枕の向きって、けっこう皆さん、北枕はダメとか、東枕が良いとか言われてきたのではないでしょうか。
我が家の場合、北枕と西枕もダメと言われてきましたので、基本東枕で育ちました(笑)。
ある意味、選択の余地もありませんでしたから、東枕の何が良いのかとか知らずにいたわけです。
最近では、ダメと言われ続けてきた北枕が、風水では一番おススメとかも聞きます。そうなると、ますます東枕は何に効果があるのか、風水的に見てどうなのかなど、知っておきたいものです。
そこで、本日は東枕で寝ると、風水では、どんな効果があると言われているのかを調べてきました。意外と、誰にでもおススメの枕の向きではないということも分かりましたので、あわせてお伝えしていきますね!
東枕は風水で発展・成長のパワーあり!
東枕とは、寝室が家のどの方角にあるかに関わらず、頭を東の方角に向けて眠る姿勢のことです。(足は自然と西を向きますね)
風水では、眠っている間に、頭から気を補充すると考えられています。また、頭をどの方角に向けるかで、補充する運気が変わります。
つまり、東枕で寝たらどんな効果があるのかは、東の方角が持つ運気次第ということが言えます。まずは、東の方角の運気から見ていきましょう。
東の方角がもつ運気
太陽が昇る方角である東には、風水では次のようなパワーがあるとされています。
- 若さ・始まり・新しさ
- 発展・成長
- 健康・活力
太陽が昇って朝がやってくる方角というイメージそのものですね。
また、東からは新しいや良い情報が入ってきます。これも、朝がやってくるというイメージと重なります。
こうしたパワーを持つ東は、仕事運や勉強運を司る方角です。
では、具体的にどんな効果があるのかを続けてみてみましょう。
東枕で寝ると期待できる効果
運気としては、さきほどお伝えしたとおり、東枕で寝ると仕事運と勉強運の上昇が期待されます!
その他には、次のような効果があると言われています。
- 物事に前向きになれる
- やる気が出てくる
- 朝の寝起きが良くなる
- 若さを保つ
朝日を浴びると体内時計が整うと言われますが、枕を東に向けるだけでも、似たような効果があるという話ですね。(ホントか?という気も少ししますが(笑))
こうしたポジティブな効果が並ぶ東枕ですが、誰にでもおススメかというと、そうもいきません。
どんな人におススメで、どんな人にはおススメできないか、続けてお伝えしていきますね。
東枕が合う人合わない人
さきほどご紹介した東枕の効果には、仕事運や勉強運が上がる、やる気が出るなどがありました。
こうした効果を毎日の生活で得たいと望む人は多いと思いますし、そういう人に東枕は、まずおススメしたいところ。
ただ、ご本人が望んでも、東枕は止めたほうが良いという人がいます。
ここでは、
に分けて、詳しく見ていきましょう。
東枕が合う人
太陽が昇る方角の東には、“始まり”や“新しい”といった気が満ちています。
これを年代に当てはまると、人生をこれから上っていく若い世代ということが言えます。
勉強運が上がるという点からも、人生一生勉強とはいえ、学生時代ほど勉強する時間がある時期もありませんしね。やはり、東枕は、若い人にこそおススメしたい枕の向きです。
若い世代の他には、こんな人に東枕はおススメです。
- 営業マンの人
- 独立を目指している人
- 近ごろ運がよくないと感じている人
新しいことにチャレンジしようとするタイミングの人もいいですね。
また、朝が苦手という人も、東枕には寝起きが良くなるという効果もあるので試してみる価値ありですね。
では、次は、どんな人には東枕が合わないかを見ていきます。
東枕が合わない人
東枕は、とにかく発展・活動という上昇気流を生活にもたらします。
通常であれば、上昇というのは良いことのように思えますが、自分のリズムが上昇気流に合わない時も人生にはおうおうにしてあります。
東枕が合わない=おススメできない人と言うのは、上昇のエネルギーが負担となって疲れてしまう、こんな人たちです。
- 年配の人
- 少し疲れている人
- じっくり物事を考えたい人
人生の安定期なのに、なぜか落ち着かない毎日を過ごすことになります。
生きていると、どうしても気持ちが落ち込むときがありますよね。
ちょうど元気になりかけた時の東枕はグッドタイミング!ですが、落ち込みだした時に上昇気流に入ると、飛行機が乱気流に巻き込まれたようなもの。じっと静かに過ごすことが必要です。
物事を進めながら考えるということも必要な時がありますが、一旦動きを止めてじっくりと考えないといけない時もあります。状況把握と冷静な判断が必要な時も東枕は向きません。
疲れたり、落ち着いて物事を考えたりは、一時的なことですので、東枕の発展・活動のエネルギーが必要になれば、東枕にしてみてくださいね。
まとめ
風水では、寝ている時間に運気を頭から補充すると考えます。また補充する運気は、頭を向ける向きで変わるため、枕の向きはとても重要とされます。
つまり、東枕で寝るということは、東の方角が持つ運気を夜の間に取り込むことになるのです。
朝、太陽が昇ってくる東の方角は、
- 若さ・始まり・新しさ
- 発展・成長
- 健康・活力
というエネルギーがあると言われており、仕事運と勉強運を司っています。
こうした東の方角の運気から、風水では、東枕には次のような効果があると考えます。
- 仕事運と勉強運のアップ
- 物事に前向きになれる
- やる気が出てくる
- 朝の寝起きが良くなる
- 若さを保つ
朝日が昇る方角にふさわしいポジティブな効果が並ぶ東枕ですが、合う人と合わない人がいます。
- 合う人=東枕がおススメな人
- 学生はじめ若い世代
- 営業マンの人
- 独立を目指している人
- 近ごろ運がよくないと感じている人
- 合わない人=東枕がおススメではない人
- 年配の人
- 少し疲れている人
- じっくり物事を考えたい人
東の方角は発展・活動というエネルギーが強いので、バイオリズムやモチベーションが下がりはじめた時期、立ち止まって考えたい時期には東枕は不向きです。
ちょっと穏やかに過ごしたい時は東枕を止めてみる。また活発に動きたくなったら東枕にしてみる。気分転換もかねて、上手く調整してみてくださいね!
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