4月といえば、皆さんは何を連想されるでしょうか?
4月は新しい年度が始まる月ですので、入学式、入社式など、人生の節目を迎えるという方も多いですね。
そして、何といっても1年に10日ほどしかない桜を楽しめるのも4月ならでは。
まだまだありますが、4月といえば?の一言から、色々と連想されるものですね。
そこで本日は、「4月といえば」から連想する事柄や行事・記念日など、思いつく限りを調べてきました。
ぜひ、最後までご覧くださいね。
4月といえば○○!
では、早速、“4月といえば”から連想されるものには、どんなものがあるのか見ていきましょう!
なお、単に紹介しても面白くないので、過去5年に新聞各紙に掲載された回数が多い順にランキング形式でご紹介しますね。(え?それも大して面白くない?)
順位 | 4月といえば○○ | 掲載回数 |
1位 | 新年度 | 97,810回 |
2位 | お花見 | 31,456回 |
3位 | 入学式・入園式 | 30,306回 |
4位 | 入社式 | 9,698回 |
5位 | 新学期 | 9,698回 |
6位 | 花粉症 | 7,164回 |
7位 | 灌仏会・花祭り | 5,168回 |
8位 | 潮干狩り | 2,848回 |
9位 | 昭和の日 | 1,715回 |
10位 | クラス替え | 1,049回 |
日経テレコン過去5年間(2013/11/30~2018/11/29)の全国80紙の記事から検索
新しい年度関連が、やはり4月は強いですね~。
新年度、入学式・入園式、入社式、新学期で上位5位までをほぼ独占しました。
新年度の一角を崩したのは、2位に入ったお花見。こちらも、やはりという感じです。いかに日本で桜が愛されているかが、うかがい知れる結果でした。
では、ご紹介したランキングも踏まえつつ、4月といえばから連想される事柄やイベントを順番にご紹介していくことにしましょう!
4月とはこんな月です
今でこそ、月は4月から順番に4月まで数字を付けて呼びますが、かつてはそれぞれを月名で呼んでいました。(和風月名といいます)
卯の花が咲く月を意味する「卯の花月(うのはなづき)」が略されて「卯月」になったというのが通説になっています。
卯の花は、5~6月頃に咲く小さな白い花です。(昔の4月は旧暦のため現在の5月にあたります)
万葉集にも登場していますので、それなりに愛されてきた花だったといえます。
ですが、梅や桜の花を押しのけて月名になるほど存在感のある花なのか、「卯月」に咲く花だから”卯の花”と名付けられたのではないかという異論を唱える人も多いようです。
「卯の花月」以外で卯月の由来とされている説には次のようなものがあります。
- 十二支の4番目「卯(うさぎ)」から「卯月」となった
- 田植が始まる「植月」「田植苗月」から「卯月」になった
もし「植月」「田植苗月」が由来としたら、”卯”の字は当て字ということになりそうですね。
はてさて、どちらが本当なのか興味深いところです。
ちなみに英語では4月はApril。
由来となったのは、ギリシャ神話の美の女神アフロディテ(Aphrodite)。Aprillisには、”開く”という意味があり、つぼみが開き花咲く季節をあらわしています。
それでは、続いて4月の暦について見ていきましょう。
4月の暦(こよみ)と祝日
新しい年度が始まる4月。
町で見かける真新しいランドセルを背負ったピカピカの1年生や、リクルートスーツに身を包んだ新入社員の姿が初々しく、見ているこちらも初心を思い出す季節です。
では、そんな4月の暦上の行事と祝日を確認していきましょう。
灌仏会(かんぶつえ)・花祭り
灌仏会(かんぶつえ)とは、お釈迦様の誕生を祝う仏教行事のことです。
仏生会(ぶっしょうえ)、降誕会(ごうたんえ)と呼ばれることもありますが、最近では「花祭り」と呼ばれることの方が多くなっています。(冒頭に紹介した新聞の掲載回数も花祭りが圧倒的に多かったです)
花祭の日、お寺には生まれた時のお釈迦様の姿を模した誕生仏という仏像が、草花に飾られて花御堂に安置されています。(お釈迦さまはお生まれになった時に、右手で天を、左手で地を指さして立ち、「唯我独尊天下無二」とおっしゃったと伝わります)
