うんちく話

10月といえば何?連想する言葉から行事・記念日まで総まとめ!

10月といえば、皆さんは何を連想しますか?

私にとっての10月は運動会です。

走るのが遅い私は、運動会にはあまりいい思い出がないのですけどね(笑)。

近ごろは、10月は運動会よりもハロウィンという声も多いようです。

このように10月から、必ず思い浮かぶことが、ありますよね。

そして、それは人によって違うこともあれば、共通することも多いものです。

そこで本日は、「10月といえば」から連想する事柄や行事・記念日などを総まとめでお届けします!

10月といえば○○!

10月といえばtop
では、早速、“10月といえば”から連想されるものには、どんなものがあるのか見ていきましょう!

なお、単に紹介しても面白くないので、過去5年に新聞各紙に掲載された回数が多い順にランキング形式でご紹介しますね。(え?それも大して面白くない?)

順位10月といえば○○掲載回数
1位運動会・体育祭39,796回
2位秋祭り11,584回
3位ハロウィン・ハロウィーン15,3633回
4位新米17,962回
5位新そば3,363回
6位芸術の秋2,327回
7位芋掘り2,075回
8位体育の日1,882回
9位スポーツの秋1,300回
10位読書の秋1,098回

日経テレコン過去5年間(2013/6/5~2018/6/4)の全国80紙の記事から検索

最近は、5月開催の学校も増えていますが、それでも10月はやっぱり運動会・体育祭の月ですね!

また、注目すべきは、ハロウィンです。

なんと3位にランクインです。

他の連想される言葉は、新聞に載った件数が、5年間通じてそんなに変化が無いのに、ハロウィン約2.5倍に大躍進していました!

たしかに、ハロウィンは年々ニュースで取り上げられるようになっていますものね。勢いが違いますね。

では、こうしたランキングも踏まえつつ、10月の行事や記念日などを詳しくお伝えしていきますね。

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10月とはこんな月です

10月の和風月名

現在は、1月から12月まで、数字が月名に入りますが、かつては月ごとに和風の名称がありました。

和風月名

  • 10月の和風月名は、神無月(かんなづき)です

旧暦10月は、日本中から神様が出雲の国(島根県)に集まり、縁結び・収穫・神酒づくりについて相談する月といわれます。

そのため、出雲の国以外では、神様が不在となることから、10月を「神無月」と呼んでいました。

一方、神様が大集結する出雲の国では、10月を「神在月(かみありづき)」と呼ぶのだとか。

梅雨の季節の6月を「水無月」と呼ぶことから、神無月に関しても神様の不在を意味していないとする説もあります。

10月には、収穫に感謝し五穀豊穣を祈る神嘗祭が伊勢神宮で行われます。

あらためて神様に感謝する時期を意味しているということそうです。

出雲大社

ちなみに

英語では10月はOctober

ラテン語の8を意味するoctoから来ています。

”10月なのに、なぜ8?”と、不思議に思うところですね。

かつて、ローマでは3月が年の始まりだった時期があり、10月は3月から数えて8番目の月だった名残です。

10月の暦(こよみ)と祝日

続いて10月の暦について見ていきましょう。

今のように気象観測が発達していなかった時代、暦は気象を知るための大切な目安でもありました。

10月は、稲や作物の収穫も終わり、農家の人たちも一息つける月です。

まだまだ台風の心配はあるものの、収穫を終えているためか、暦にも気象に関する事柄が少ないようです。

十三夜

中秋の名月とも呼ばれる十五夜は、旧暦8月15日の満月の夜のことですが、十三夜は、旧暦9月13日の夜をいいます。

十三夜には、栗や豆をお供えしたため「栗名月」「豆名月」と呼ばれることも多いです。

十五夜が中国から伝わった行事なのに対し、十三夜は日本独自の風習です。

旧暦の13日、つまり満月の2晩前の月を眺めて楽しむわけなので、いかにも日本らしい美意識を感じますね。

また、十五夜だけ、十三夜だけと、どちらかだけに月見をすることは「片見月」として嫌われてきました。

とくに東京では、両方をただ見るだけではなく、同じ場所から見るという制約付きです(笑)。

一説には、吉原に2晩とも来てもらおうという魂胆から生まれたとも。

今でいう、何とかキャンペーンみたいな感じですね(笑)。

栗

亥の子(いのこ)

旧暦10月最初の亥の日には、亥の子の祝い、亥の子祭りなどと呼ばれる行事がありました。

古代中国で、旧暦10月亥の刻に穀類を混ぜた餅が食べられていたことに由来する行事です。

この日は、亥の子餅を食べて、無病息災と子孫繁栄を祈ります。ま

た、稲の作物が終わったこの頃に、収穫を祝う意味もあったと言われます。

亥の子の風習が、現在も残っているのは、西日本を中心とする地域。

地域によっては、子どもたちが家々の前の地面をつきながら回るところもあります。

霜降(そうこう)

毎年10月の24日ころが霜降の日で、その日から約2週間が霜降の期間です。

10月も末となると、朝晩は冷え込みが厳しく、晩秋の気配です。

霜降も、まさしく秋の最後の節気

次の節気は、暦の上で冬となる立冬です。

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祝日

10月の祝日といえば、体育の日です!

