お好み焼き、関西では外食でも楽しみますが、家でも作る定番メニューの一つです。
そうなると家庭の数だけその家独自の具材や自慢のレシピがありそうです。
我が家も家族が集まると、「お好み焼きにしよか」とホットプレートを出して、10枚は軽く焼きます。
そろそろお盆で帰省のシーズン。いつものお好み焼きとはちょっと趣向を変えるのも面白いかもと、皆さんのおすすめの変わり種具材を調べてみました。
こんな具材も入れるのかとびっくりするものもありましたが、この具材の組み合わせは試してみたいと思うものも多かったです!
そこで!本日は、我が家の定番の具材からおすすめしたい変わり種具材まで、一挙にご紹介しますね!
まずは定番具材でふわっカリッのお好み焼きを
お好み焼きの定番中の定番といえば、『豚玉』ですが、我が家では『豚イカ玉』が定番です。
新たな味覚に挑戦する前に、まずは、我が家の定番具材をご紹介します。
- 生地(小麦粉+ダシ、もしくはお好み焼き粉)
- 天かす
- サクラエビ
- ちくわ
- キャベツ
- ネギ
- 紅ショウガ
- 卵
- 豚肉
- イカ
時々、お餅・チーズ・キムチ・そば・うどんを入れることもありまーす。
ごく定番の具材だと思っていたのですが、ちくわ・紅ショウガが変わり具材として紹介されていることもあるようなので、ちょっと驚いています。紅ショウガは、広島のお好み焼きでは絶対入れないみたいですね。
関西では、私が食べに行くお好み焼き屋さんでも入っているので定番だと思うのですが、生地には入れずにトッピングにする人、入れないでほしい人と色々と意見があるようです。
たしかに、小さい子どもの分を焼くときは、辛いから紅ショウガは入れないようにしていました。個人的には味がしまって美味しいと思うんですけどね、お好み焼きに紅ショウガを入れるのは。
紅ショウガの話はこれぐらいにして、見つけた中で、この具材レシピは食べてみたいなぁと思ったお好み焼きをご紹介していきますね!
この変わり種具材は食べてみたい!
ほんと、見ていると色んな変わり種具材を使ったレシピがありました。我が家は冒険しない保守的な家なのかとちょっと考えたりして。
そんな中から、これは作ってみたい、食べてみたいというと思った変わり種の具材1位から5位までをまずご紹介しますね!実際に作って食べてみた感想も載せていますので参考になるかと思います。
第1位 食感が魅力!オクラ入りのお好み焼き
オクラ独特のネバネバ食感がお好み焼きとマッチします!
キャベツの代わりに使ってもよし、山芋代わりに入れて作るもよし、オクラをメイン具材にしてもよし。色んな役割として使えます。オクラをキャベツの代わりにする場合は、メイン具材として定番の豚肉もあいますし、イカや干しエビ、ベーコン、納豆などがよく合います。
生のオクラをみじん切りにして入れるとサクサク感が、茹でたものを輪切りにして入れるとネバネバ感とオクラならではのアレンジも魅力です。
この中から、オクラをキャベツ代わりに粗みじん切りし、山芋入りの生地に混ぜ込んで、メインを豚バラで作ってみました。しっかりとオクラの食感と味が残ったお好み焼きに仕上がりました!
オクラを茹でてから使うなら、小麦粉の生地の代わりに豆腐やおからを入れるとカロリーも控えめでよりヘルシーなお好み焼きになりますね。
第2位 栄養たっぷり!切り干し大根入りのお好み焼き
鉄分・カリウム・食物繊維と栄養たっぷりな切り干し大根でお好み焼きです。切り干し大根のシャキシャキとした食感もまた楽しです。
切り干し大根は、キャベツと一緒に入れてもいいですし、完全にキャベツの代わりにしてもOKです。
ということで、全部切り干し大根にするのは少し冒険だったので、キャベツと切り干し大根半々で焼いてみました。母には不評だったのですが(笑)、切り干し大根の甘みと風味がなかなか美味しいお好み焼きになりました。
メインの具材は、干しエビか桜エビがおすすめ。ひじきや高野豆腐などを入れて、さらに栄養価アップなお好み焼きもいいですよね。
第3位 さっぱり洋風トマトでお好み焼き
トマトのおでんは食べたことあるんですけどねぇ、お好み焼きにトマトは知りませんでした。でも、このレシピは、私の地元京都のお好み焼き屋さんが元祖のようですね。
トマトは生地に入れるのではなく、ソースにしてかけます。ミニトマトでもカットトマト缶でも大丈夫。さらには、アボカドを入れても相性いいんだとか。
ただ、私はアボカド、嫌いではないのですが食べると体調がおかしくなるので、トマトとベーコンでソースを作って普通のお好み焼きにかけてみました。ちょっとトマトを煮詰めるのが緩かったのが反省ですが、トマトの酸味と甘みがお好み焼きとマッチするなと思いました。
ほうれん草、ベーコン、チーズでアレンジするとピザ風のお好み焼きを楽しめますよ。
第4位 焼くと甘い!白菜のお好み焼き
キャベツを白菜に替えて焼いてみましょう。白菜の繊維を断つようにして、食感を残すためにキャベツより心もち荒く刻んで作ります。
白菜は、水分も多いので、トロトロとした食感がお好み焼きに出ました。白菜は、油との相性もよいので、茹でた時とは違う甘みが引き出た1枚になりました。キャベツで作るお好み焼きより全体に優しい味わいでした。
メインの具材は、豚肉でもイカでも何でも来い!の万能選手。塩昆布を入れると味に深みが出て、一味違う美味しさが楽しめます。
第5位 調理らくちん!もやしのお好み焼き
こちらもキャベツの代わりに使いますが、もやしは洗うだけという手軽さがいいですよね!安くて栄養価も高いもやしですが、シャキシャキ感が最高のお好み焼きが焼けました。
シャキシャキ感を楽しむために、あえてメインの具材なしでも十分においしく出来上がりますし、クセのない具材なので何にでもよく合いそうです。
今回は、山芋が余りそうだったので、山芋を細切りにしたものも加えてみましたが、もやしのシャキシャキ感と山芋のちょっとほくほく感も同時に楽しめて、実は一番好評の具材でした。
それに本当に作るのが楽!でしたので、作る前は5位でしたが、実際に作ってみた後はおすすめ度1位です!
