爽涼の候が使える時期！意味・読み方・お役立ち文例

爽涼（そうりょう）とは、さわやかで涼しい気候のことです。

「爽涼の候」は、”さわやかな秋の季節となりましたね”という意味です。

日中も涼しさを感じることができるようになってから使うとよい時候の挨拶です。

爽涼の候の読み方、意味、使える時期

爽涼の候を使った文例

爽涼の候のように、”～の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

• 拝啓　爽涼の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　爽涼の候、貴社におかれましては、いよいよご発展の由、心からお喜び申し上げます。
• 拝啓　爽涼の候、貴社におかれましては、ますますご隆盛の段、大慶の至りに存じます。

目上の方に出すような改まった手紙

• 拝啓　爽涼の候、○○様には一段とご活躍のことと存じます。
• 拝啓　爽涼のみぎり、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　爽涼の折、御一同様にはいよいよご清祥のことと拝察いたしております。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

• 夕刻ともなれば秋の涼気がしだいに感じられるようになりました。
• 秋風が肌に心地よい頃となりました。ご一同様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

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「爽涼の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。