「体育の日」という名前そのままに、この日は運動会や体育祭が多い日です。

まさに、祝日法に定められた目的に沿った過ごし方です。

「国民の祝日に関する法律」

  • 10月第2月曜日 体育の日
  • スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう

2000年(平成12年)にハッピーマンデー制度が施行される以前は、毎年10月10日が体育の日でした。

なぜ10月10日だったかというと、1964年(昭和39年)に開かれた第1回東京オリンピックの開会式が10月10日だったため。

これを記念して、1966年(昭和41年)に、体育の日として新たに祝日に加えられました。

10月開催というのは、夏季大会としては遅いのですが、東京の夏は競技には暑すぎるため、この時期まで遅らせたという事情があります。

2020年の東京オリンピックは7月下旬の開会です。

もろもろ気温面で心配される向きもありますが、競技時間を夕刻にずらすなどの工夫のもとに運営される方針です。

10月の行事など

衣替え

10月1日は、多くの学校や企業で、制服が夏服から冬服に変わる衣替えの日です。

この日に一斉に変わるというところもあれば、前後2週間程度の移行・調節期間を置いているところもあるようです。

衣替えは、中国から平安時代に伝わった宮中行事の1つです。

昔の中国では、旧暦の4月と10月1日に衣替えが行われたのですが、それが今も習慣として残っている形です。

また、本来は「更衣」と書いていましたが、天皇に使える女官の位を指すようになったため、民間では「衣替え」と呼ぶようになりました。

結婚式

秋は結婚式のシーズンです。

適齢期(死語ですかね・・・)には、秋は複数の結婚式に呼ばれるために『寿貧乏』なんて言葉もありました。

ところで秋がブライダルシーズンなのは、気候が良いからだと思っていましたが、それだけでは無いようです。

かつて、農耕が主要産業だった頃、収穫が終わった秋は、招待客が出席しやすい季節だったというのが、そもそもの理由とされています。

農業をしている人が少ない現在では、秋の挙式は、夏休みを使って準備が進めやすいことと、忙しい年末に掛からないということも秋に結婚式が多い理由になっているようですね。

結婚式

紅葉前線

  • カエデの葉のように赤く色づくことは紅葉
  • 銀杏のように黄色く色づくことは黄葉

と区別しますが、読みは「もみじ」と同じです。

春の桜前線とは逆に、紅葉前線北から徐々に南下してきます。

10月紅葉が見頃となるのは、北海道や東北など北の地域です。

それも、最近は温暖化の影響か、11月にずれ込む年も多いようです。

私が住んでいる京都も、紅葉シーズンは11月中旬から下旬のため、10月に紅葉と聞いてもピンと来ないというのが正直なところです。

木々の葉が色づきだすのは、いくつか条件がありますが、朝方の最低気温が8~9℃を下回りだすことが第一にあげられます。

ただ、紅葉の色づきが美しくなるには、さらに次のような気象条件も必要なのだそうです。

  • 秋晴れが続き、葉っぱが日光を十分に浴びた
  • 昼夜の寒暖差が大きい日が続いている
  • 夏に雨が多く気温が高かった

最近は、残暑が長引いてなかなか涼しくならないためか、以前より紅葉がくすんでいるような気がします。

悲しい話ですね。

紅葉

ハロウィン

毎年10月31日は、年々賑やかになっているハロウィンの日ですね。

ハロウィンは、古代ケルト人が行っていた宗教行事が起源です。

この日には、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すという意味合いがあったと言われます。

それが、アメリカで、民間行事として広まるに連れて、祝祭的色彩は消え去り、現在のハロウィンに姿を変えていきました。

つまり、かぼちゃをくり抜いてつくる「ジャック・オー・ランタン」や、子どもたちが仮装して近所にお菓子を貰いに行くなど、今の私たちが知るハロウィンはアメリカ製のハロウィンだったわけですね。

