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降雪の候が使える時期!意味・読み方・お役立ち文例

降雪の候は、”雪が降る季節ですね”という意味です。

日本は、雪の降る量が地域によって大きな差がありますが、雪の少ない平野部でも1月には積雪することがしばしば。

その年の気候や、手紙の相手の住む地域にもよりますが、目安としては、1月中旬・下旬に使うと良い時候の挨拶です。

降雪の候の読み方、意味、使える時期

降雪の候

読み方こうせつのこう
意味「降雪の候」は、”雪が降る頃となりました”という意味です。
降雪の候」は、暦の上の冬の終わりの時候の挨拶です。
使える時期1月中旬から1月末まで
1月中旬1月下旬

降雪の候を使った文例

降雪の候のように、”~の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

  • 拝啓 降雪の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 降雪の候、貴社におかれましては、いよいよご発展の由、心からお喜び申し上げます。
  • 拝啓 降雪の候、貴社におかれましては、ますますご隆盛の段、大慶の至りに存じます。

ちょっと一言

貴社は、会社の尊敬語です。
団体や協会に送る場合は、貴社を貴会に変えればそのまま使えます。

目上の方に出すような改まった手紙

  • 拝啓 降雪の候、○○様にはますますご清祥のことと存じます。
  • 拝啓 降雪のみぎり、皆々様におかれましてはいよいよご壮健のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 降雪の折、御一同様にはますますご活躍のことと拝察いたしております。

ちょっと一言

降雪の候」は「降雪のみぎり」「降雪の折」に変えて使うこともできます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

  • 年明けから雪が舞い、厳しい寒さが続いております。皆様にはその後、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
  • 雪の舞う寒さ厳しい今日この頃、ご一同様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
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「降雪の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。
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