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霜降月の候が使える時期!意味・読み方・お役立ち文例

霜降月(しもふりづき)は、陰暦11月の異称です。

陰暦11月は、正確には大雪と冬至の時期(12月7日ごろから1月4日ごろ)ですが、時候の挨拶としては単純に11月のこととみます。

そのため、手紙の時候の挨拶としても11月が使える時期となります。

霜降月の候の読み方、意味、使える時期

霜降月の候

読み方しもふりづきのこう
意味霜降月の候は、”11月となりましたね”という意味です。
霜降月の候」は、暦の上の冬の初めの時候の挨拶です。
使える時期11月の間
11月

霜降月の候を使った文例

霜降月の候のように、”~の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

  • 拝啓 霜降月の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 霜降月の候、貴社におかれましては、いよいよご隆盛の由、心からお喜び申し上げます。
  • 拝啓 霜降月の候、貴社におかれましては、ますますご繁栄の段、慶賀の至りに存じます。

ちょっと一言

貴社は、会社の尊敬語です。
団体や協会に送る場合は、貴社を貴会に変えればそのまま使えます。

目上の方に出すような改まった手紙

  • 拝啓 霜降月の候、○○様におかれましてはますますご活躍のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 霜降月のみぎり、皆様にはいよいよご健勝のことと拝察いたしております。
  • 拝啓 霜降月の折、ご家族の皆様におかれましてはますますご清祥のことと存じます。

ちょっと一言

霜降月の候」は「霜降月のみぎり」「霜降月の折」に変えて使うこともできます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

  • 十一月も終盤を迎え吐く息もいつの間にか白くなりました。ご一同様にはお変わりございませんか。
  • 年賀はがきが売り出され、今年もあと二か月を残すだけとなりました。ご無沙汰してしまいましたが、お元気ですか。
  • 今年もはや霜月となりました。○○様には、ますますお元気のことと承り、何よりと存じます。
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「霜降月の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。
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