ハロウィンおばけ

読書の秋

秋ほど「○○の秋」という言葉が多い季節はありませんが、その元祖となったのは「読書の秋」です。

唐の時代の詩人韓愈(かんゆ)が、息子に送った手紙に次のような一文があります。

「燈火(とうか)親しむべし」
これは、“秋の夜は灯りをともして読書をするのにふさわしい”という意味です。

この一文を夏目漱石が「三四郎」で引用したことから、まず秋は読書に最適というイメージが定着します。

さらに、戦後、読書週間が10月下旬から11月上旬の時期に決まり、「読書の秋」という言葉が広く使われるようになったのでした。

では、続いて10月の記念日をお伝えしていきますね。

読書の秋

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10月の記念日

10月1日は日本酒の日

1978年(昭和53年)に、日本酒造中央会が定めました。

10月は、新酒の仕込みが始まる時期にあたります。10月1日を酒造りの元旦として祝う風習があったことからも、この日が「日本酒の日」として定められました。

10月2日は豆腐の日

豆腐をもっと食べてもらいたいという願いのもと、1933年(平成5年)に日本豆腐協会が定めました。

「10.2」で“とう・ふ”と読める語呂から来ています。

10月4日はいわしの日

1989年(平成元年)に、一般社団法人いわし普及協会が、「10・4(いわ・し)」の語呂から、イベントを開催し、記念日となりました。

10月6日は国際協力の日

1954年(昭和62年)10月6日に、開発途上国への政府開発援助(ODCA)が開始されました。

このことを記念するとともに、国際協力への国民の理解と参加を呼びかけることを目的として、1987年(昭和62年)に閣議了解にて「国際協力の日」と定められました。

10月7日は盗難防止の日

「10・7(とー・なん)」の語呂から、2003年(平成15年)に一般社団法人日本損害保険協会が定めました。

自動車盗難や車上ねらいに対する防犯意識を高めることを目的としています。

10月8日はようかんの日

2012年(平成24年)に、和歌山県の紅葉屋本舗さんが定めました。

10月が食欲の秋であること、8日は“八福”に通じて縁起が良いことに加え、「10(いと)・おいしい・8(よう)・かん」という語呂からこの日が選ばれています。

10月9日は世界郵便デー

1874年(明治7年)10月9日に、スイスで万国郵便連合が発足したことから、全世界を一つの郵便地域にすることを目的として、定められました。

日本は、その3年後の1877年(明治10年)に加盟しました。

10月10日は銭湯の日

「10・10(せん・とう)」の語呂から、1996年(平成8年)に東京と公衆浴場環境英紙協同組合が定めました。

制定当時、10月10日は体育の日でもあり、スポーツの後には入浴して健康増進してもらおうという主旨もこめられています。

10月11日は安全・安心なまちづくりの日

2005年(平成17年)に、犯罪に強い社会の実現を目指して、犯罪対策閣僚会議で決定されました。

この日には、安全で安心なまちづくりを進める活動を全国に広げ、国民の意識と理解を深めるための活動が行われます。

10月13日はさつまいもの日

江戸時代、さつまいもは、名産地の川越が江戸から十三里離れていたことから『十三里』と呼ばれていました。

川越のさつまいもは大変美味しいと評判で、13という数字に引っかけて、「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と、さつまいもを誉める言葉が作られるほどでした。

このことから、1987年(昭和62年)に川越のさつまいも愛好会が10月13日をさつまいもの日と定めました。

10月14日は鉄道の日

10月14日は、1872年(明治5年)に新橋・横浜間に日本で初となる鉄道が開業した日です。

これを記念して、1994年(平成6年)に国土交通省が鉄道の日と定めました。

この日には、鉄道が国民から広く愛されることと、鉄道の役割への理解と関心が深まることを願って、鉄道会社などで色々な行事が開催されています。

10月15日はきのこの日

1995年(平成7年)に日本特用林産振興会が定めました。

10月は、秋の味覚きのこが、スーパーなどの店頭に多く並ぶこともあり、ちょうど真ん中の15日を中心に消費PRを行うことを目的としています。

10月16日は世界食糧デー

1981年(昭和56年)に、世界の食糧問題を考える日として、国連食糧農業機関が定めました。
「すべての人に食料を」届けることを実現するために、世界の飢餓や貧困、栄養失調を解決していくことを目的としています。