そして、これまた誕生時に9体の龍が表れて清浄の水を注いでお釈迦様の産湯にしたという伝説に基づいて、誕生仏に甘茶を注いでお参りします。
花祭りは、関東では4月8日に行われるところが多いですが、関西では5月8日と日にちの違いがあります。
穀雨
毎年4月20日ごろは穀雨の日で、その日から約2週間が穀雨の期間にあたります。
穀雨とは、「百穀をうるおす春の雨」のことで、農家にとって種まきを始める大切な時期にあたります。
そして、穀雨は暦の上で春の最後の節気。早くも夏が訪れようとしています。
祝日
4月の祝日といえば、4月29日の昭和の日。嬉しいゴールデンウィークの始まりともいえる祝日です。
- 4月29日 昭和の日
激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
4月29日の昭和の日は、現在ある16の祝日の中でも変遷の多い祝日です。
もともとは、昭和天皇の誕生日でしたので、昭和の時代には4月29日が天皇誕生日の祝日でした。
昭和天皇が崩御されたのは1989年(昭和64年)1月7日です。翌日から平成が始まったわけですが、1989年(平成元年)から早々に4月29日は平日に戻ることなく「みどりの日」という祝日になりました。
昭和を記念する祝日にしたかったようですが、第二次世界大戦でつらい経験した人も多かったため、すぐに「昭和の日」とはいかなかったのでした。
昭和を記念する祝日として、あらためて「昭和の日」となったのは2007年(平成19年)から。
2019年で平成も終わることが決まっています。
日本が第二次世界大戦の敗戦とかつてない経済復興を経験した激動の昭和が、いよいよ”遠くなりにけり”かと思うと、しみじみしますね。(もちろん昭和生まれですが何か?(笑))
4月の行事など
新年度
1年の始まりはご存じのとおり1月1日ですが、年度の始まりは4月1日です。
これは、1886年(明治19年)に、国の予算を区切る「会計年度」が、財政法で4月1日から翌年3月31日と決められたことに由来しています。
なぜ会計年度が、4月1日から始まることになったのか、その背景ははっきりしていませんが、納税時期に合わせたという説があります。
4月始まりから1月始まりにしようという動きもあったそうですが、変更しないといけない法律があまりに多くて断念するに至ったのだとか。
ちなみに、株式会社など法人は自社の会計年度を自由に決めることができます。しかし上場している企業の7割近くは、国や地方自治体の会計年度と同じ4月1日から3月31日を会計年度にしています。
入学式・新学期
さて、国の会計年度が4月と決まったことで影響を受けたのが、学校の年度がいつ始まるかです。
日本で、近代的な学校制度が誕生したのは1872年(明治5年)のこと。
当時は、まだ学年制度が確立されていないこともあって、小学校は1月始まりのところが多く、中学校や師範学校は9月に始まるという状況でした。
先ほどお伝えしたように、1886年(明治19年)に国の会計年度が4月始まりに決定されます。
国の会計年度と学年の始まりがずれているとお金の面で不都合があるため、同じ年に文部省(現・文部科学省)から高等師範学校の学年を4月開始にするよう指示が出されたのです。
それに合わせる形で、日本全国の学校が4月から新学年を迎えることになったのでした。
入社式
会計年度が4月から始まる→学校も4月から新学年が始まるとなった結果、新入社員の入社式も4月1日となるのは自然の流れですね。
日本ではごく当たり前の入社式ですが、諸外国ではないセレモニーです。新卒を一括採用するという日本企業独自の人事制度が、その理由ということです。
お花見
日本で最も愛されている花といえば、文句なしに桜で決まりですよね。
お花見が庶民の間でも楽しまれるようになったのは江戸時代からですが、始まりは奈良時代にまで遡ります。
ですが、当時、貴族たちが愛でていた花は、桜ではなく梅の花。
桜の花が梅にとってかわったのは平安時代のことで、それ以降、「花」が桜を意味するほどになります。
