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節分の候が使える時期!意味・読み方・お役立ち文例

節分とは、四季を区切る節目の日のこと。

現在では立春の前日(2月3日ごろ)だけに使われますが、本来は立春・立夏・立秋・立冬の前日を指す言葉です。

特定の日だけを意味しますので、節分(2月3日ごろ)の前後に使える時候の挨拶です。

節分の候の読み方、意味、使える時期

節分の候

読み方せつぶんのこう
意味節分は、暦の上で春と冬の区切りの日となる2月3日頃のこと。
節分の候」は、暦の上の春の初めの時候の挨拶です。
使える時期節分(2月3日ごろ)の前後
2月上旬

節分の候を使った文例

節分の候のように、”~の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

  • 拝啓 節分の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 節分の候、貴社におかれましては、いよいよご繁栄の由、心からお喜び申し上げます。
  • 拝啓 節分の候、貴社におかれましては、ますますご発展の段、大慶に存じ上げます。

ちょっと一言

貴社は、会社の尊敬語です。
団体や協会に送る場合は、貴社を貴会に変えればそのまま使えます。

目上の方に出すような改まった手紙

  • 拝啓 節分の候、○○様にはいよいよご清祥のことと拝察いたしております。
  • 拝啓 節分のみぎり、皆々様におかれましては一段とご壮健のことと存じます。
  • 拝啓 節分の折、ご家族の皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

ちょっと一言

節分の候」は「節分のみぎり」「節分の折」に変えて使うこともできます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

  • 節分の折、ご家族の皆様にはお元気にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。
  • 豆まきの声に春を感じる今日この頃、皆さま、お変わりございませんか。
  • 節分も過ぎまして、ようやく春の暖かさが感じられる頃となりました。お元気でお過ごしのことと拝察いたします。
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「節分の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。
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