保守的な我が家にとっては、すべて“へぇー”な具材ばかりですが、「うちではとっくに定番よ」という具材も多かったですか?
今回見つけた具材は、他にもまだまだあります。
その中には、「え?何それ?」という変わり種の具材があるかもしれませんよ。
生地に混ぜる具材、キャベツの代わりにこんな具材というご紹介から、カロリーが気になる女性に嬉しい具材など、順番にご紹介していきますね!
基本の具材をアレンジ
お好み焼きの具材と一言で言っても、生地・キャベツ・メインになるものがありますよね。それぞれ、色んな変わり種の具材がありますので、見ていきましょう。
生地に混ぜる具材
お好み焼きの粉もない、山芋もないときは、小麦粉にじゃがいものすりおろしはよく入れます!山芋よりちょっとサクッとした食感に焼きあがって、これも美味しいです♪
キャベツに加えるまたは代わりになる具材
先ほどの「食べてみたい変わり種具材4位」でご紹介した白菜ですが、キャベツの代わりにすると白菜の優しい甘味が美味しいお好み焼きが作れます。お好み焼きに入れるときの白菜は、繊維を断つように粗目に切るようにします。白菜が水分が多い野菜なので生地も少し硬めにするとちょうどな感じですよ。
メインになる具材
冒頭の我が家の定番具材でもご紹介していますが、ちくわは、我が家では必ず入れる定番です。こんな感じの薄い小口切りにして入れるといいですよ~。
足すとさらに楽しい具材
お餅・キムチ・チーズは、一気に入れることも。
なかなかボリューミーで満足感が高いお好み焼きになりますよ。
家族が集まるときに楽しいお好み焼きは、色々な年代が集まって食べる機会も多いですよね。みんなで同じ物を食べるのもいいですが、中には離乳食の段階という小さいお子さんがいることも。
次では、そんな年代別のおすすめ具材をご紹介していきましょう。
みんな違ってみんないい!色んな年代でお好み焼き!
年代別で、こんな風に具材を変えてみても一緒に調理できるのもお好み焼きのいいところです!
離乳食後期はお好み焼きデビュー期
お好み焼きがOKなのは、赤ちゃんが手づかみで食べられるようになる離乳食後期に入ってから。アレルギーの心配もある場合は、小麦粉に変えて米粉を、卵の代わりに絹ごし豆腐や納豆を使います。
小さい子どもには野菜をたっぷり入れて!
ちょっと大きくなると、野菜の好き嫌いが出てきたりしますよね。そんな時期にも色んな野菜を細かく刻んで入れられるお好み焼きはピッタリですね。子供が喜びそうな具材で目を引いて(笑)、色々な野菜を入れてしまいましょう。
がっつり食べたい年ごろには
育ち盛りには、定番の豚玉2枚とかもありですが、洋風・中華風なアレンジも喜んでもらえそうですね。
ズッキーニ、ハム、チーズ、じゃがいも、ほうれん草、トマト、ピーマン
生地の味付けも和風だしからコンソメに変えてもOK!
もやし、ニラ、なす、レンコン、エビ、シーフードミックス
ごま油で焼くとさらに中華な風味に
体重が気になるなら低カロリーなお好み焼きを
お好み焼き1枚のカロリーは約500~550kcalですが、何といっても生地に使う小麦粉がカロリーの半分近くを占めています。
つまり、低カロリーなお好み焼きにするポイントは、生地に小麦粉を使わないこと。代わりとなる次の具材を使えば、カロリー控えめで十分美味しいお好み焼きになりますよ。
さらに、レンコン・切り干し大根・オクラ・白菜、納豆などはお通じにも良くて低カロリーな具材です。
しっかり火を通してお年寄りにも安心!
年配の方のお好み焼きは、きちんと火を通すことが一番のポイントです。それ以外では、たんぱく質が取れる食材がおすすめです。
もちろん、豚肉などもしっかりと火が通ればOKですよ。
まとめ
お好み焼きは、関西では家庭でも作ることが多い料理ですので、家庭ごとに入れる具材も様々です。
定番とも言えるのは、小麦粉・山芋の生地にキャベツ・ネギ、天かす・紅ショウガ、卵に、豚肉をメイン具材にした豚玉でしょうか。ですが、この定番も絶対という具材はどれもありません。
小麦粉の代わりに、豆腐やおからを使ったり、山芋の代わりにレンコンやじゃがいもを使ったり。キャベツに変えて、もやしや白菜も変わり種の具材として人気です。
トマトとチーズを加えたソースを使った洋風、キムチを使ってピリ辛、なす・ニラを入れた中華風と、アレンジも実に多彩で、そのすべてがお好み焼きの枠に収まるという懐の深さも驚きです。
お好み焼きの具材、こうして見てみると可能性は無限大ですね。
小麦粉を使わずに、おからや片栗粉を使っているという家庭も多くて、私のお好み焼きの定義が完全に変わりました!
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