冷凍食品の賞味期限切れ!食べても大丈夫?チェックポイントを詳しく


チンするだけで、すぐに並べることのできるエビチリなどのお惣菜系から、たこ焼きやダイガク芋といったおやつ、シーフードミックスなどの下ごしらえ済みの食材まで、冷凍食品の守備範囲はますます広がる一方です。

そんな便利な冷凍食品ですが、冷凍されているから、いつまでも食べられると思って安心していませんか?

冷凍食品にも、普通の食品と同じように賞味期限と消費期限があるのです!
冷凍状態(のはず)なのに、賞味期限が切れるなんて、なんだか不思議ですよね。

どうやら、そこには家庭用冷凍庫ならでは理由もあるようです。
そこで本日は、冷凍食品の賞味期限と、賞味期限が切れた冷凍食品を食べても大丈夫かの確認方法を一緒に見ていきましょう。

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冷凍食品の賞味期限は1年?

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商品の袋やパッケージには、冷凍食品の賞味期限は製造日から1年~1年半の間に設定されています。
ですが、各メーカー、賞味期限より短い期間で食べることを推奨しています。

なぜ、そういうことが起こるのでしょう?

詳しく見ていく前に、一般に食品には賞味期限と消費期限がありますので、まず、その違いから確認しておきましょう。

賞味期限と消費期限の違い

  • 賞味期限
    おいしく食べることができる期限。
    品質の劣化のスピードが遅い食品に表示されている。
  • 消費期限
    その日を過ぎたら食べてはいけない期限。
    サンドイッチ、お弁当、生麺といった製造から約5日目あたりで、食あたりの可能性が出てくる食品に表示されている。

食品には、この2つの期限の、どちらかが表示されていますが、冷凍食品の場合、商品パッケージに表示されているのは、おいしく食べることのできる期限である賞味期限の方です。

では、この冷凍食品の賞味期限ですが、どういう基準で決められているのでしょう?

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冷凍食品の賞味期限の長さは

そもそも冷凍食品の賞味期限がどうやって決まるのかですが、冷凍食品のメーカー各社が、保存しておいた食品の品質試験を行って決めています。
冷凍食品の場合は、食品の種類や調理方法など、商品によって異なりますが、賞味期限が1年から1年半と設定されています。

ただし、この1年から1年半という賞味期限は、マイナス18度以下で保存されていた場合という条件付きです。

マイナス18度以下での冷凍保存

なぜマイナス18度以下で冷凍保存することが重視されるのかですが、食中毒の原因菌などがマイナス18度以下では増えないからなのです。
冷凍食品の品質の維持に不安がない温度が、マイナス18度以下ということですね。

そこで問題となるのが、家庭用冷蔵庫の冷凍室の温度が、このマイナス18度以下をクリアできているかという点です。

家庭の冷凍庫での賞味期限は

家庭用冷蔵庫にもマイナス18度以下を保てる機能があるにはあるのですが、扉の開け閉めで庫内の温度が変わるため、マイナス18度以下を維持することが難しいのが現実です。

そのため、冷凍食品を製造しているメーカーは、食品の袋などに表記している賞味期限よりも短い、購入から3~4ヶ月までには消費することを推奨しています。

もし、冷凍食品を保存していたのが冷凍室の扉のポケットだった場合、より温度の変化を受けてしまうので、さらに早めに購入から1~2ヶ月で使うようにしましょう。

冷凍食品の袋やパッケージに記載されている賞味期限、家庭用冷蔵庫では、その期限までおいしさを維持するのは難しいということがお分かりいただけましたでしょうか?
でも、買っておいた冷凍食品が気づいたら賞味期限が過ぎていることってありますよね。

そんな時は、食べても大丈夫かどうか悩むところですが、次に紹介するポイントを参考に確認してみてください。

賞味期限切れの冷凍食品の見極めポイント

賞味期限

食品が食べれるかどうか、まずは匂ってみるという人多いと思います。
ですが、冷凍庫から出したばかりの冷凍食品は、凍っているため匂いがしません。(冷凍庫の匂いはしますが、、、)
そこで、冷凍食品の状況から、大丈夫かどうか見極めるポイントを3つご紹介します。

見極めポイント3つ

  • 袋の表面に霜がついている
  • 冷凍食品の袋が膨らんでいる
  • 一度解けたものを再冷凍した

では、それぞれについて、順番に説明していきますね。

袋の表面に霜がついている

保管中に温度変化があった証拠です。
一度解けかけた食品の水分が、霜や氷として外袋に付着してしまったのです。

品質が悪くなっている可能性もありますので、賞味期限が切れている場合は、廃棄した方が良いでしょう。

冷凍食品の袋が膨らんでいる

食品の細かい氷の粒が蒸発して、冷凍食品の袋がパンパンに膨らむことがあります。
一瞬、ぎょっとしますが、冷凍庫に入れていた冷凍食品の袋が膨らんでいた場合は、食べても大丈夫です。

ですが、買ってきてから、うっかり冷蔵庫に入れてしまった、冷凍庫に入れ忘れて放置していたということはありませんか?
もしそうなら、その後に冷凍庫に入れたとしても、冷凍食品が袋の中で腐ってしまいガスを出している可能性が高いです。
もったいないようですが、食べずに捨てるようにしましょう。

一度解けたものを再冷凍した

冷凍食品は、食品の組織を壊さないよう急速冷凍して作られています。
マイナス1~5度の温度でもたもたすると、氷の結晶ができてしまい、食品の細胞を壊してしまうからです。

家庭の冷凍庫で、一度解けた冷凍食品を凍らせると、食品の細胞が壊れて品質が悪くなってしまいます。
この場合も、残念ですがあきらめた方が良いでしょう。

一度に使い切れなかった場合ですが、封を切ったパッケージに輪ゴムをかけただけで冷凍庫に戻してはいけません。
空気に触れて、霜や冷凍焼けを起こす原因になりますので、おいしさがガクンと落ちてしまいますよ。

一度に使い切らない場合は、残った冷凍食品をラップやフリーザーバッグなど、密閉できるものに入れ替えて保存しましょう。

冷凍食品を買うとき、ここもポイント!
冷凍食品を買うときですが、スーパーなどで買う場合、冷凍食品売り場の温度計がマイナス18度以下に設定されているか確認して、ちゃんと保管されていたことを確認しましょう。
買い物のあとも、保冷材で冷やしながら帰ること。
そして、寄り道は絶対にしないようにしましょうね!

まとめ

冷凍食品の袋に記載されている賞味期限は、マイナス18度以下での保存を前提として決められているので、家庭の冷蔵庫で保存する場合には当てはまらないということが大きな発見でした。
冷凍食品に限らず、食品は買ってからすぐに食べることが一番良いということもよく分かったかなと思います。冷凍食品、上手に活用していきたいですね。


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