10月16日は世界脊椎デー

10月12日から20日は、運動器の10年活動週間にあたり、その活動の一つとして定められました。

運動器とは、身体活動を担う筋肉・骨格・神経系を総称する言葉です。

運動障害を予防し健康を実現するための世界的な活動を行っている『運動器の10年(BJD)』が定めました。

※運動器の10年(BJD)は、国連と世界保健機関(WHO)が呼びかけて設立された組織です。

10月17日は貯蓄の日

1952年(昭和27年)に、お金を無駄遣いせずに大切にすることを呼びかけるために、日本銀行が定めました。

伊勢神宮で、収穫に感謝する神嘗祭が行われることから、この日が選ばれました。

10月18日は統計の日

日本初の近代的生産統計「府県物産表」に関する太政官布告が、旧暦の明治3年9月24日に交付されました。この日を新暦に直した日が10月18日です。

この交付を記念して、統計の重要性に対する関心と理解を深め、統計調査への一層の協力を求めるため、1973年(昭和48年)に、閣議了解で制定されました。

10月20日は世界統計の日

国際比較が可能で、信頼できる公的統計データの必要性と意義を理解してもらうために2010年(平成22年)に国連が定めました。

10月24日は国連デー

1945年(昭和20年)6月に定められた国連憲章に基づき、同年10月24日に国際連合が発足しました。

国連では

  • 世界の平和と安全の維持
  • 国と国の友好関係の発展
  • 社会の進歩と生活水準の向上をはかる
  • ことを目的としています。

    10月26日は柿の日

    10月26日は、1895年(明治28年)、俳人・正岡子規が、旅先の奈良で「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」と詠んだと伝えられる日です。

    これを記念し、柿の販売促進と図ることを目的に全国果樹研究連合会カキ部会が定めました。

    10月30日はたまごかけご飯の日

    2005年(平成17年)10月30日に、第1回「日本たまごかけごはんシンポジウム」が、たまごかけごはん専用醤油「おたまはん」の地元である島根県雲南市で開催されました。

    これを記念し、雲南市の日本たまごかけごはんシンポジウム実行委員会が制定しました。

    10月は、日本の記念日もさることながら、国際的な記念日が多かったですね。

    世界的に見ても10月は記念日に関連した催しが開きやすい季節なのかもしれませんね。

    では、最後に各地で開かれる主なお祭りとイベントを見ていきましょう。

    各地で開かれるお祭り・イベント

    ハロウィン
    秋もいよいよ深まる10月。各地では収穫を祝う秋祭りが行われます。また、気候もさわやか、お出かけ日和ですよね。

    では、早速、日本列島を北から順に各地のお祭りやイベントを紹介していきますね。

    東北

    • 二本松提灯祭り
    • 福島県二本松市で、毎年10月4日から6日にかけて行われる二本松神社の例大祭
      1643年、当時の二本松城主・丹羽光重が、「よい政治をおこなうためには、領民に神を敬う精神をもたせることが必要」として、二本松神社を祀り、領民が自由に参拝できるようにしたことを起源とします。
      鈴なりの提灯をつけた7台の太鼓台が、市内を練り歩きます。
      秋田の竿燈、津島の尾張津島天王祭とともに日本三大提灯祭に数えられます。

    関東

    • 土浦全国花火競技大会
    • 茨城県土浦市で10月第1土曜日に開催されます。
      1925年が第1回で、新潟県長岡市の長岡まつり大花火大会、秋田県大仙市の全国花火競技大会と並ぶ日本三大花火大会です。

    • 川越氷川祭
    • 埼玉県川越市で10月第3日曜日とその前日の2日間の日程で行われます。
      江戸時代から続く歴史を誇り、氷川神社の例大祭から始まります。
      江戸の「天下祭」を再現した15基の山車行事が、町中を曳行する姿は壮観。
      とくに山車同士が出くわした時に、お囃子と踊りの競演が見られる「曳っかわせ(ひっかわせ)」が見どころの一つ。
      川越氷川祭

    • 池上本門寺 御会式(おえしき)
    • 御会式とは、日蓮上人の命日の前日に当たる10月12日に、日本各地の日蓮宗寺院で営まれる法要です。
      なかでも東京都大田区の池上本門寺は、日蓮上人が亡くなった場所とされ、盛大な御会式が行われます。
      日蓮上人に感謝するとともに、供養の万灯(まんどう)が太鼓や鐘を鳴らしながら、夜遅くまで練り歩きます。

    • カワサキ ハロウィンパレード
    • 神奈川県川崎市で10月31日のハロウィンに近い週末に開かれる、国内最大級のハロウィンパレードです。
      思い思いの仮装をこらした参加者たちが、JR川崎駅東口付近の大通りを踊り歩くさまは圧巻!

