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消化に良い寝方を徹底解説!向きは左右どちらを下にする!?

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ちょっと消化が悪くて胃が重いときに、横になるのが辛いことがありますよね。

そんなとき、寝る向きを変えるだけで、楽になれたら嬉しいですよね。

実は、人によって、左を下にして寝るか、右を下にして寝るかで、消化に差があるのです。

「食べる・寝る」は毎日のことです。

本日は、そんな消化に良い寝方について詳しくお伝えしていきます。

胃のタイプで消化に良い寝方が違う

消化に良い寝方top
一般的には、体の右側を下にしてする寝方が消化に良いと言われています。

ですが、人によっては右よりも左を下にする寝方が消化に良いこともあります。

どちらかを決めるのは、胃の形です。

胃の形と、左右どちらを下にする寝方がいいのかを表にまとめましたのでご覧ください。

右を下にする寝方が消化に良い右を下にする寝方が消化に良い
正常な胃
鉤状胃(こうじょうい)
胃下垂(いかすい)
流動性食道炎
瀑状胃(ばくじょうい)

胃下垂・鉤状胃・瀑状胃は、胃のタイプのことで、正常な胃のようにそら豆の形をしていません。(流動性食道炎は、唯一、病名になります。)

消化の仕組み上、胃もたれや胸やけといった消化不良は、胃の形に変形があると起こりやすくなります

表からも分かるように、瀑状胃だけは流動性食道炎と同じく、右を下にして寝るほうが良い胃の形です。

自分の胃の形を正確に知るには、レントゲンやバリウム検査が確実ですが、そのためだけに病院に行くのも大変です。

そんな場合、胃もたれや胸やけの起こり方を手掛かりにして自分の胃のタイプを探ることができます。

胃もたれの症状と胃のタイプ

  • 食後にむかつきや胃もたれが起こる⇒胃下垂もしくは鉤状胃
  • 食後のむかつきや胃もたれが長く続く⇒瀑状胃
  • 空腹時にも胃もたれや胸やけがある⇒逆流性食道炎

では、タイプ別に消化を助ける寝方についてお伝えしていきますね。

正常な胃の消化に良い寝方

初めに、正常な胃の形を例に、体の右を下にした寝方が、一般的に消化に良いと言われる理由を見ていきましょう。

正常な胃

正常な胃は、体の右に向かって少しカーブしたそら豆のような形で、出口は体の右側にあります。

体内に入った食べ物は次のように消化されていきます。

  • 胃に食べ物が運ばれてくると胃液が分泌される
  • 食べ物と胃液を混ぜ合わせてドロドロにする
  • ドロドロになった食べ物を十二指腸に送り出す

正常な形の胃の場合

体の右を下に寝ると胃の出口が下向きになり、胃から十二指腸へ食べ物がスムーズに流れます。
胃もたれが起こりにくい消化に良い寝方です。

反対に、体の左側を下にして寝ると、胃の出口が上向きになるため、十二指腸に食べ物を送ろうとして胃に負担がかかってしまうのです。

加齢や体調不良によって、胃のぜん動運動が弱くなると、十二指腸へ食べ物を送る力も弱まります。

寝方一つで、胃にさらに負担がかかり、消化不良が起こりやすくなるので注意が必要です。

鉤状胃(こうじょうい)の人の消化に良い寝方

続いて、日本人に多い胃の形、鉤状胃(こうじょうい)を見てみましょう

鉤状胃(こうじょうい)

上の図からも分かるように、鉤状胃は、胃がかぎ針のように曲がっていて、十二指腸に続く出口の位置が高くなっているのが特徴です。

そのため、胃の下の方に食べ物がたまりやすく消化に時間がかかる傾向があります。

消化不良を解消しようとして胃は胃液の分泌を増やすため、胸やけや胃痛と言った不快な症状が食後に起こりがちです。

鉤状胃タイプの場合

正常な形の胃と同じく、体の右を下にして寝ると、胃の下にたまった食べ物が胃の出口から十二指腸に食べ物を流れやすくなり消化が良くなります。

いかに十二指腸にスムーズに食べ物を送る姿勢で寝るかが、消化を左右することが分かりますね。

胃下垂の人の消化に良い寝方

胃下垂は、胃が正常な位置よりも低く下がってしまっている状態の胃です。

多くの場合、胃を支えている腹筋がおとろえることから胃下垂になると言われています。

胃下垂

胃下垂は、十二指腸に食べ物を送るぜん動運動が弱く、消化不良が起こりやすい胃の形状です。

鉤状胃の人と同じように食後にむかつきや胃もたれが起こりやすいでしょう。

胃下垂の場合

胃のぜん動運動機能が弱い傾向です。

ぜん動運動を補うために、右側を下にする寝方が消化を助けます。

またお腹の張りから、食欲が落ちる、あっても少ししか食べられないという傾向があり、胃下垂の人は太りにくく痩せている人が多いと言います。

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鉤状胃も胃下垂も病気ではありませんし、治療が必要と言うこともありません。

