梅夏の候が使える時期！意味・読み方・お役立ち文例

梅夏（ばいか）は、梅雨入り後の汗ばむような蒸し暑い日のことです。

梅雨の時期は、肌寒い日もありますが、夏が近いことを感じさせる蒸し暑さが徐々に強くなっていきます。

6月中旬から下旬にかけて、手紙のお相手が住んでいる地域の気候を考慮して使いたい時候の挨拶です。

梅夏の候の読み方、意味、使える時期

梅夏の候を使った文例

梅夏の候のように、”～の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

• 拝啓　梅夏の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　梅夏の候、貴社におかれましては、いよいよご発展の由、心からお喜び申し上げます。
• 拝啓　梅夏の候、貴社におかれましては、ますますご隆盛の段、大慶の至りに存じます。

目上の方に出すような改まった手紙

• 拝啓　梅夏の候、○○様にはいよいよご健勝のことと存じます。
• 拝啓　梅夏のみぎり、皆々様におかれましては一段とご清祥のこととお慶び申し上げます。
• 拝啓　梅夏の折、ますますご活躍のことと拝察いたしております。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

• 梅雨に入り、じめじめと汗ばむ日が続いていますね。ご家族の皆様もお元気でいらっしゃいますでしょうか。
• まだ梅雨は開けませんが、気温も上がり体調管理の難しいこの頃です。

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「梅夏の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。