お付き合い 郵便

清明の候が使える時期!意味・読み方・お役立ち文例

清明(せいめい)とは、二十四節気の一つで、4月5 日ごろから4月19日ごろにあたります。

春の日ざしにすべての物がきらめいて清らかに見える時期を意味します。

暦の区分ですので、天候や気温とは関係なく清明の期間に使う時候の挨拶です。

清明の候の読み方、意味、使える時期

清明の候

読み方せいめいのこう
意味清明は二十四節気の一つです。
清明の候」は、暦の上の春の終わりの時候の挨拶です。
清明の候は、”春の日ざしにすべての物がきらめく頃ですね”という意味の挨拶です。
使える時期清明の期間(4月4日ごろから4月19日ごろ)
4月上旬4月中旬

清明の候を使った文例

清明の候のように、”~の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

  • 拝啓 清明の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 清明の候、貴社におかれましては、いよいよご発展の由、心からお喜び申し上げます。
  • 拝啓 清明の候、貴社におかれましては、ますますご隆盛の段、大慶の至りに存じます。

ちょっと一言

貴社は、会社の尊敬語です。
団体や協会に送る場合は、貴社を貴会に変えればそのまま使えます。

目上の方に出すような改まった手紙

  • 拝啓 清明の候、○○様にはますますご壮健のことと存じます。
  • 拝啓 清明のみぎり、皆様におかれましてはいよいよご活躍のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 清明の折、御一同様にはますますご健勝のことと拝察いたしております。

ちょっと一言

清明の候」は「清明のみぎり」「清明の折」に変えて使うこともできます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

  • 光清かな春となりました。○○様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
  • 春の光にすべてが輝いて見えますね。ご無沙汰してしまいましたが、お変わりございませんか。
tahe
「清明の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。
4月の時候の挨拶top
4月の時候の挨拶!上旬・中旬・下旬ごとの例文と結び文100選!

新しい年度が始まる4月は、入学・就職など新しい生活が始まるという人も多いことでしょう。 お世話になった人に、手紙で近況報告ということも起こってきますね。 ところが、いざ手紙を書くとなって悩むのが、手紙 ...




あわせて読みたい

-お付き合い, 郵便