花冷えの候が使える時期！意味・読み方・お役立ち文例

花冷えの花は、桜の花のこと。

桜の時期の一時的に戻ってくる寒さを花冷えと称します。

桜が咲きそろう3月下旬から4月上旬に使う時候の挨拶です。

花冷えの候の読み方、意味、使える時期

花冷えの候を使った文例

花冷えの候のように、”～の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

• 拝啓　花冷えの候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　花冷えの候、貴社におかれましては、いよいよご繁栄の由、心からお喜び申し上げます。
• 拝啓　花冷えの候、貴社におかれましては、ますますご発展の段、大慶に存じ上げます。

目上の方に出すような改まった手紙

• 拝啓　花冷えの候、○○様にはいよいよご健勝のことと拝察いたしております。
• 拝啓　花冷えのみぎり、皆様におかれましては一段とご清祥のことと存じます。
• 拝啓　花冷えの折、ますますご活躍のこととお慶び申し上げます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

• 花冷えの日が続いておりますが、ご家族の皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
• 花冷えの時節でございますが、ご家族の皆様にはますますご健勝のことと存じます。

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「花冷えの候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。