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冬至の候が使える時期!意味・読み方・お役立ち文例

冬至(とうじ)とは、二十四節気の一つで、12月21日ごろから1月4日ごろまでの15日間です。

冬至の日は、一年で昼が最も短く、夜が最も長い日として知られていますね。

暦の区分ですので、天候や気温とは関係なく冬至の期間に使う時候の挨拶です。

冬至の候の読み方、意味、使える時期

冬至の候

読み方とうじのこう
意味冬至は二十四節気の一つです。一年の中で最も昼が短く、夜が長い期間です。
冬至の候」は、暦の上の冬の半ばの時候の挨拶です。
冬至の候は、「冬至を迎えました」という意味です。
使える時期冬至の期間(12月21日ごろから年末まで)
12月下旬

1月4日まで冬至ですが、新しい年には使いません。

冬至の候を使った文例

冬至の候のように、”~の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

  • 拝啓 冬至の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 冬至の候、貴社におかれましては、いよいよご繁栄の由、心からお喜び申し上げます。
  • 拝啓 冬至の候、貴社におかれましては、ますますご発展の段、大慶に存じ上げます。

ちょっと一言

貴社は、会社の尊敬語です。
団体や協会に送る場合は、貴社を貴会に変えればそのまま使えます。

目上の方に出すような改まった手紙

  • 拝啓 冬至の候、○○様におかれましてはいよいよご健勝のことと拝察いたしております。
  • 拝啓 冬至のみぎり、皆様には一段とご清祥のことと存じます。
  • 拝啓 冬至の折、御一同様におかれましてはますますご壮健のこととお慶び申し上げます。

ちょっと一言

冬至の候」は「冬至のみぎり」「冬至の折」に変えて使うこともできます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

  • 冬至も過ぎ、街行く人々にも気ぜわしさを感じられるようになってまいりました。皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
  • 今年の冬至は例年になくおだやかな気がいたします。お変わりなくお過ごしでしょうか。
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「冬至の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。
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