必要最低限のモノしか持たないミニマリストという生き方を耳にすることが増えました。
素晴らしいなぁと思いつつ、セールと聞くと、ついつい行ってしまう私には、逆立ちしても無理な生き方と諦めています。
女性なら、誰しもセールで買った洋服が、タンスの肥やしになっているという経験、一つや二つありますよね。
とはいえ、セールの買い物で失敗したくはありません!
本日は、セールで失敗せずに、賢くお得にお買い物するためのコツをまとめました!
セールで失敗しないためには!
セールでの買い物。
成功したなぁ、賢くゲットできたなぁと思う時もあれば、激しく後悔することもあります。
成功したなぁと思う買い物は、シーズン中から欲しかった物がセールに出たとか、手持ちの服に買い足したいと思っていた物が見つかったときかなと思います。
では、後悔したのは?と考えたら、セールで安いからという理由で買ってしまった衝動買いがダントツではないでしょうか。
成功と失敗を比べてみると、セールで失敗しないためには
- セールに行く前に何が必要か分かっていること
- セールの売り場で雰囲気に流されないこと
が必要な気がします。
では、順番に見ていきましょう!
セールに行く前の確認
セールが近づいてきたら、ソワソワしますが(笑)、賢くお買い物するためにも、セールに行く前に次のことを確認しましょう!
- 手持ちの洋服の棚卸
- お目当てのショップの下見
そんなことと思うようなことですが、洋服の棚卸は忙しいとつい後回しにしがちです。
でも、セールの衝動買いをしないためには、かなり重要なプロセスです。
もう少し詳しく説明しますね。
手持ちの洋服の棚卸
セールで買ってきたものを見て失敗した!と思うのは、似たような洋服をすでに持っていたときとか、合わせるものが無かった時ではないでしょうか。
こんな失敗をしないために手持ちの洋服の棚卸をしていきますが、こんなことを意識してチェックすると、セールで買い足すものがよく見えてきます。
- 自分の定番アイテムは何か
- 困っていることが無いか
ちょっと漠然としていますね。
例えば、こんなことはないでしょうか。
自分の定番アイテムは何か
定番アイテムとしては、例えば、白いシャツや黒いパンツなど。
よく着るもの、何にでもコーディネートできる洋服は、どうしても傷みがちです。
また、白いシャツ1枚とっても、微妙にトレンドが変わって、ちょっと古く感じることがあります。
そういう定番商品がセールで出ていれば、まず失敗しない買い物になります。
必ず使えるアイテムとして、買い足すという考えもいいですよね。
定価では手が出せないような憧れのブランドショップで定番を買うというのもセールのお得な活用方法です。
困っていることが無いか
例えば、毎日のコーディネート。
気に入って買った洋服なのに、コーディネートできる洋服がないために着る機会がないということありますよね。
あとは、洋服は合わせたけど、最後の仕上げのアクセサリーや小物がないということも。
また、お出かけ先や目的によっても、ちょっと着ていく洋服がなくて困るということもあります。
こんなシーンやタイミングで、困ることが多いのではないでしょうか。
- 同窓会に着ていける洋服が無い
- 子どもが小さいので汚れていい服しか持っていない
- 仕事用の服は多いけど休日に着る服が無い
私の義妹さんも子育て中は汚れていい洋服優先でしたので、入学式のスーツや小物は一式貸してあげたりしていましたから、この困りごとは多いように思います。
困ったことが分かれば、困りごとを解決できる洋服をセールで見て回ることもできます。
セールに行く前に、そういう事無かったかなとちょっと考えてみるといいですね。
お目当てのショップの下見をする
こういうものが欲しいと分かったら、セールが始まる少し前に下見をすることをお勧めします。
夏のセールは6月末から7月頭から、冬のセールは1月の頭からと、セールが始まる時期は毎年ほぼ同じ時期です。
その1週間前ぐらいにお店を回っておけば、セール当日に余計なものを買ったり妥協して買ってしまったりということを防ぐこともできます!
さて、これでセールに行く前の準備は整いました(笑)。
でも、セール当日も気をつけないといけないことが、沢山あります。
あらためて確認しておきましょう!
セールの売り場では冷静に!
セールの時の売り場は、人も多いですが、何だかいつもと違う雰囲気があります。
それにつられて、こちらのアドレナリンも大放出状態(笑)。
ついつい、“安いから”と買ってしまうなんてことも。
そういう洋服に限って、家で広げてみて、“失敗した!”と思う確率が高かったりします。
そんな失敗を防ぐのは、一にも二にも平常心です。
- 平常心を保つ3つのポイント!
