青葉の候が使える時期！意味・読み方・お役立ち文例

青葉は、初夏のころの青々とした木々の葉のことです。

同じく初夏の緑の美しさを表している言葉に、若葉と新緑があります。

時候の挨拶として使えるのは、木々の緑が深みを増す前、5月上旬から中旬となります。

青葉の候の読み方、意味、使える時期

青葉の候を使った文例

青葉の候のように、”～の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

• 拝啓　青葉の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　青葉の候、貴社におかれましては、いよいよご繁栄の由、心からお喜び申し上げます。
• 拝啓　青葉の候、貴社におかれましては、ますますご発展の段、大慶に存じ上げます。

目上の方に出すような改まった手紙

• 拝啓　青葉の候、○○様には一段とご清祥のことと拝察いたしております。
• 拝啓　青葉のみぎり、皆様におかれましてはますますご壮健のことと存じます。
• 拝啓　青葉の折、御一同様にはいよいよご活躍のこととお慶び申し上げます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

• 青葉が目にまぶしい今日この頃、皆様にはその後、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
• 「目には青葉山ほととぎす初がつお」と申しますが、新緑がまぶしい季節になりました。
• 青葉繁れる好季節を迎え、皆様お健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。

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「青葉の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。