいので早めに就寝する

睡眠時間は、5時間睡眠を6時間睡眠というふうに1時間単位で考えがちですが、早々1時間単位で生活のリズムを変えるのは、仕事などの事情で難しいこともあります。

そういう場合は、15分でいいので早めに寝て睡眠時間を増やします

15分も30日続けば450分、7.5時間になります。
正に、ちりも積もれば山です。

そうして、少しずつ改善していきましょう。

2週間ほど平日・休日続けて7時間以上の睡眠をとる

生活のリズムを調整することができて時間がとれるようなら、やはり毎日7時間以上の睡眠をとって短期で睡眠不足を解消することが望ましいです。

ここでのポイントは平日と休日で同じような睡眠時間をとるということ。
休日で、より睡眠不足を解消しようとすると結局リズムを崩して、睡眠の質を落としてしまいます。

睡眠不足は、生活習慣病やうつ病だけでなく、事故の当事者になるリスクも高くします。
睡眠を十分にとって、早く正常な状態に戻していきましょう!

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まとめ

寝つくまでにかかる時間は約10分と言われます。

布団に入って、5分もしないうちに寝つけるような状態には、本人が気づいていない睡眠不足が隠れていることがあります。
そうした寝つきの良い状態が3ヶ月続いているようなら、『行動誘発性睡眠症候群』と呼ばれる睡眠不足の可能性があります。

睡眠不足は病気ではありませんが、『行動誘発性睡眠症候群』の段階になるとうつ病や不安障害の引き金になることがありますので、早めに睡眠を正常な状態に戻すことが必要です。

「睡眠時間が十分に足りていれば、日中に眠くなることもなく快適に過ごせる」と、睡眠不足であるという自覚を持って、睡眠時間を増やすよう取り組んでいきましょう。


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