お好み焼き、家で焼くときはホットプレートを使っています。
お好み焼き屋さんの子どもと友達だったのですが、彼女曰く、「お好み焼きはバッツい鉄板で焼かなオイシない」。
そりゃそうでしょ。(笑)
でないとお店の意味ありませんやん。
でも、家のホットプレートでも美味しいお好み焼きは焼けます!
お好み焼きが、家でのホットプレートで焼いても、ふわっカリッとなる焼き方のコツをまとめました。
ふわっと焼きあがるお好み焼きの生地を作る
お好み焼きが、ふわっと焼きあがるためには、まず生地の作り方からちょっとしたコツがあります。ふわっ感を出すために、山芋を入れる家庭も多いと思いますが、生地はまず寝かせることが大事です!
生地を寝かせる
お好み焼きをふわっと仕上げるためには、粉を混ぜてすぐに焼くのではなく、混ぜた生地を30~1時間ほど冷蔵庫で寝かせてやります。生地を寝かせることのメリットは2つあります。
- グルテンの働きが良くなり弾力が出る
- 小麦粉の発行が進んで旨味成分が増す
寝かせることでふわっ感が増した生地でお好み焼きを焼いていくわけですが、生地に具材を混ぜるときにも少し工夫があります。
生地と具材の混ぜ方
生地に具材を混ぜて一気に焼くのがお好みの醍醐味(?)ですが、ほんの少しの工夫でお好み焼きの焼き上がりに差が出ます。
特に、次にご紹介するポイントは、お好み焼きの生地を混ぜるときに必ず守ってほしい鉄則です。
- 水分が出るためキャベツは焼く直前に生地に混ぜ込む
- 卵は最後に割入れて白身が残る程度にあらく混ぜる
我が家では特に2番目の卵の混ぜ方にこだわりがあるのですが、実際の手順を写真でご紹介しますね。
- 卵とメイン以外の具材を器に入れます。
- ざっくりと手早く混ぜ合わせます。
- 全体が混ざったら、卵投入します!
- 卵の白身が残る程度にあらく混ぜます。
ここで時間を置くと、キャベツから水分が出てべチャッとします。
ちょっと写真ではわかりづらいですが、完全に混ぜないことがポイントです。
⇒お好み焼きの具材!おすすめしたい変わり種一挙紹介!
他にも、ふわっとしたお好み焼きの生地にするために、こんな工夫をされているご家庭もあるようですね。
- 粉を混ぜる水の半分を牛乳にする
- マヨネーズを少し入れる
牛乳を入れるとグルテンがやわらかくなって、オムレツのようなフワフワ感がでるそうです。また、マヨネーズの油分が生地の水分を飛ばして、さっくりとした焼き上がりになるとのこと。牛乳もマヨネーズも冷蔵庫に常備されているものなので、簡単に試せますね!
これで、ふわっと焼きあがるお好み焼きの生地の完成です!
では、続いて本題の「焼き方」を見ていきましょう。
カリっと仕上がるお好み焼きの焼き方
我が家では、枚数を焼くこともあり、ホットプレートを使ってお好み焼きを焼いています。ここでは、定番の『豚玉』想定で焼き方を説明しますね。
まず、メインの具材である豚肉はお好み焼きの生地に混ぜこみません。別で焼いてお好み焼きの上に乗せると、豚肉の脂が焼き上がりを香ばしくカリッとした食感に仕上げることができるからです。
では、いよいよ焼いていきましょう。
- ホットプレートを240度(に設定出来なければ200度)に熱する。
- 薄くサラダ油を塗る。
- 生地に豚肉以外の材料を入れ、空気を含ませるように混ぜる。(卵は最後に入れて、ざっくり数回混ぜてください~)
- ホットプレートに生地を厚さが2~3㎝になるよう丸く広げる。
- ホットプレートの横でお肉にさっと火を通します。
- 豚肉を丸く広げたお好み焼きの上に乗せて、焼き色がつくまで約4~5分待ちます。
- ひっくり返して裏面を約4~5分焼きます。
- もう一度ひっくり返して、再び3~5分焼いて完成です!
厚さはお好みですが、私は3㎝ぐらいの厚目がふっくら感があって好きです。
目安は色が変わる程度、30秒ほどです。
豚肉がカリッと焼きあがりましたね!
ソース、マヨネーズ、青のり、カツオブシなど、お好みでかけて召し上がれ!

まとめ
お好み焼きをふわっカリッと焼き上げるためには、まず生地の混ぜ方からコツがあります。
まず生地は、30分から1時間ほど寝かせます。こうすることで、生地の弾力と旨みが増します。
次に、寝かせた生地に具材を混ぜていきますが、焼く直前に生地と具材を混ぜることと、卵は全体が混ざった最後に入れます。
そして、いよいよ焼きだすわけですが、メインの具材が豚肉の場合は、生地に混ぜ込まみません。
広げたお好み焼きの生地に軽く焼いた豚肉を乗せるイメージです。豚肉の脂でお好み焼きをカリッと焼き上げることができます!
あぁ、焼き方を書いているだけでお好み焼きが食べたくなりました(笑)。
今度の週末はお好み焼き作ろうっと。