梅雨空の候が使える時期！意味・読み方・お役立ち文例

梅雨空は、梅雨時の雨雲がたれこめている空模様のことです。

雨が降らなくても曇り空のぐずついたお天気が続きやすい梅雨ならではの表現ですね。

晴れが続くような空梅雨の時は使えませんが、6月中旬から下旬に使うと良い時候の挨拶です。

梅雨空の候の読み方、意味、使える時期

梅雨空の候を使った文例

梅雨空の候のように、”～の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

• 拝啓　梅雨空の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　梅雨空の候、貴社におかれましては、いよいよご繁栄の由、心からお喜び申し上げます。
• 拝啓　梅雨空の候、貴社におかれましては、ますますご発展の段、大慶に存じ上げます。

目上の方に出すような改まった手紙

• 拝啓　梅雨空の候、○○様には一段とご壮健のことと拝察いたしております。
• 拝啓　梅雨空のみぎり、皆々様におかれましてはますますご健勝のことと存じます。
• 拝啓　梅雨空の折、御一同様にはいよいよご活躍のこととお慶び申し上げます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

• 心まで曇ってしまいそうな梅雨空が続いていますが、お変わりございませんか。
• どんよりとした梅雨空に気分も滅入りがちですが、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

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「梅雨空の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。