残されている花見の最も古い記録は、812年(弘仁3年)に嵯峨天皇が神泉苑で催した「花宴の節(せち)」です。
鎌倉・室町時代になると、武士の間にも花見の習慣が広がり、江戸時代に庶民の間でも花見が盛んになったのでした。
エイプリルフール
4月1日のエイプリルフールは、人に害のない嘘をついてもいいという日ですね。
エイプリルフールがいつどこで始まったのかは諸説あるようですが、有力とされているのは16世紀にフランスで起こった悲劇から始まったとされる説。
それを1546年にフランスのシャルル9世が、新年の始まりを1月1日に変更します。長年親しんだ習慣を変えられた庶民は反発し、4月1日に「嘘の新年」を大騒ぎして祝いました。
怒ったシャルル9世が、「嘘の新年」を祝った人々を処刑したのですが、その中にわずか13歳の少女も含まれていたのです。
衝撃を受けた人々は、シャルル9世への抗議と13歳で処刑されてしまった少女を悼む気持ちから、4月1日を「嘘の新年」として13年ごとに祝うようになります。
フランスの悲劇から始まった「嘘の新年」が、世界に広がったのですが、当初は”嘘を一切ついてはいけない日”だったのだそうです。
世界に広がるうちに、いつの間にか”嘘をついてもいい日”になり、「嘘の新年」の悲劇も忘れられていったと言われています。
4月の記念日
日にち | 記念日 | 由来 |
4月7日 | 世界保健デー | 1948年(昭和23年)4月7日に世界保健機関(WHO)の憲章が発効したことを記念する日です。 |
4月9日 | よいPマンの日 | 茨城県・高知県・宮崎県・鹿児島県のJAグループが組織する「がんばる国産プロジェクト」が、ピーマンの出荷が増える4月に、多くの人にピーマンを食べてもらうことを目的に定めました。 4月9日が選ばれたのは、「4(よい)」の語呂と「9(P)マン」という字の形からです。 |
4月10日 | 教科書の日 | 「4・10(よい・としょ)」の語呂合わせから、教科書協会が2010年(平成22年)に定めました。 4月は、新学年にあわせ新しい教科書が配布され、教科書に関心が高まる時期でもあります。 |
女性の日 | 1946年(昭和21年)4月10日に、日本で初めて婦人参政権が行使されたことを記念する日です。戦後初となる衆議院選挙で、39名の女性議員が誕生しました。 1949年(昭和24年)に、労働省(現在の厚生労働省)が中心になって制定しました。 この日から1週間は「女性週間」に定められており、女性の地位向上のためのさまざまな行事が催されます。 | |
4月11日 | メートル法公布記念日 | 1921年(大正10年)4月11日に「改正度量衡法」が公布され、メートル法の使用が法律で定められたことを記念して制定されました。 国によって度量衡は異なっていましたが、1875年にメートル法が国際統一基準として採用されます。 日本がメートル法に加入したのは1886年(明治19年)でしたが、尺貫法とメートル法の併用が以降も続いていたのです。 「改正度量衡法」の公布から、さらに45年後の1966年(昭和41年)3月31日をもって尺貫法の使用が禁止されたのでした。 |
4月12日 | パンの記念日 | パン食普及協会が、1824年(天保13年)4月12日に日本で初めてパンが製造されたことを記念して、1983年(昭和58年)に制定しました。 日本でパンが作られるきっかけとなったのは、1840年(天保11年)に起こった日中戦争。戦火が日本に及ぶことを心配した江戸幕府が、戦への備えとしてパン作りを命じて製造された「兵糧パン」が日本初のパンだそうです。 |
4月17日 | なすび記念日 | 冬春なす主産県協議会*が、ナスの消費促進を目的に定めました。 「4・17(”よい・な”す)」という語呂と、ナスが大好物だった徳川家康に毎年4月にナスが献上されていたことにちなんでいます。 なすび記念日には、おいしいナスを食べてもらおうと、冬春なす主産県協議会の各県では、さまざまな活動が行われています。 *高知県園芸連、JA全農とくしま、JA全農おかやま、JA全農ふくれん、JA熊本経済連、JAさがで組織されている |