- なぜ安くなっているかを忘れない
- セールに一人で行かない
- 必ず試着をしてから買う
言うほど簡単なことではないですけどね(笑)。
なぜ安くなっているのか忘れない
セールの売り場では、セールに出ている洋服は、“売れ残り商品”だから安くなっていることを思い出しましょう。
なぜ売れ残ったのか、理由は色々あると思いますが、大体こんなところでしょうか。
- デザインや柄・色が奇抜でコーディネートがむずかしい
- ワンシーズンで終わりそうな流行のもの
- サイズが大きいものか小さいもの
ただ、この売れ残りの理由も、自分が好きな色目だったとか、ちょうど自分のサイズだったとかであれば、お買い得ということになります。
また流行のアイテムも、今シーズン目いっぱい着て、元がとれそうならお買い得なこともあります。
こういう判断のポイントを頭の片隅に置いておくと衝動買い防止になりますね。
セールのDMや売り場のディスプレイには、赤色が良く使われますが、実は、これも購買意欲を高める仕掛けだったのです。
赤い色には、購買意欲を高める力があるそうで、赤い色を使うと使わないでは、売上に10%の差が出たという話もあるぐらい、赤という色から受ける影響があるようです。
セール!安い!買いたい!と、セールの時は初めからテンションに下駄をはいているので気づきづらいですが、お店のBGMも普段よりアップテンポ目のことがあります。
セールの売り場はそういう雰囲気作りがされているんだと知っていると、ちょっと冷静になれそうですね。
セールに一人で行かない
これは意見が分かれるところでしょうか。
一人で行く方が、自分のペースで、自分の見たいお店をゆっくり見て回れるとは思います。
普段の買い物でも言えることですが、率直な意見をしてくれる人と一緒に行くと、“買わない”という選択がしやすいです。
また、試着してしまうと、“今回は見送ります”の一言が言いづらいこととかありませんか。
そんな時、一緒に行った人から、「ちょっとあなたの雰囲気と違うよ」の一言があると、ものすごく楽に断れます。
必ず試着をしてから買う
セールのときに混雑していて、試着せずに買って失敗だったというのもよく聞きます。
どんなに試着室が長蛇の列でも、試着することが鉄則です。
その上で、サイズがあっているか、定価なら買わないようなデザインではないかが基準になります。
サイズで妥協しない
とても気に行ったのに、サイズが無い・合わない場合、すっぱりあきらめた方が良いです。
丈の直しぐらいであれば良いですが、シルエットが変わりかねないようなサイズ直しが避けた方が無難です。
ウェストであれば、2センチぐらいはシルエットに響きませんが、デザインによっては、大掛かりなお直しになることもありますので、店員さんにちゃんと確認してくださいね。
冒険しない
今まで着たことが無いような色やアイテム、安くなっているからと買うのも危険です。
手持ちの洋服とティストが違うということになれば、結局着ないということにもなります。
本当に似合っているから買うのか、安いから買うのか、シビアに見極めないと、タンスの肥やしを増やしてしまいます。
そんなときは、“定価なら買う?”と自分に問いかけてみてください。
意外とあっさりと“要らない”と思えるものですよ。
さて、ここまでセールで失敗しないためのポイントを見てきました。
続いて、セールの買い物を成功させるためのちょっとした工夫(?)をお伝えしますね
セールの買い物を成功させるために!
行くなら初日か終盤に
どうせ行くなら、やはり初日です。
初日は、混雑もしますが、品数もサイズも揃っています。
初日以外では、セールの終盤がさらにプライスダウンしていることがあり意外とお得な買い物ができる時期です。
前年の物が出ていることや、他店から商品が補充されることがあって、セールの最初の時期にはなかった掘り出し物が並んでいることもあります。
小物をターゲットにする
夏のバングル・サンダル、冬の手袋・ストール・タイツ、小物やアクセサリー使いが上手な人はおしゃれなイメージが強いです。
セール時には、こうした小物類もプライスダウンします。
小物も数が欲しいとなると金額が張りますので、セールを上手く活用すると、コストパフォーマンスの高い買い物になります。
セールに行く服装
カバンは、両手が使える斜め掛けが鉄則です。
試着しやすい洋服で行くというのも大切です。
間違ってもワンピースで行ってはいけません。
もし靴を買おうと思うのなら、ふくらはぎから足首がきれいに見えるかどうか確認するためにスカートで行く方が良いでしょう。
夏場は、素足で試し履きはさせてもらえませんので、ストッキングを履いていく方が時間節約になります。
セールで買ったものは、原則返品不可です。
付属品がついてなかったとか破損していたというような場合のみ、返品OKと思ってください。
その場合も、買ってから数日以内でレシートが残っていることが必要です。
サイズが違っていたという場合、在庫があれば交換はしてもらえる可能性がありますが、お店によって対応は違います。
セールの時は、安いからではなく、本当に必要か考えて、試着もしたうえで買いましょう!
まとめ
定価から2~5割が安くなるセールは、安いという理由で買うと後悔する買い物に繋がりやすいです。
自分の手持ちの洋服を棚卸して、買い足すものを計画してからセールに行くと失敗を少なくすることができます。
そして、セールに行ったら、つい“安い”という理由で買ってしまいがちですが、平常心を保つことがやはり大切!
セールに一人で行かないのも、セールでの失敗をなくす良い方法ですが、何より重要なことは必ず試着をすることです。
試着をして、サイズが合わない、手持ちの物と合わせるのが難しいという不安を感じたら、かなりの確率で後悔します。
定価なら買うかどうか。
そう自分に問いかけてみるのも冷静になるきっかけになるかもしれませんね。
とはいえ、セールは楽しいものです!
セールで上手にいいお買い物ができるといいですね。