消化不良を起こしやすいので、胃に負担をかけないために食事をよく噛んで食べることを心掛けるといいですね。

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逆流性食道炎の人は左を下にして寝る

逆流性食道炎は、胃酸が食道に逆流して食道の粘膜が炎症を起こす病気です。

胃と食道の間には、胃からの消化物や胃酸の逆流がおこらないよう「下部食道括約筋」という胃の入り口を閉める筋肉があります。

ところが、加齢や体重増加などで、この括約筋が弱くなるために胃から食道に向けて胃酸などの逆流が起こるようになります。

逆流性食道炎

胃酸の逆流が起こると、食道の粘膜は胃のように強くありませんので、逆流してきた胃酸によって胸やけやのどの痛み、咳といった不調が引き起こされます。

すでに診断を受けている場合は、お医者さんからも右側を下にして寝ないよう指導があったのではないかと思います。

逆流性食道炎の場合

体の右を下にして寝ると、胃の出口だけでなく入り口も下向きになり、食道に向けて胃酸の逆流が起こりやすくなります。

炎症を起こしているところに、さらに胃酸が流れるため、症状を悪化させる恐れもあります。

逆流性食道炎の人は、体の左を下にして寝るようにします。

まだ診断を受けていないものの“ひょっとして”と思い当たる節がある場合、胃下垂や鉤状胃の胃もたれなどが食後に感じられるのに対して、逆流性食道炎の胃もたれや胸焼けは空腹時にも起こるという違いがあります。

早めに正確な診断を受けることが必要ですが、この違いを寝る向きを判断する参考になさってください。

瀑状胃の人の消化に良い寝方

瀑状胃は、胃の入り口が低く二つに折れ曲がったような形をしていて、胃炎や逆流性食道炎を起こしやすい胃の形と言われます。

瀑状胃(ばくじょうい)

瀑状胃は決して珍しいということもなく、日本人の2~3割は瀑状胃タイプだそうです。

肥満体形や神経質な人がなりやすいのですが、生まれつき瀑状胃という人もいらっしゃいます。

瀑状胃は、食べたものが胃の上部にたまり、なかなか下のほうに移動していきません。

食べ物の消化に不可欠な胃液は胃の下部で分泌されています。

瀑状胃では、食べ物と胃液が混ざりにくいため、消化に時間がかかってしまうのです。

一方で、胃は食べ物を消化しようとして、胃液を盛んに分泌します。

胃液が多くなりすぎて、胃炎を起こしやすくなるのです。

瀑状胃の人が、体の右を下にして寝ると、胃の出口だけなく入り口も下を向きますので、胃の上部から胃酸や消化物が逆流しやすくなります。

瀑状胃タイプは、胃の形が特徴的なため、寝方に工夫が必要です。

瀑状胃の人にとっての消化に良い寝方は、胃の形が特徴的な分、少し複雑になります。

瀑状胃タイプの場合

  1. 胃の上にたまっている食べ物を下に動かすために体の左を下にして寝ます
  2. 次にうつぶせに寝ます
  3. しばらくしたら体の右を下にした体勢で寝ます

それぞれ10分ずつと考えて30分かけて食べ物を胃から十二指腸に送るイメージです。

瀑状胃も病気ということではないのですが、食べ物の消化に時間がかかる胃の形です。

胃のレントゲンをとる機会があれば、自分の胃が瀑状胃か確認しておくといいかもしれませんね。

消化をよくする食後の30分の過ごし方

食後30分休む
ここまで胃の形や胃もたれや胸焼けがある場合に消化をよくするための寝方を見てきましたが、食後の30分の過ごし方で胃への負担が変わります。

食後は、食べたものを消化するために体の血液が胃腸に集中します。

この時に運動などで体を動かすと、血液が分散してしまい、消化によくありません。

消化のことを考えると食後の30分は、ゆっくりと楽な姿勢で休むことがおすすめです。

横になれるようなら、上体を起こして、右か左の自分の胃の形に良い側を下にした体勢で休みます。

会社や学校では、横になるのは難しいでしょうから、体を少し右か左に傾けて、ややうつむき加減で静かに座るだけで胃にとってはプラスの効果が生まれます。

このとき、仮眠するのもOK

体が休まり、さらに消化が良くなりますし、起きた後は、消化で生まれたエネルギーがすぐに使われるので体脂肪がつきにくくなります。

注意するのは、本格的に寝てしまうこと。

夜は特に食べてすぐに寝ると、かえって消化に良くありませんし、脂肪や老廃物もたまるため太りやすく肌荒れの原因にもなります。

布団に入る3時間前には夜ごはんを食べ終える。

これを目安にしてみてください。

まとめ

正常な胃の形は体の右側に向かってカーブしたそら豆のような形をしています。

そのため、一般的には、体の右側を下にした寝方が、胃の出口が下向きになるため消化に良い寝方と言われます。

ただ、人によって胃の形は異なることと、右を下にすることで胃から食道に胃酸も逆流しやすくなるため、右を下にした寝方が消化に逆効果になる人がいます

右を下にする寝方が消化に良い右を下にする寝方が消化に良い
正常な胃(そら豆の形)
鉤状胃(こうじょうい)
胃下垂(いかすい)
流動性食道炎
瀑状胃(ばくじょうい)

瀑状胃や逆襲性食道炎の人は、右を下にすると胃の入り口も下をむくため、胃酸や食べたものが食道に逆流しやすくなり逆効果です。

この場合は、左を下にして寝ることが消化に良い寝方になります。
(瀑状胃の人は、その後うつぶせになり、最後に右を下にするという寝方が消化を助けます)

胃下垂や鉤状胃の人も胃の形から食後に胸焼けや胃もたれといった不快感が起こりやすいですが、右を下にする寝方が食べ物の十二指腸への移動を助けるので良いでしょう。

また、いずれの胃の形であっても食後の30分は消化を助けるためにゆっくりと休むことがおすすめです。

横になれるのであれば、自分にとって消化を助ける側を下にして上体を少し起こした体勢で休むといいでしょう。

食べることと寝ることは日々のことです。

胃のレントゲン検査を受ける機会があれば、自分の胃の形を聞いておくと、、どちらを下にして寝れば消化に良いか分かっていいかもしれませんね。

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