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雨水の候が使える時期!意味・読み方・お役立ち文例

雨水(うすい)とは、二十四節気の一つで、2月19 日ごろから3月5日ごろにあたります。

積もっていた雪も溶け出し、空からも雪ではなく雨が降るようになる頃をあらわします。

暦の区分ですので、天候や気温とは関係なく雨水の期間に使う時候の挨拶です。

雨水の候の読み方、意味、使える時期

読み方うすいのこう
意味雨水は二十四節気の一つです。
雨水の候」は、暦の上の春の初めの時候の挨拶です。
雨水の候は、”雪の代わりに雨が降る季節となりましたね”という意味の挨拶です。
使える時期雨水の時期(2月19日ごろから3月4日ごろまで)
2月下旬3月上旬

雨水の候を使った文例

雨水の候のように、”~の候”とつく漢語調の挨拶は、時候の挨拶の中で最もあらたまった丁寧な言葉です。

ビジネス・公的な手紙や、目上の方に出す手紙の場合には、漢語調の時候の挨拶を使うのが慣例です。

では、よく使われる文例をご紹介しましょう。

ビジネスや公的な手紙

  • 拝啓 雨水の候、貴社におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 拝啓 雨水の候、貴社におかれましては、いよいよご繁栄の由、心からお喜び申し上げます。
  • 拝啓 雨水の候、貴社におかれましては、ますますご発展の段、大慶に存じ上げます。

ちょっと一言

貴社は、会社の尊敬語です。
団体や協会に送る場合は、貴社を貴会に変えればそのまま使えます。

目上の方に出すような改まった手紙

  • 拝啓 雨水の候、○○様におかれましてはますますご活躍のことと拝察いたしております。
  • 拝啓 雨水のみぎり、皆様にはいよいよご健勝のことと存じます。
  • 拝啓 雨水の折、ご家族の皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

ちょっと一言

雨水の候」は「雨水のみぎり」「雨水の折」に変えて使うこともできます。

親しい方に出す手紙ならこんな時候の挨拶はいかが

  • 一雨ごとに春めく今日この頃、○○様には、ますますお元気のことと承り、何よりと存じます。
  • 春の雨が氷を溶かすような季節となりましたが、お変わりございませんか。
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「雨水の候」は改まった印象が強いため、親しい方に送る手紙の場合、ご紹介したような柔らかい挨拶に言い換えることもできますので参考になさってください。
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