4月18日 | 発明の日 | 1885年(明治18年)4月18日に、特許法の前進となる「専売特許条例」が公布されたことを記念する日です。 産業財産権利制度の普及と啓発を目的に、1954年(昭和29年)に、通商産業省(現経済産業省)が制定しました。 |
4月19日 | 良いきゅうりの日 | 「4.19(”よ・いきゅう”り)」の語呂から、JAあいち経済連の三河冬春きゅうり部会が地域特産のおいしいきゅうりをPRするために定めました。 |
4月20日 | 郵政記念日 | 1871年(明治4年)4月20日に郵便制度が実施されたことを記念し、1934年(昭和9年)に定められました。 郵政記念日を含む1週間(4月20日から4月26日)は「切手趣味週間」「郵便週間」が設定されています。 |
4月23日 | 4月ビール(地ビール)のの日 | 1999年(平成11年)に、日本地ビール協会を中心とする「地ビールの日選考委員会」が定めました。 この日は、1516年にドイツ南部にあったバイエルン公国でビールの醸造や販売についての法令「ビール純粋令」は発布された日で、ドイツでも「ビールの日」に定められているそうです。 |
子ども読書の日(サンジョルデイの日) | スペイン、カタルーニャ地方の守護聖人サンジョルディの日には、女性から男性に本を贈る習慣があることにちなんで「世界本の日」に定められました。 日本では、出版業界の働きかけで1986年(昭和61年)に「本の日」となり、2001年(平成13年)に「子ども読書の日」と定められました。この日から3週間の「こども読書週間」が始まります。 | |
4月28日 | サンフランシスコ講和条約発効記念日 | 1941年12月に開戦した太平洋戦争は、1945年8月10日の日本のポツダム宣言受託によって終結しました。 終戦後、48ヶ国からなる連合国軍の占領下に入った日本は国家としての主権を失ってしまいます。 1951年(昭和26年)9月8日、サンフランシスコで日本と連合国48ヶ国との間で「対日平和条約」が調印。 翌年の4月28日に条約が発効し、日本の主権が約6年8ヶ月ぶりに回復したのでした。 |
4月29日 | 羊肉の日 | 「4・29(よう・にく)」の語呂から、2004年(平成16年)にジンギスカン食普及拡大促進協議会が、北海道の伝統的な食文化のひとつであるジンギスカンに対する理解を深めジンギスカンをはじめとした羊肉のPRを目的に定めました。 |
4月30日 | 図書館記念日 | 1872年(明治5年)4月30日に日本で初めての近代的図書館が東京湯島に設立されたことと、1950年(昭和25年)4月30日に図書館法が公布されたことから、1971年(昭和46年)に制定されました。 |
日本で最初に作られたパンが、江戸幕府の指示による兵糧だったとは驚きでした。
では、最後に各地で開かれる主なお祭りとイベントを見ていきましょう。
各地で開かれるお祭り・イベント
4月は上旬はお花見シーズンですが、各地で色々なイベントやお祭りが催されています。
では、早速、日本列島を北から順に、4月のお祭りやイベントを紹介していきますね。
関東
- こいのぼりの里まつり
- 成田太鼓祭
- くらやみ祭
群馬県館林市の鶴生田川・近藤沼公園・つつじが岡パークイン・茂林川の4会場で、3月末からゴールデンウィーク明けまで開催されるイベント。
6000匹を超えるこいのぼりが大空を泳ぐ様子が楽しめます。
また祭の前半は、鶴生田川両岸の315本のソメイヨシノが満開となる「館林桜祭り」も開催されます。
4月上旬に、千葉県成田市成田山とその参道で開かれる日本でも指折りの太鼓祭り。
関東を中心に和太鼓や日本の伝統音楽・舞踊のチームが競演します。
成田山新勝寺大本堂のかがり火前の演奏や、500名以で演奏される千願華太鼓が祭りの最大の見どころ。
東京都府中市の大國魂神社で4月30日から5月6日かけて行われる例大祭。
8基の神輿と6張の大太鼓が市内を練り歩く府中市最大のお祭り。
中部
- 手力の火祭(てじからのひまつり)
- 遠州横須賀三熊野大祭
- 春の高山祭
