何かと忙しい年末。
早く出さなきゃとわかっていても、つい後回しにしがちなのが年賀状ですよね。
“年賀状を貰うのも元日が嬉しいし、せっかく出すからには、やっぱり元日に届けたい。”
そんなときに知っておくと少し安心なのが、年賀状はいつまでに出せば元日に届くのかということです。
そこで本日は、年賀状はいつまでに出せば元日に届くのか、具体的な日付を詳しくお伝えしていきますね。
本当にギリギリ元日の届きそうな日もご紹介しますので、“しまった!”という場合も諦めずに済むかもしれませんよ。
元日に届けてもらうには、この日までに投函!
2021年1月1日の元日に年賀状を届けてもらうためには、2020年12月25日までに投函する必要があります。(正確には、12月25日の集荷時間まで!)
また、年賀はがきの発売は毎年11月1日から始まります。(2020年は11月1日が日曜日のため10月29日(木)から!)
年末はどうしても忙しいから、11月早々に年賀はがきを買って、早くに投函してしまうというわけにもいかないのです。
まずは、郵便局が年賀状を引き受けるスケジュールを確認してみましょう。
郵便局の年賀状引き受け・配達スケジュール
- 年賀はがきの発売開始 2020年10月29日(木)
- 年賀状の引き受け開始 2020年12月15日(火)
- 元日に確実に届けてもらえる投函日 2020年12月25日(金)
- 近隣都道府県なら元日に届くであろう投函日 2020年12月28日(月)
- 年賀状の取り扱い終了 2021年1月7日(木)
スケジュールは上記を見てもらえばOKなのですが、少し注意する点がありますので、説明していきますね。
12月15日から年賀状引き受け開始
2021年の年賀状は、2020年の12月15日(火)から引き受けが開始されます。
<!--あれ?日曜日は郵便局お休みだよね?と思われたかもしれませんね。 ところが、12月15日が土日の場合であっても、年賀状の引き受け開始は12月15日からと決められているのです。-->
そして、この日から、郵便ポストの投函口が、年賀状専用と普通郵便に変わります。
もし、間違って、普通郵便の投函口に年賀状を投函しても大丈夫。
郵便局の方で、普通郵便に混ざっていた年賀状は、ちゃんと年賀状として仕分けしてくださいます。
ただし、気を付けたいのが、12月15日より前に、年賀状を郵便ポストに投函した場合。
この時は、普通郵便として、普通に配達されてしまいます。(郵便局で気づいてくださる可能性もあります)
つまり、年が明けていない年内に、「明けましておめでとうございます」と先方に届いてしまうわけですね。これは、ちょっと恥ずかしいですよね(笑)。
もし、12月14日までに年賀状を投函してしまった場合ら、ポストの横に集荷先の郵便局の電話番号が貼ってありますので、すぐに連絡して回収を依頼しましょう。
12月25日までに投函すれば必ず元日に届きます
元日の朝、郵便配達のバイクの音がすると、“あ、年賀状来た!”と嬉しくなりますよね。
元日過ぎてからでも、年賀状を貰うのは嬉しいものですが、元日に貰えるといっそう嬉しい気がします。
それが分かっているからこそ、自分の出す年賀状も元日に届けたいと思うわけですが、元日に確実に届けてもらうためには、12月25日までに投函する必要があります。
ここで気を付けないといけないのが、年賀状をポストに投函する時間。
12月25日の投函であっても、集荷時間が過ぎてからの投函は、翌26日の集荷となってしまうのです。
決まった集荷コースがありますので、最終の集荷時間は、郵便ポストによって変わってきます。
間違いないのは25日の午前までに投函することですが、もし時間的に厳しいようなら、お近くのポストの集荷時間を確かめておかれるといいですね。
ポストまで行って確認するもよし、集荷時間を確認できるサイトで調べるのもよしです。
なお、12月25日までに投函しても、宛先の郵便番号や住所が間違っていたり、読み取りにくいと配達に時間がかかったり、配達不可で戻ってきます。
郵便番号を書かないのは論外ですが、郵便番号と住所は、正しくはっきりと書くようにしましょう。
郵便番号順に分けてもらえると嬉しいかも?
