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子ども喜び大人はトホホ?お盆玉は夏の新習慣として定着するか問題

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「お年玉」をもじった「お盆玉」。
「お年玉」をもじっているだけあって、初めて聞いたという人も、“お盆に子どもに渡す小遣いのことだな!”とピンと来るのではないでしょうか。

貰える間はうれしかった「お年玉」もあげる側に回ると、懐へのダメージは少ないとは言えません。
いつごろから取りざたされるようになったのか、新たな懐ダメージ習慣として定着するのか。
大人にとってはあまり嬉しくない「お盆玉」についてです。

「お盆玉」は商標登録だった!

子どもとお金
「お盆玉」という言葉、自然発生的に出てきたものかと思いましたが、商標登録もされている造語でした。
商標権を持っているのは、紙製品や包装用紙を製造販売しているマルアイ(本社:山梨県)という会社。
2010年に、マルアイから「お盆玉袋」として、夏のイラストや図案のポチ袋を販売開始されたのが、「お盆玉」という言葉が世の中に出た最初のようです。

「お盆玉」の原型?

「お盆玉」の原型は、山形県の一部にあった風習「お盆小遣い」から始まったというのが通説です。
江戸時代の頃に、商家などで、奉公人がお盆に里帰りする際に、着物や下駄を持たせていたものが、昭和に入って子どもにお金をあげる風習に変化していきました。

ただ、お盆には、祖父母の家で祖父母や親せきからお小遣いをもらっていた記憶のある人、多いのではないでしょうか。
それをマルアイさんが、専用のポチ袋を製造されて、「お盆玉」というネーミングをされたというコピーの勝利かなと思います。

「お盆玉」、世間の認知度は?

あおぞら銀行から興味深い調査結果が出ています。

「お盆玉」という言葉を知っているシニアは16.6%と2割近くもあり、新語にも関わらず普及し始めている。
「お盆玉」という言葉を知っている・知らないにかかわらず、お盆に子どもや孫にお小遣いをあげたことがあるシニアは11%。
あおぞら銀行「シニアのリアル調査」2016から

2割という数値を高いとみるか低いとみるか意見が分かれるところでしょうか。

ただマルアイさんは、「お盆玉」を子どもや孫に渡すだけではなく、祖父母に渡すお小遣いとしても提案されているようです。

気になる相場

さきほどのあおぞら銀行の調査では、平均で5,690円という結果だそうです。
よく紹介されている年齢別の金額は以下の数値です。

  • 幼児 あげない~1000円
  • 小学生1000円~3000円
  • 中学生3000円~5000円
  • 高校・大学生 5000円~1万円

我が家では「お盆玉」としては上げていませんが、父が孫たちにお小遣いとして、学年で基準を作って渡しています。
相場に関しては、家庭ごとに、子どもの金銭感覚をどう育てるかという価値観で決めればよいのではと思います。

また、お小遣いは自分で管理するけど、まとまった額になる「お年玉」は親が管理するという家庭もよく聞きますので、お金の管理を考える機会として「お盆玉」と改まった形で渡すのもメリットがあるかもしれませんね。

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「お年玉」に関しては、親せき間で、学年ごとにいくらと決めてしまっています。

お盆玉袋は郵便局からも出ています

2014年からは郵便局でも「お盆玉袋」の発売を始められています。
2017年は5月26日から、夏の郵便ハガキ“かもめ~る”と同日に発売開始されています。

ダウンロードして手作りできるサイトも検索すればすぐ見つかりました。
お盆に渡していたお小遣いを「お盆玉」として渡してみようかと思った方、お盆玉袋を気にいった絵柄で手作りするのも楽しいかもしれませんね。

まとめ

「お盆玉」は、夏のお小遣い用のポチ袋のネーミングとして、2010年に商標登録された言葉でした。
徐々に認知度は高くなっているようですが、実際には、もともとお盆にお小遣いをあげていた家庭で、それ用のポチ袋を使うかどうかという状況のようです。

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