ハッカ油でお風呂タイム！ハッカ油の効能で夏のお風呂快適に！

夏のお風呂は、湯船につかるのは暑いからと、ついついシャワーで済ましがちになりませんか。

かくいう私自身も夏場は、平日はシャワーで済ましてしまっていて、せめて週に１度ぐらいはと週末に湯船につかるぐらいです。

そんな夏のお風呂事情ですが、ハッカ油を数滴入れるだけで、お風呂が涼しく過ごせるようになるのです！
ハッカ油の効能の一つに、肌が清涼感を感じるということがあるからなのですが、ハッカ油風呂には注意したいこともありますので、順番に見ていきたいと思います。

ハッカ油の効能の一つ清涼感

ハッカ油を使うと、なぜお風呂が涼しく快適な時間になるのかですが、ハッカ油に含まれているメントールには皮膚の表面の涼しさを感じる細胞を活性化する働きがあるからなのです。

その作用のおかげで、ハッカ油をお風呂に入れたり、ハッカ油入りのスプレーを肌にかけたりすると、スーッと涼しく感じることができるのです。

このハッカ油の清涼感を活かして、ハッカ油スプレーを制汗剤にしたり、扇風機に一吹きして涼しさを感じる風にしたりという方法もよく知られていますね。

ただ、気をつけないといけないのは、ハッカ油の清涼感は”涼しさを感じる”だけなので、汗のように本当に体温を下げる力はないということ。

ハッカ油スプレーで涼しいから大丈夫と思っていると、実際には体温が上がってしまい熱中症になる危険があります。

ハッカ油スプレーの清涼感を楽しみつつ、エアコンを使う、水分補給をするといった熱中症予防の基本はしっかり守るようにしましょう！

ハッカでお風呂を涼しく快適に！

ハッカ油で夏のお風呂が快適になる理由が分かったところで、ハッカ油をお風呂にどれだけ入れればいいのかが大事ですよね。
ここでは、さらに湯船に入れる以外のハッカ油を使ったお風呂の楽しみ方も合わせてお伝えしますね

ハッカ油をお風呂に入れる

ハッカ油をお風呂に入れる量ですが、原液をほんの2～5滴、湯船に入れるだけで、涼しくてさわやかなアロマバス完成です。

ここで注意点が一つ。
それは、ハッカ油を入れすぎないこと。

入れれば入れるほど涼しくなると思いたいところですが、ハッカ油を入れすぎると涼しいを通り越して寒く感じてしまうのです。

また、ハッカ油を入れすぎてしまうと、ハッカ油のかたまりが湯の表面にできるので、原液が肌についてしまいます。
ハッカ油は、アロマオイルほど成分が強くはありませんが、やはり原液が肌につくのは刺激が強すぎるので良くありません。

もし、私は敏感肌でという人や小さい子どもさんがいる場合、ハッカ油をスプーン1杯のはちみつやアップルビネガー、もしくはホホバ油などのアロマのベースオイルと混ぜたものを湯船に入れると刺激を和らげることができるのでお試しを。

ただ、その場合も7歳以下のお子さんにはハッカ油のお風呂は刺激があるのでやめておきましょう。

ベースオイルは、ホホバ油以外だと、オリーブスクワラン、マカデミアナッツ油などが手ごろですよ。

シャンプーやボディーソープに混ぜる

続いては、ハッカ油で夏のお風呂をさらに爽快さわやかにする方法です。

実はハッカ油には、皮脂を落とす働きもあるのをご存知ですか？
その働きを活用して、シャンプーやボディーソープに１～2滴混ぜるだけで、いつもと違う洗い上がりとサッパリ感が楽しめるというものです。

ハッカ油の成分であるメントールの消臭・殺菌効果は、頭皮の臭いも消してくれるので夏にはますます持って来いですね。

でも、ここでも注意点があります。

ハッカ油を洗顔用ソープには入れないでください！
顔の皮膚には、ハッカ油はやはり刺激が強いのです。
ハッカ油スプレーなども、うっかり顔にかかった・目に入ったという場合は、急いで洗い流してくださいね。

お風呂上がりの水分補給にも

ここでさらにハッカ油の効能をご紹介します。
ハッカ油に含まれるメントールには、胃腸を元気にする力もあります。

そこでおすすめなのがハッカ油を少し入れた水。
お風呂上がりに飲む水にハッカ油を垂らすと、すーっと爽やかなだけでなく、夏バテの食欲不振解消にもなりますよ。
もちろん、この場合使うのは飲んでもいい“食品添加”の表示があるハッカ油。
コップ1杯にハッカ油を1滴もしくは半分を入れて楽しんでみてください。

まとめ

ハッカ油を使って、ちょっとした工夫をするだけで、夏のお風呂がずいぶん涼しげで快適なものに変身ですね。

ただし！ハッカ油のいれすぎだけが厳禁です。
肌への刺激も強くなりますし、涼感を通り越して寒気を感じてしまいますよ。

快眠するためには、お風呂に入ったほうが良いとも言いますので、ハッカ油のお風呂タイムで夏を元気に乗り切りましょう！