秋麗の候が使える時期！意味・読み方・お役立ち文例

秋麗（しゅうれい）は、秋の陽気が晴れ晴れとしてのどかなこと。

「秋麗の候」は、”晴れ晴れとした秋の陽気が過ごしやすい時期ですね”という意味です。

残暑のぶり返しも秋雨も終わる10月半ばから立冬（11月7日ごろ）の前日までに使うとよい時候の挨拶です。

秋麗の候の読み方、意味、使える時期

秋麗の候を使った文例

秋麗の候のように、”～の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

• 拝啓　秋麗の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　秋麗の候、貴社におかれましては、いよいよご発展の由、心からお喜び申し上げます。
• 拝啓　秋麗の候、貴社におかれましては、ますますご隆盛の段、大慶の至りに存じます。

目上の方に出すような改まった手紙

• 拝啓　秋麗の候、○○様には一段とご健勝のことと存じます。
• 拝啓　秋麗のみぎり、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　秋麗の折、御一同様にはいよいよご壮健のことと拝察いたしております。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

• 高く澄みきった秋空に、心も晴れ晴れとする今日この頃、皆々様にはその後もお変わりなくお過ごしのことと存じます。
• うららかな秋晴れの日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

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「秋麗の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。