- 信玄公祭り
岐阜県岐阜市の手力雄神社(てじからおじんじゃ)で4月の第2土曜日に行われる春の大祭。
境内に設置された高さ20mの御神灯が点灯され、続いて滝花火に点火。火の粉が降り注ぐ中を花火が仕掛けられた神輿がいさましく行き来します。
祭りの起源ははっきりしませんが、1760年代には行われていたという記録があり、岐阜県の無形民俗文化財に指定されています。
静岡県掛川市の三熊野神社で4月の第1金曜日から日曜日にかけて行われるお祭り。
江戸時代、この地を治めていた横須賀藩主西尾忠尚が江戸から伝えた天下祭が発祥。
三熊野神社が子授けの神様として信仰されていることもあり、子授けの神事も行われます。
岐阜県高山市の日枝神社の春の例大祭。毎年4月14日・15日の日程で行われます。
同じく高山市の桜山八幡宮の秋の八幡祭とあわせて、高山祭と呼ばれます。
16世紀の終わりに、高山の街が京都を模して造成されたときに、祇園祭の風習が伝わったとされるお祭りで、12台の屋台の華やかな巡行が見どころ。
本家の京都祇園祭り、秩父夜祭とならぶ日本三大曳山祭に数えられます。
山梨県甲府市で行われる武田信玄の遺徳をしのぶイベント。信玄公の命日である4月12日の直前の週末(金曜日から日曜日)に開催されます。
イベントの中では、県内各地から、1000名を超える軍勢が舞鶴城公園に集結し、川中島に出現する様子が再現されます。
近畿
- 長浜八幡曳山祭
- 壬生狂言
滋賀県長浜市の長浜八幡宮で4月9日から17日まで行われる祭礼。
かの豊臣秀吉が長浜城主だったときに、初めて子供が生まれたことを喜び、城下に砂金が配られました。
その砂金で、戦乱で荒廃していた八幡宮を復興し、祭礼を復活させたと伝わっています。
江戸時代に入ると、曳山の舞台で子供歌舞伎が演じられるようになり、現在も祭の一番の見どころとして4月15日に曳山狂言(子供歌舞伎)が上演されます。
京都市中京区の壬生寺で4月21日から29日にかけて行われる壬生大念仏会の中で演じられます。
1300年(正安2年)に円覚上人が悪疫祓いのために行った鎮花(はなしずめ)の法会(ほうえ)を始まりとする伝統ある狂言です。
境内には専用の舞台が設けられ、炮烙割の狂言で開幕します。
中国
- 青柴垣神事(あおふしがきしんじ)
島根県松江市の美保神社で毎年4月7日に行われる神事。
事代主神が国譲りのあと、海に身を隠したという出雲の神話に由来する神事で、御船行事として全国的に有名です。
九州
- 牛深ハイヤ祭り
- 有田陶器市
毎年4月の第3金曜日から日曜日にかけて開かれる熊本県天草市を代表するお祭り。
「ハイヤ」とは、牛深を出港した帆船が北上するのに欠かせない「南風」のこと。牛深の船乗りたちと女性たちが歌い踊っていたものが江戸時代後期に「牛深ハイヤ節」として成立しました。
「牛深ハイヤ節」は北海道から鹿児島まで日本各地に伝わり、ハイヤ系民謡として受け継がれています。
佐賀県有田町で4月29日から5月5日にかけて開かれる陶器の売り出し市。
会場となるのは、佐世保線、上有田駅から有田駅の間で、各地から陶器を買いに来る人々でごった返します。
まとめ
4月といえば、多くの人が連想するのは、入学式、入社式、お花見、など。
新聞で過去5年に取り上げられた中では、新年度がトップ、つづいてお花見、入学式・入園式という結果でした。
意外と件数が少なかったのは、9位の昭和の日と10位以内にも入らなかったエイプリルフール。
新聞という性質上、当然の結果だったかもしれませんね。
あと、エイプリルフールは”嘘をついてもいい日”と思っていましたが、正しくは”人に害のない嘘をついてもいい日”ということが分かりました。
世間には、”やさしい嘘”なんて言葉もありますが、それってかなり難易度高いなと思うのは私だけでしょうか(笑)。
5月といえば何?!連想する言葉から行事・記念日まで総まとめ!
5月といえば、皆さんは何を連想されますか? 4月から始まった新年度で環境が変わった人にとっては、5月は、ようやく落ち着きつつある月でもありますよね。 私のように『新』とつくのは新年ぐらいしか縁のない人 ...