    中部

    • 秋の飛騨高山祭
    • 岐阜県高山市で、毎年10月9日と10日に行われる桜山八幡宮の例祭。
      16世紀後半もしくは17世紀に始まったとされており、重要有形文化財に指定されている11台の屋台の曳き回しと布袋台のからくり奉納が有名。
      「春の高山祭」は、4月14日と15日に日枝神社で行われる山王祭。春と秋の両方で「飛騨高山祭」と呼ばれます。

    • 大津祭
    • 滋賀県大津市にある天孫神社の祭礼。10月の体育の日の前日に行われます。
      江戸時代の初めに、鍛治屋町の塩売り治兵衛が、たぬきの面をかぶって踊ったのが始まりとされています。
      現在では、からくり仕掛けのある曳山13基が町内を巡行し、湖国三大祭りに数えられています。

    • 時代祭
    • 京都府京都市で毎年10月22日に行われる時代祭りは、平安遷都1100年にあたる1894年から始まりました。
      遷都1100年に創建された平安神宮の完成を祝うために、行われた延暦から明治までの時代風俗行列が、毎年行われるようになったのです。
      祇園祭り、葵祭と並ぶ京都三大祭りの一つです。
      平安神宮

    • 鞍馬の火祭
    • 京都府京都市の由岐神社で毎年10月22日に行われます。
      平安時代中期に、地震や平将門の乱などが続き世の中が不安定だった時に、朱雀天皇が天下泰平願って、御所にあった由岐神社を鞍馬に移されました。
      神道具などを移す行列は1kmにも及び、行列を照らす松明やかがり火が、道に沿って延々と続いたそうです。この故事に基づき、火祭は始められました。
      広隆寺の丑祭、今宮神社のやすらい祭とともに京都三大奇祭にあげられます。

    • 奈良公園の鹿の角切り
    • 奈良県奈良市の奈良公園では、体育の日の連休前後に、雄鹿の角を切り落とします。
      これは、発情期を迎えると雄鹿の気性が荒くなり、お互いに傷つけたり、人に危害を加えたりすることを予防するための措置として、江戸時代初頭から繰り返されてきた伝統行事です
      毎年、ニュースでも流れるほど、奈良の秋の訪れを告げる風物詩として有名です。
      鹿のつがい

    • 灘のけんか祭
    • 兵庫県姫路市の松原八幡神社で、毎年10月14日15日にかけて行われる秋の例大祭です。
      3基の神輿のぶつけ合いや、神社周辺の7地区から出される屋台の練り合わせ(押し合い)が見どころで、勇壮なことで知られるお祭りです。

    中国

    • 酒まつり
    • 広島県東広島市で、10月の第2土曜日に開催される日本酒をメインテーマとしたイベントです。
      この日には、西条駅周辺の酒蔵通で日本酒の試飲や酒蔵の開放、ジャズコンサートなど、多彩なイベントが催されます。
      砂ずりを炒めて、日本酒のみで味付けする「美酒鍋」が名物で、家族連れでも楽しめるイベントです。

    四国

    • 新居浜太鼓祭
    • 愛媛県新居浜市の一宮神社、大江浜、八幡神社、JR多喜浜駅前などの各所で、10月16日から18日の3日にかけて行われる男祭りです。
      「太鼓台」と呼ばれる、約3tにもなる巨大な山車が、町中を練り歩きます。山車を担ぐ約150人の「担ぎ夫」が太鼓台を担ぎ上げる「かきくらべ」が最大の見どころです。

    九州

    • 長崎くんち
    • 長崎県長崎市で、10月7日から9日の3日間行われる諏訪神社の祭礼です。
      1634年に長崎奉行の援助を受けて、2人の遊女が諏訪神社の神前に謡曲「小舞」を奉納したことを由来とします。
      現在では、諏訪神社の氏子である長崎市内の各町内から演じ物と呼ばれる踊りが奉納される、異国情緒あふれる絢爛なお祭りとして重要無形文化財に指定されています。

    さすがに秋祭りのシーズンです。各地の神社で例祭が行われますね。
    文化財としても貴重な山車や屋台などが出るお祭りも多いのも秋祭りならではな印象です。

    まとめ

    10月といえば、多くの人が連想するのは、運動会・体育祭ハロウィン読書の秋紅葉など。

    新聞で過去5年に取り上げられた中では、運動会・体育祭が、一番件数が多いという結果でした。

    次いで新米、ハロウィンと続きます。

    ハロウィンは年々盛んになっている印象ですが、新聞に登場する回数も5年前と比べると2.5倍になっている躍進ぶりです。

    10月は秋本番の時期ですが、月の終わりともなると朝晩の冷え込みを感じるようになります。

    過ごしやすい時期は、驚くほど短いのも、ここ最近の特徴です。

    爽やかな秋の気候、大事に楽しみたいですね。

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