春情の候が使える時期！意味・読み方・お役立ち文例

春情（しゅんじょう）は、春めいてきた雰囲気や春らしい様子のこと。

気温も上がり、春を感じる時期のことでもあります。

暖かさが感じられる3月中旬から下旬にかけて使う時候の挨拶です。

春情の候の読み方、意味、使える時期

春情の候を使った文例

春情の候のように、”～の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

• 拝啓　春情の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　春情の候、貴社におかれましては、いよいよご繁栄の由、心からお喜び申し上げます。
• 拝啓　春情の候、貴社におかれましては、ますますご発展の段、大慶に存じ上げます。

目上の方に出すような改まった手紙

• 拝啓　春情の候、○○様におかれましては一段とご健勝のことと拝察いたしております。
• 拝啓　春情のみぎり、皆様にはますますご清祥のことと存じます。
• 拝啓　春情の折、御一同様におかれましてはいよいよご壮健のこととお慶び申し上げます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

• 散策中につくしを見つけ春を実感しました。皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
• 草花の芽吹きに心浮き立つ季節がやってきました。皆様には健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。

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「春情の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。