甚寒の候が使える時期！意味・読み方・お役立ち文例

甚寒は、程度を超えてはなはだしく寒いことを意味します。

「甚寒の候」は、”尋常なく寒い時期ですね”という挨拶になります。

1月中旬から1月下旬にかけて使うと良い時候の挨拶です。

甚寒の候の読み方、意味、使える時期

甚寒の候を使った文例

甚寒の候のように、”～の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

• 拝啓　甚寒の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　甚寒の候、貴社におかれましては、いよいよご発展の由、心からお喜び申し上げます。
• 拝啓　甚寒の候、貴社におかれましては、ますますご隆盛の段、大慶の至りに存じます。

目上の方に出すような改まった手紙

• 拝啓　甚寒の候、○○様にはいよいよご健勝のことと存じます。
• 拝啓　甚寒のみぎり、皆々様におかれましては一段とご清祥のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　甚寒の折、ますますご活躍のことと拝察いたしております。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

• 寒さ厳しき折、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
• 例年になく寒い日が続いていますが、皆様お元気ですか。

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「甚寒の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。