当時も機械の仕分けはありましたが、目の前に市内の郵便番号が小分けされた1.5m四方の箱が置かれていて、1通1通、郵便番号に仕分けしていきます。
一気に300通ぐらいの束を紐や輪ゴムで投函する方も多かったのですが、そんな時に嬉しかったのが、郵便番号順にすでに分けてくださっていた束。
今は、郵便番号も7桁になっていて、機械の仕分けがうんと増えているかもしれませんが、投函前に郵便番号に並べていただけると嬉しいなぁと、年賀状仕分けアルバイト経験者として思います(笑)。
遅くともこの日までなら元日に届くかも
さて、惜しくも12月25日までに年賀状が投函できなかった場合。まだまだ諦めるには早いですよ!
郵便局も、1通でも多く元日に届けようとしてくださっているので、25日を過ぎても28日までに投函すれば何とか元日に届くかもしれません。
ただし、25日を過ぎての投函は、宛先の住所が近いか遠いかによって、元日に届くかどうかが別れます。
- 宛先が隣接の都道府県 12月27日(日)集荷分まで
- 宛先が同じ都道府県 12月28日(月) 午前中の集荷分まで
さらに宛先が近い場合は余裕があるということを郵便局の人に教えていただきました。
- 宛先の郵便番号と差出地域の郵便番号の上3桁が同じ 12月29日(火)集荷分まで
- 宛先の郵便局の区域内で投函 12月30日(水) 午前中の集荷分まで
ただ、これはあくまで目安です。
その地域の郵便物の量や道路事情によっても左右されますので、25日過ぎての投函は、“元日に届けてもらえるかも”という淡い希望にとどめてくださいね。
また、くどいようですが、宛先の郵便番号と住所は正しくはっきりと書きましょう。
ギリギリ投函で、宛先が間違っていたり、解読不能なようだと元日配達は厳しいですよ。
ちなみに、1月2日は年賀状の配達は、2019年はありませんでした。
元日に届かないと、1月3日以降の配達になるということも押さえておくといいですね。
元日に届けられる年賀状の通数、まだまだ多い!
2020年元日に届けられた年賀状は、全国で何と12億8700万通!
2019年の年間普通郵便の配達数が約158億132万通ですから、その量の多さが分かりますよね。(いずれも日本郵便株式会社のプレスリリースより)
12月は何かと忙しい時期ですが、元日に届けようとしてくださっている郵便局の人のためにも、25日までの投函を心がけたいですね。
年賀状の取扱期間は1月7日まで
年賀状の配達は、「年賀特別郵便制度」として、普通郵便とは区別されています。
何がどう特別かというと
- 12月15日から28日までに投函された年賀状を郵便局で留め置いて元日に一斉に配達する
- 12月15日から翌年1月7日までに投函された郵便年賀はがきは消印を省略する(郵便年賀はがき以外に朱赤で「年賀」とした年賀状は消印されます)
郵便ポストの投函口が、「年賀状」と「普通郵便」に分かれているのも1月7日まで。
1月8日からは、郵便ポストも平常に戻りますし、1月8日投函分からは郵便年賀はがきにも消印が押されます。

年賀状の取扱期間は、後から触れる年賀状が出せる時期とも関連しますので、頭の片隅に置いておいてくださいね。
では、続いて、年末ギリギリの投函だけど、どうしても元日に間に合わせたい場合の裏技(?)をご紹介していきますね。
年末ギリギリの投函だけど何とか元日に届けたい!
さきほどもお伝えしたとおり、12月25日を過ぎても
- 宛先が隣接の都道府県 12月27日(日)集荷分まで
- 宛先が同じ都道府県 12月28日(土) 午前中の集荷分まで
- 宛先の郵便番号と差出地域の郵便番号の上3桁が同じ 12月29日(火)集荷分まで
- 宛先の郵便局の区域内で投函 12月30日(月) 午前中の集荷分まで
なら、元日に届けていただける可能性はあります。
上記の日時も過ぎてしまったけど、どうしても元日に届けたいという場合、次にご紹介する3つの方法があります。
元日に届ける裏技、確実な順
- 郵頼を使う
- 配達日指定を使う
- 速達で出す
ただですね、3つの方法とも別途料金がかかるなど、